Pilot-Kの「前見て加速!」 Livedoor版

自動車運転指導「パイロットアカデミー」の代表が運転技能や免許取得に関するアドバイス・感想等を綴っていきます。 教習生も一般ドライバーも必見!

タグ:イライラ


前を走る車が遅いときは、
(仮免許ではお勧めしませんが免許取得後は)
その車を追い越すことを考えましょう。

ところで、追い越ししようと安全を確認して
対向車線にはみ出し始めたところで前方から対向車が来たら、
どう対処しますか?

もちろん対向車の速度と距離にもよるところですが、
基本は、「追い越しを中断する」のが正解と覚えてください。

追い越しは、障害物回避とは違って、
その対象(前の遅い車)も走っているわけですから、
自分が速度を落とすだけで、
容易に元の車線に戻ることができます。

ところが、
こういう場面でのドライバーの心理としては、
「対向車が来る前に追い越しを完了してしまおう。」と思いがちで、
つい、逆に、加速してしまうことが多いようです。
その挙句、最も速度の上がった状態で正面衝突!
でなければ、急ハンドルを取って左側の原付を巻き込む!
といった最悪の事態になるわけです。

一度「追い越そう」と思ったのを中断するのは難しいでしょう。
もしかしたら、追い越す相手がずっとのろのろ走っていたため、
イライラしていたのかも知れないことはお察しします。

でも、そんなのには関係なく、
勇気を持って、危険を回避するための行動をとってください。
“やる勇気”より“やめる勇気”が必要な場面ですね。

文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/


地方では少し事情が異なるかも知れませんが、
都内に限っては、
急いでいる時にタクシーに乗ってはいけません。
自動車での移動は時間が読めないので、
急いでいる時こそ、電車を使うべきです。

しかし、
駅まで距離があるような所では、
つい、タクシーを拾ってしまいたくなりますね。
それも理解できなくないですが、
だったら、「そこから駅まで」を乗りましょう。
それを、目的地まで全部タクシーで行こうとすると、
時間が掛かってしまいますよ。

特に、雨が降っている日とか、風の強い日とか、
タクシーに乗りたくなるときは、
他の人も同じ事を考えているので、必ずと言ってよいほど渋滞します。

でも、それでもタクシーに乗った時には、
決してドライバーを急かさないでくださいね。
「神風タクシー」なんて、もう死語ですけど、
客を乗せているタクシーは、そうでなくても道を急ぎがちです。
また、口に出して「急げ」とは言わないまでも、
乗客のイライラ感はタクシードライバーにも伝染します。

タクシーに乗ったら、
いつ到着するかは天とドライバーに任せて、
ゆったりとくつろいでいてください。
そのぐらいの余裕が無いのなら、
やっぱりタクシーは使うべきではないでしょう。

文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/


交通整理されていない(≒信号機の無い)横断歩道で、
ひっきりなしに横断する人がいて、
こちら(車)がずっと待たされることがあります。


そんな時、
「横断者と横断者の間で行っちゃって良いですか?」などと
尋ねる教習生もいますが、
横断しようとしている人がいる限り、
それを妨害するように横切るのは、許されません。

そう説明すると、
「横断者がずっと途切れなかったらずっと待ってるんですか?」
と食い下がられることもありますが、
「そうです!」とキッパリ答えています。


でも、「横断者が途切れない」なんてことは無いですよ。

駅の近くなら、電車から降りた人の波が通り過ぎたら、
進めるようになることが多いでしょう。
コンサートなど千人規模の群衆が横断しようとしている時は、
大概、警察官が交通整理(ここは「警察官の手信号」の意味です)しているので、
それに従って進めるはずです。


実際、この商売を20年以上やってきて、
横断者が5分も途切れなかったことは
ただの一度もありません。
必ず通過できるタイミングができますから、
イライラせずに待ちましょう。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/



以前(といっても10年くらい前)、
教習生に「のろのろ走らないで」と注意したら、
「追突されちゃいますよね。」と返事をされたことがありました。


いやいや、いくらスピードが遅いと言っても、
それが理由で追突されることはありえないでしょう。
逆に後続車の立場だとして、
前の車がノロノロ走っていると確かにイライラはしますが、
だから追突するという神経は疑わざるを得ません。


その教習生は大学生(女性)でしたが、
おそらく、普段、彼氏にでも車に乗せてもらっている時に、
ドライバーが「遅いと追突されちゃう」を口癖にしているのかも知れません。
いや、まったくの推測(というより妄想)ですけど。


別にノロノロ運転を勧めるつもりはありません。
ノロノロ運転と安全運転とはまったく別物ですから。
でも、
「追突されるから速く走ろう」というのは、
ちょっと違うんじゃないでしょうか。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/




前の車を追い越そうと、
安全を確認して、対向車線にはみ出して、「さぁ加速!」という時に、
前方から対向車が来たとします。
こんな場面に遭遇したら、あなたはどう対処しますか?


