「空走」って
タクシーが客を乗せずに走ることじゃないですよ(笑)
確かにそれも「空走」と呼びますけど、
ここでは、ブレーキが効き始めるより前に、
ただただ走ってしまうことを言います。

安全運転のためには、
ブレーキングのテクニックも必要には違いないですが、
特に初心者は、そんなことよりも、
空走距離を短くするように心がけてください。


具体的には、危険に遭遇した時に
すぐにブレーキが踏めるよう、常に心の準備をしながら運転することです。

そのためには、
視覚・聴覚・嗅覚を(時には第六感も)フル活用して情報を取り込み(認知)、
安全か危険かを咄嗟に見きわめて(判断)、
「危ない」と感じたら即ブレーキ(動作)、
という習慣づけが重要です。


また、「ポンピングブレーキ」も習慣づけておくと、
ペダルの遊びを足裏で把握しやすくなるので、
これも、空走距離を短くする効果があります。
昨日の記事「靴にも“遊び”がある」 も関連する話です。
参考にご一読いただければ。

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