Pilot-Kの「前見て加速!」 Livedoor版

自動車運転指導「パイロットアカデミー」の代表が運転技能や免許取得に関するアドバイス・感想等を綴っていきます。 教習生も一般ドライバーも必見!

タグ:リラックス


受験日が決まっている場合、
それに向けて教習日程を組むのは、まあ当然と言えるでしょう。

ただ、最後の技能教習を受験前日に入れるのは、
(実際そうする人も多いのですが)あまりお勧めしません。
できれば、
その1日前(受験の前々日)に教習を終わらせるのが理想です。

前日に練習を入れるのは、きっと、
練習の感覚を忘れないまま受験に臨みたいのだろうと推測されますが、
それが1日早まったぐらいで、そんなに忘れるものではありません。
むしろ、受験前日は、
心身をリラックスさせておくことを考えたほうが良いでしょう。

それから、あまり言いたくないのですが、
“最後の技能教習”のつもりで練習しているうちに、
自分の弱点が見えてきてしまうことが、実は、よくあります。
それで結局、練習不足感を抱えたまま受験することになってしまい、
「あと1回練習しておけば良かった」と後悔する人もいます。

なので、
それしかスケジュールが組めないなら仕方ないですが、
「試験前日」と「試験前々日」のどちらも教習可能なのだとしたら、
ぜひ「前々日」に練習するのをお勧めします。

文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/


AT(オートマ)車は、運転中、左足を使いません。
でも、その左足であぐらをかいたりしないでくださいね。
その理由は、
行儀が悪いとかではなく(それもありますけど)、
思わぬ危険を孕んでいるからです。


まず、ブレーキが必要な時に、しっかり踏み込めないこと。
もちろん、ブレーキペダルを踏むのは右足なのですが、
左足で突っ張らないと、力が入りにくいはずです。

それから、左足の靴はどこにあるのでしょうか?
あぐらをかくということは靴を脱いでいるはずですが、
もし、それがペダルの下に入り込んだら、
ペダルが踏めなくなるかも知れません。

それと、何より、
緊張感が途切れることが一番の問題でしょう。
そもそも、あぐら運転するのは、
「リラックスしよう」という気持ちの表れなのですし。

車の運転には、常にある程度の緊張感が必要です。
左足をラクさせたい気持ちも分からないではないですが、
リラックスしすぎるのも危険なので、注意しましょう。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/



教習生にリラックスしてもらうため、
路上教習中に雑談を交えながら走ることがあります。

でも、教習中の雑談って、結構難しいのですよ。
「所内教習では無理だとしても路上教習なら雑談の時間が取れる」
と思う人が多いかも知れませんが、そうでもありません。


所内教習では、
例えば「左折」なら、左折についてだけ説明すればよいところ、
路上教習では、
「左折」の説明だけでなく、
同時に、
「信号を見ること、守ること」や、
「他の交通に合わせること、妨害しないこと」や、
「曲がった先の道路状況を把握すること」 etc.etc...
たくさんの注意ポイントがあります。

まっすぐ走っている時ですら、
「たまにメーターを見ること、スピードに気をつけること」や、
「自転車・歩行者の動きに気を配ること」や、
「次の信号を見ておくこと」や、
「ルームミラーで後続車の状況をみておくこと」や、
「左右のサイドミラーで自分の走行位置を確認しておくこと」や、
「路地からの歩行者飛び出しに注意すること」 etc.etc...
注意ポイントは書ききれません。


なので、本来、路上教習は説明事項が多く、
雑談など、挟んでいる時間すら惜しいのです。

また、教習生としても(その人のキャラクターにもよりますが)
運転に集中できなくなるので、
指導員の雑談が“邪魔”になることもあるんじゃないかと思います。


冒頭に「雑談を交えながら走ることがあります」とは書きましたが、
パイロットアカデミーの教習では、
雑談はほとんど無いと思っていてください。
まあ、
「雨が降りそうですね」(これだって運転に影響ある話題と言えます)
くらいのおしゃべりはしますけど。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/