もちろん対向車の速度と距離にもよるところですが、
基本は、「追い越しを中断する」のが正解と覚えてください。

追い越しは、障害物回避とは違って、
容易に元の車線に戻ることができます。
というのは、
追い越そうとしていた相手も走っているわけですから、
自分が速度を落とすだけで、
元の車線に自分が戻るスペースができるからです。


ところが、
こういう場面でのドライバーの心理としては、
「対向車が来る前に追い越しを完了してしまおう。」と思いがちで、
つい、逆に、加速してしまうことが多いようです。

…で、一番速度の上がった状態で正面衝突!
あるいは、急ハンドルを取って左側の原付を巻き込む!
という最悪の事態になるわけです。


一度「追い越そう」と思ったのを中断するのは難しいでしょう。
また、もしかしたら、追い越す相手がずっとのろのろ走っていたため、
イライラしていたのかも知れないことはお察しします。

でも、そんなのには関係なく、
勇気を持って、危険を回避するための行動をとってください。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/




MT(マニュアル)車の教習では、
発進時(坂道発進を含む)における半クラッチについて、
「エンジン音が変わるのを聞いて判断しなさい」
と教わっている人が多いのではないでしょうか。

事実このように教えておられる教習所様もあるので書き方が難しいところですが、
お叱りを覚悟で書かせていただくならば、
運転の実践場面では、
「音を聞いて発進」なんて、ナンセンスです。
路上走行でそんな発進をしていたら後続車をイライラさせるばかりですし、
試験では「空ぶかし」で減点されやすいですよ。


教習を始めたばかりの人なら、
エンジン音を聞いて半クラッチを作るのも一つの練習方法でしょう。
でも、その段階は早いうちに卒業してください。


パイロットアカデミーでは、
音を聞くどころか、アクセルを踏まないで発進する練習をしています。
アクセルを踏まずにクラッチをつないでいき、
半クラッチを“足”で感じたら、そこからアクセルを開いていくのです。

この練習では、当然、最初は何度かエンストします。
でも、それで良いのです。
「ここまでクラッチペダルを上げるとエンストするんだな」
というのをつかんでもらうのも、この練習の目的の一つだからです。

練習でいっぱいエンストして、
その代わり、免許(あるいは仮免許)を取って路上に出たら、
スムーズに発進するようになっていてください。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/




連休中は、
いわゆる「サンデードライバー」の運転する車が
円滑な交通の妨げになることが往々にしてあります。

そういう車が前を走っているとイライラしますね。
その気持ちはよく分かりますが、
決して、煽ったりしないでくださいね。

煽ったところで、相手ドライバーの腕が上達するわけでなし、
むしろ、相手が周りの状況を見ないまま急加速してしまったりするのが、
よほど危険ですから。


そういう車の後ろに着いてしまったのは不運でしたが、
イライラせずに、
安全に追い越せるなら追い越しても良いですし、
それが無理なら、諦めて追従しましょう。

初心ドライバーを温かい目で見守ってあげられる、
そんな度量を持ち合わせているドライバーこそ、
「ベテラン」と呼ぶにふさわしいのではないでしょうか。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/




師走も半ばとなり、皆さん急いでいます。
集金やら進物やら挨拶回りやら、
道路も込み合っていて、一層イライラしますね。


中でも、タクシーが無茶な運転をするのに驚かされます。
黄色どころか赤信号でも突っ込んで来るのは当然として、
頻繁な車線変更を繰り返したりして、
危なっかしくて仕方がありません。

それでも、
客を乗せている車なら急いで走るのは理解できるとして、
空車のタクシーが、なぜ急ぐ必要があるのでしょう?


おそらく、こんな理由でしょう。

都心部では事情が違ってきますが、
通勤電車の沿線では、タクシーの多くは、
「駅から客を乗せて賃走し、客を降ろしたらまた駅に戻る」
という走り方をします。
そのため、空車のタクシーは、
できるだけ早く駅に戻って、次の客を乗せたいのです。
だから、客を乗せていようが(乗客の意思に関係なく)、
客を乗せていなかろうが、急いで走る、という次第。


でも、理由はどうであれ、プロのドライバーとして、
安全運転に徹してほしいと思いますね。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/





彼岸に入り、
日が落ちるのが早まりましたね。


ところで、夕暮れ時の運転は、
昼間よりも、また、夜よりも、危ないですよ。

でも、夕暮れ時が昼間より危ないのは普通に理解できるとして、
どうして夜より危ないのか、説明できますか?


