まず原則の話。
運転中に危険を感じたら、
ブレーキを躊躇するべきではありません。
間違っても、
いきなり(確認なしで)ハンドルを切ったりしないでください。
「危ない!」と感じたら即「ブレーキ!」が鉄則です。
ところが、
路面が凍結している場合に限っては、
必ずしもこれが適当とは言い切れません。
不用意にブレーキを掛けると、
タイヤが滑ることがあるからです。
そんな時は、
まずアクセルを緩めて速度を落とし、
タイヤがロックしないように
慎重にブレーキを踏んでください。
しかし、
この「『危険、即ブレーキ』が適切か否か」を
危険が発生した時点で判断していては、
緊急事態に間に合わなくなることも起こりえます。
ですから、
今朝の東京地方のように所々が凍結している時は、
変わりつつある路面状況を見て、
「ここで咄嗟のブレーキが掛けられるか否か」を
常に考えながら走りましょう。
ある意味、雪道の走行より神経を遣うかも知れません。
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