Pilot-Kの「前見て加速!」 Livedoor版

自動車運転指導「パイロットアカデミー」の代表が運転技能や免許取得に関するアドバイス・感想等を綴っていきます。 教習生も一般ドライバーも必見!

タグ:坂の頂上


仮免技能試験は、試験場内のコースで行われるので、
上った坂は、必ず下ります。

特にMT(マニュアル)車では
「坂道発進」が合否を分ける“天王山”とも言えるため、
上り坂で停止して発進するまでは気を張っている人が多いと思います。
しかし、
坂道発進がうまくできたからと言って油断しないでください。
発進したらすぐに「坂の頂上」が近づくからです。

坂の頂上は、言ってみれば「縦方向のブラインドカーブ」。
向こう側が見えないので、非常に危険な場所です。
坂の頂上で道が(左右方向に)曲がっているかも知れませんし、
交差点があるかも知れないのです。

事実、東京の府中試験場では、
築山のような坂道の頂上が十字路になっていて、
昔(20年ほど前)は、大型二種(バス)の試験コースと
そこで交差するように設計されていました。
坂を上った所でバスに出くわすと、
こちら側が優先であってもドキッとしますよね。
今はそんなコース設計はありませんが、
実際に路上でそういう事態に遭遇する可能性もありますので、
それを想定して練習しておくべきでしょう。

当面の課題(坂道発進)に成功しても油断せず、
自分の進むべき道(車線)をしっかり見据えて進んでください。

文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/


路上を走っていると、
直進の対向車が見えにくい交差点を通るのも珍しくありません。
そんな交差点で右折する時には気を付けましょう。


例えば、ちょうど坂の勾配が変わる所にある交差点。
坂の頂上にある交差点がその典型ですが、
相手(直進対向車)が坂を登ってくるのが見えにくかったりします。
ということは、
相手からもこちら(右折車)が見えていないかも知れないので、
お互いに注意しないといけません。


また、道が直交していない交差点も要注意です。
ずれていたり、あるいは斜めに交差していたりすると、
相手は直進のつもりで(事実直進なんですが)進んで来るのに、
こちらがそれを「直進」と認識しにくくなります。


それから、交差点の設計上、
右折ガイドに沿ってハンドルを切ると、
左前のピラーが直進車(特に二輪車)を隠してしまう所もあります。
二輪車に関しては、
右折対向車の陰に隠れて見えないということもよくあります。


ここに挙げたような所では、
たとえ直進車が来ていなかったとしても、
漫然と右折してしまうのでなく、
「もし直進車がいたなら…」と意識しながら曲がるようにしましょう。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/



片側1車線ずつの道路で交差点を右折しようとする時、
直進の対向車が来ていたら、右折できないのは、分かりますね。
では、
対向車も右折しようとしていたら、どうでしょうか。


右折車同士が向き合って停まっていても埒があきませんから、
お互いに対向車の後ろに直進車が来ていないのを確認して、
それぞれ右折を始めて構いません。


しかし、この時に見落としがちなのが、二輪車です。
「直進車」と上述しましたが、
バイクだって“車”ですから、
直進しようとしているなら、そちらが優先です。
もっとも“車”でなくて“人”であっても、そちらが優先なんですけどね。
(右折車は交差点では最も立場が弱いのです。)


そして、これがまた、
坂の頂上にある交差点では、本当に見落としやすいですよ。
相手(直進二輪車)がこちらから見えない位置を走って来るのに加え、
こちらも空を見上げるように走ってしまうからでしょう。

相手から見れば、こちらが交差点に入るのが見えず、
また、相手も空を見上げてしまっていることも、まま起こりえます。


ですから、右折車同士が向かい合ったときには、
その陰に直進のバイクが「いるものだ」と思って、
しっかり確認してから右折を始めてください。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/



仮免技能試験は、試験場内のコースで行われるので、
上った坂は、必ず下ります。

特にMT(マニュアル)車では
「坂道発進」が合否を分ける“天王山”とも言えるため、
上り坂で停止して発進するまでは気を張っている人が多いですが、
発進した直後には「坂の頂上」があることもお忘れなく。


坂の頂上は、言ってみれば「縦方向のカーブ」。
向こう側が見えないので、非常に危険な場所です。
坂の頂上で道が(左右方向に)曲がっているかも知れませんし、
交差点があるかも知れないのです。

事実、東京の府中試験場では、
築山のような坂道の頂上が十字路になっていて、
15年ほど前は、大型二種(バス)の試験コースと
そこで交差するように設計されていました。
坂を上った所でバスに出くわすと、
こちら側が優先であってもドキッとしますよね。
今はそんなコース設計はありませんが、
実際に路上でそういう事態に遭遇しないとも限りませんから、
そのつもりで練習しておくべきでしょう。


坂道発進に成功しても油断せず、
自分の進むべき道(車線)をしっかり見据えて進んでください。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/




右折しようとしているとき、
直進の対向車を見落としやすい交差点があります。
二輪車等が対向車の陰に隠れて見えないというのもありますが、
そういうのでなく、
交差点の設計上、危ない所もあるのです。


まず、道が直交していない交差点ですね。
ずれていても、あるいは斜めであっても、
向こうは直進のつもりで(事実直進なんですが)進んで来るのに、
こちらがそれを直進と認識しにくいのです。


それから、坂の上にある交差点。
坂の頂上とは限らず、
こちらが坂を登って交差点に進入する場合や
逆に向こうが坂を登って来る場合も、
相手が見にくくなります。


さらには、右折ガイドに沿ってハンドルを切ると、
左前のピラーが直進車を隠してしまうようになる交差点。
特に相手が二輪車だと、そういうことが起きやすいです。


ここに挙げたような交差点は、路上では決して珍しくありませんし、
1回の路上教習で少なくとも1度は、こういう所を通るはずです。
こういう交差点では、たとえ直進車が来ていなかったとしても、
漫然と右折してしまうのでなく、
「もし直進車がいたなら…」と意識しながら曲がってみましょう。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/




交差点で右折しようとしている時、
対向車が直進ならば当然こちらは進めませんが、
対向車も右折しようとした場合には、
その後ろに直進車が来ていないのが分かりしだい、
こちらも右折を始めて良いです。


しかし、この時に見落としがちなのが、二輪車です。
「直進車」と表現しましたが、
バイクだって“車”ですから、
直進しようとしているなら、そちらが優先です。
もっとも“車”でなくて“人”であっても、そちらが優先なんですけど。
(右折車は交差点では最も立場が弱いのです。)


これがまた、
坂の頂上にある交差点では、本当に見落としますね。
相手(直進二輪車)がこちらから見えない位置を走って来るのに加え、
こちらも空を見上げるように走ってしまうからでしょう。
相手から見れば、こちらが交差点に入るのが見えず、
また、相手も空を見上げてしまっていることも、まま起こりえます。
お互い様で。


ですから、右折車同士が向かい合ったときには、
その陰に直進のバイクがいるものと思って、
しっかり確認してから右折を始めてください。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/



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