昨日は急な雷雨に遭った方もいるでしょう。
ああいう荒天の時こそ、
基本どおりの運転を心がけたいものです。
雨の日は、水たまりでラインが見にくいこともあって、
つい近くの路面(または前車のテールランプ)ばかり見がちですから
そうならないように注意してください。
「自分の走るべき道の遠くを見る」が荒天時でも鉄則です。
アクセルは当然、控え気味にしてください。
さすがに路面が乾いている時のようなスピードを出すのは
馬鹿ですけど(でも、世の中にはそういうバカもいるんですよね)、
だからと言って、ずっとノロノロ走れば良いというものでもありません。
また、AT車でクリープだけで進むのもお勧めしません。
荒天時でも、
「加速すべき所、減速すべき所」ってものがあるのです。
そして、最も大事な安全確認。
特に夜の雨では、歩行者が見えにくいのと同時に、
歩行者からもこちら(車)が見えにくいことも
理解しておく必要があるでしょう。
そう考えると、
荒天時向けの特別な運転方法があるわけでなく、
日ごろ教習で言われている事を
より慎重に行う、というぐらいの話なのです。
もっとも、教習というのは、
自動車を安全に操縦する技術を磨くことに他なりませんから、
それも当然と言えば当然なのでしょう。
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