受験が近づいて教習日程を組むに当たり、
最後の技能教習を、受験前日に入れようとする人が多いですね。
おそらく、前日に練習した感覚を忘れないまま受験に臨めるから、
という気持ちからだろうと思います。

が、できれば、
その前に(試験前々日までに)教習を入れた方が良いですよ。

理由はいくつかあって…

まず、午前の試験は8時30分に集合するよう指示されますが、
その前夜(パイロットアカデミーの夜間教習は夜10時近くまで実施)に教習を受けると、
充分な休息が摂れないまま、翌朝試験場へ出かけることになります。
やっぱり受験前夜は、心身をリラックスさせておくのが望ましいでしょう。

また、「練習した感覚を忘れない」というのは、
1週間も前だと少し微妙になってきますが、
「前日」と「前々日」とでは、それほど違いはありません。
そんなことよりも、
最後の技能教習までにブランクが空いてしまうのだとしたら、
その間に感覚を忘れてしまいそうなことの方が心配です。

それから、あまり言いたくないのですが、
“最後の技能教習”のつもりで練習しているうちに、
自分の弱点が見えてきてしまうことが、実は、よくあります。
それで結局、練習不足感を抱えたまま受験することになってしまい、
「あと1回練習しておけば良かった」と後悔する人もいます。


なので、試験前日しかご都合が合わないなら仕方が無いですが、
「試験前日」と「試験前々日」とのどちらも教習可能なら、
ぜひ「試験前々日」に練習するのをお勧めします。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/





ここのところ急に暑くなってきたせいか、
季節に関係なくそうなのかは分かりませんが、
左足を立て膝にしていたり、あぐらをかいたりしているドライバーを見掛けます。

もちろん、AT(オートマ)車なら、
運転には左足は使いませんから、
そうしておいた方がラクなのかも知れません。

しかし、立て膝やあぐらは、
行儀が悪いだけでなく、思わぬ危険の要因となりうるので、
やめましょう。


まず、ブレーキが必要な時、
ブレーキペダルを踏むのは右足なのですが、
左足で突っ張らないと、力が入りにくいはずです。

それから、左の靴を脱いでいるはずですが、
もし、それがペダルの下に入り込んだら、
ペダルが踏めなくなるという危険性もあります。

それと、何より、
緊張感が途切れることが一番の問題でしょう。
そもそも、立て膝やあぐらは、
「リラックスしよう」という気持ちの表れなのですし。

車の運転には、
常にある程度の緊張感が必要です。
左足をラクさせたい気持ちも分からないではないですが、
リラックスしすぎるのも危険なので、注意しましょう。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/




「路上教習は所内教習よりも教えることが少ない」
と言う指導員がいます。

教習生がリラックスして運転できるよう、
路上教習中に雑談を交えながら、
その“方便”として使っているなら良いのですが、
指導員自身が本気でそう思っているとしたら、
それは“認識違い”と言わざるを得ません。


確かに、所内教習では、
例えば「今日は左折を練習しましょう」と言って、
左折における注意事項を説明しますが、
路上教習では、
特段のテーマは決めずに練習することが多くなります。

でも、説明するべき事が少なくなるわけではありません。


「左折」一つ取っても、
所内教習で練習した「左折」に加え、
「信号を見ること、守ること」や、
「他の交通に合わせること、妨害しないこと」や、
「曲がった先の道路状況を把握すること」 etc.etc...
たくさんの注意ポイントがあるはずです。

まっすぐ走っている時ですら、
「たまにメーターを見ること、スピードに気をつけること」や、
「自転車・歩行者の動きに気を配ること」や、
「次の信号を見ておくこと」や、
「ルームミラーで後続車の状況をみておくこと」や、
「左右のサイドミラーで自分の走行位置を確認しておくこと」や、
「路地からの歩行者飛び出しに注意すること」 etc.etc...
注意ポイントは書ききれません。


なので、本来、路上教習は説明事項が多く、
それこそ“雑談”など、挟んでいる時間すら惜しいはずです。

冒頭のような発言をする指導員は、
やっぱり信用できないですね。
(あ、また余計なことを…)


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/



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