それは、
第1には、夜よりも人が多いこと。
特に、子ども。そして、オバさんの自転車。

第2に、急に暗くなるのに目がまだ慣れていないこと。
映画館に入った瞬間に目が見えなくなるのと同じ理屈です。
これは、車のドライバーばかりでなく、歩行者側も同じ。
お互いがお互いに見えづらいのが危ないのです。

第3に、これも車の側にも歩行者の側にも言えることですが、
夕暮れ時は、皆さん、なぜだか急いでいるということ。
それに加えて、皆さん、疲れていること。
みんながイライラしているので、危険なのです。


もちろん夜には夜の危険がありますが、
夕暮れ時は、特に慎重な運転を心がけましょう。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/





地方では少し事情が異なるかも知れませんが、
都内に限っては、
自動車での移動は時間が読めないので、
急いでいる時こそ、電車を使うべきです。

ところが、
駅まで距離があるような所では、
つい、タクシーを拾ってしまいたくなりますね。
それも理解できなくないですが、
だったら、そこから最寄りの駅まで乗りましょう。
それを、目的地まで全部タクシーで行こうとするから、
時間が掛かってしまうのです。

特に、雨が降っている日とか、風の強い日とか、
タクシーに乗りたくなるときは、
他の人も同じ事を考えているので、まず、渋滞しますよ。


でも、そういう時に
ドライバーを急かさないでくださいね。
「神風タクシー」なんて、もう死語ですけど、
客を乗せているタクシーは、そうでなくても道を急ぎがちです。
また、口に出して「急げ」とは言わないまでも、
乗客のイライラ感はタクシードライバーにも伝染します。

タクシーに乗ったら、
いつ到着するかは天とドライバーに任せて、
ゆったりとくつろいでいてください。
そのぐらいの余裕が無いのなら、
やっぱりタクシーは使うべきではないでしょう。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/





横断歩道で、
ひっきりなしに横断する人がいて、
こちら(車)がずっと待たされることがあります。

そんな時、
「横断者と横断者の間で行っちゃって良いですか?」などと
尋ねる教習生もいますが、
横断しようとしている人がいる限り、
それを妨害するように横切るのは、許されません。


そう説明すると、今度は、
「横断者がずっと途切れなかったらずっと待ってるんですか?」
と食い下がられることもありますが、
「そうです!」とキッパリ答えています。


でも、「横断者が途切れない」なんてことは無いですよ。
駅の近くなら、電車から降りた人の波が通り過ぎたら、
進めるようになることが多いでしょう。
コンサートなど千人規模の群衆が横断しようとしている時は、
大概、警察官が交通整理してくれているので、
それに従って進めるはずです。


実際、この商売を20年近くやってきて、
5分も横断者が途切れなかったことは
ただの一度もありません。
イライラせずに、進めるようになるのを待ちましょう。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/





もう数年前の話ですが、
アクセルの踏み込みが弱くて加速できていないことを指摘したところ、
「追突されちゃいますよね。」と返され、
助手席で仰天した事が有りました。

その教習生は大学生(女性)でしたが、
きっと、普段、彼氏にでも車に乗せてもらっている時に、
ドライバーが「遅いと追突されちゃう」を口癖にしているのでしょうね。
いや、まったくの推測(というより妄想)ですけど。


落ち着いて考えてみれば、
スピードが遅いからという理由で追突されることはありえないでしょう。
逆に後続車の立場だとして、
前の車がノロノロ走っていると確かにイライラはしますが、
だから追突するという神経は疑わざるを得ません。


別にノロノロ運転を勧めるつもりはありません。
ノロノロ運転と安全運転とはまったく別物ですから。
でも、
「追突されるから速く走ろう」とは思ってほしくないのです。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/





発進時(坂道発進を含む)における半クラッチについて、
「エンジン音が変わるのを聞いて判断しなさい」
と教わっている人は多いと思います。

しかし、そのやり方は、
試験では「空ぶかし」で減点されやすく、
また、路上走行でそんな発進をしていたら、
後続車をイライラさせるばかりですよ。
運転の実践場面では、
「音を聞いて発進」なんて、ナンセンスです。


事実このように教えておられる教習所様もあるので書き方が難しいのですが、
お叱りを覚悟で書かせていただくならば、
教習を始めたばかりの人なら、
そういう方法で半クラッチを作る練習をするのも良いでしょう。
でも、その段階は早いうちに卒業してください。


パイロットアカデミーでは、
音を聞くどころか、アクセルを踏まないで発進する練習をしています。
アクセルを踏まずにクラッチをつないでいき、
 半クラッチを“足”で感じたら、
そこからアクセルを開いていくのです。


この練習では、当然、最初は何度かエンストします。
でも、それで良いと小生は考えます。
「ここまでクラッチペダルを上げるとエンストするんだな」
というのをつかんでもらうのも、この練習の目的の一つだからです。


練習でいっぱいエンストして、
その代わり、免許(あるいは仮免許)を取って路上に出たら、
スムーズに発進するようになっていてください。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/


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