ドライバーにとっての三大“恥ずかしい事”は、
「ガス欠」、「内輪差」、そして、「逆行」です。
試験の採点でも、「逆行大」は、一発中止項目とされています。


MT(マニュアル)車では、
坂道発進でエンストしてしまうことがあります。
初めのうちは、それも仕方が無いでしょう。
練習を積んでいくうちに上達していくものです。

でも、問題は、
エンストしたのに、
なぜサイドブレーキの解除を続けるか、
なぜフットブレーキを踏まないのか、
ということ。
そこが「ドライバーとして恥ずかしい」と申し上げている所以です。
「危ないと思ったら即ブレーキ!」、これが自動車運転の基本なのに。


あるいは、もしかして、
エンストすることを必要以上に怖がっていないでしょうか。
「エンストしないように、しないように。」と恐る恐るクラッチを上げていき、
クラッチがつながる前にサイドブレーキを外してしまう…
そりゃ、確かにエンストしませんが、逆行してしまうのは当然。

ちなみに、試験でだって、「エンスト」は1回目は減点なしですよ。
同じ場所で4回連続エンストすると試験中止になりますが、
それでも「逆行」よりは、全然マシ。
なので、堂々とエンストしてみましょう。
エンストしたら、
その時にはブレーキを掛ければ良いのですし。


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