Pilot-Kの「前見て加速!」 Livedoor版

自動車運転指導「パイロットアカデミー」の代表が運転技能や免許取得に関するアドバイス・感想等を綴っていきます。 教習生も一般ドライバーも必見!

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仮免技能試験(場内コース)では、
「坂道通過」および「坂道発進」の課題は、
見るからに“坂”の所を通ります。
親切に「坂道発進」と言ってくれる試験官もいます。

しかし、路上教習や路上試験では、
隣で「坂道です」などと言ってくれるはずもなく、
そこが坂道かどうかはドライバー自身が見極めてください。

そして、坂道であったなら、
アクセルを調節したり、必要によりブレーキを踏んだり、
また、停止したら「坂道発進」したり、
自分で判断して車を操作しなければなりません。

ですから、
自分が走っている場所や停まった場所が坂道かどうかは、
常に意識しながら走りましょう。
と言うより、
しっかり景色を見ていれば、気づくはずです。
気づかないのは、“漫然運転”と言わざるを得ません。

MT(マニュアル)車で受験する場合はもちろんですが、
AT(オートマ)車でも勾配がきつい坂では逆行してしまうことがありますから、
油断せずに、坂道であることにあなた自身が気付いてください。

文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/


本免の技能試験では、
路上コースを走った後で点数の残っている受験生だけ、
場内課題(「方向変換」・「縦列駐車」のどちらか)を行います。

この場内課題を始める時に、
試験官が「切り返しは3回までやって大丈夫ですよ」
と言ってくれることがあるそうです。

しかし、この言葉は、鵜呑みにしない方が良いでしょう。
というのは、
「同じ所で切り返しを4回やると試験中止」ですから、
かの試験官は、ただそれの裏返しで
「3回までなら大丈夫」と言っただけかも知れないからです。

ご存じのかたも多いと思いますが、
「切り返し」は、
1回やっただけでは減点されませんが、
2回め以降は減点されていきます。
なので、路上コースで減点されていると、それと通算されて、
3回以内であっても、不合格になる可能性はあるのですよ。

試験官がそこまで考えたうえで、
「切り返し3回までOK」とアドバイスしてくれたのだとしたら、
それは、すなわち、
「あなたは路上での減点が少なかった」と教えてくれたわけですから、
その言葉は信用できるでしょう。

その場に居合わせておりませんので、
どういう意図で発した言葉なのか、その真意は汲み取りきれませんが、
必ずしも「3回までは大丈夫」とは限らないので、気を付けてください。

文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/

仮免許の技能試験は、場内コースで行われます。
まあ、これは常識というか、当然のことでしょう。

さて、その場内試験において、
どれだけスピードを出してよいか、ご存じでしょうか。
もちろん制限速度の標識が無い所での話です。

実は、
制限速度はありません。

え? 青天井で出して良いってことですか?
いや、違います。

制限速度の標識が無ければ(高速道路以外では)、
すべて、法定速度(=時速60キロ)まで出して良いのでしたね。
無論、60キロきっかりを出さなければいけないわけではありませんが、
しっかり加速する必要があるということです。

東京の鮫洲試験場のコースは
狭くて、なかなかスピードを出せませんが、
だからと言ってノロノロ走っていると、
「加速不充分」で大きな減点を食らってしまいますよ。
そんな、もたついて交通の流れを乱すおそれのある人には、
路上を走らせるわけにはいかない、という話です。

ですので、
発進後や右左折直後には、アクセルを強めに踏んで、
早い段階でスピードを上げていってください。

文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/


仮免技能試験(場内試験)であれ本免技能試験(路上試験)であれ、
試験官から「このカーブのすぐ先を右(または左)」と指示されることがあります。
この場合、
右左折の合図(ウインカー)は、カーブの手前で出してください。
カーブに入ってから出すと、後続車に見えないことがあるので、
合図の意味を成さないからです。

そして、MT(マニュアル)車では、
必要ならシフトダウン(減速チェンジ)も、
カーブの手前で済ませておきましょう。

場内コースにおいて、
カーブは、セカンド(2速)かサード(3速)か、
その時の車速に応じて選択します。
一方、その先の右左折は徐行で、すなわちセカンドで曲がりますから、
それを考えれば、
右左折する直前のカーブは
スピードを落としてセカンドで曲がっておくと、
その後の右左折がラクになりますよ。

右左折する直前のカーブをサードで曲がると、
ギアチェンジのタイミングを計りかねがちです。
そうなると、
安全確認や左寄せがおろそかになって、
余計な減点を食らう可能性もあります。
試験官もそれが分かっているから早めに案内してくれているのです。

もっとも、
カーブをサードで曲がってはいけないというきまりもありませんから、
もしカーブ手前でセカンドにしそこねたら、
慌てずに、ハンドルを固定している時(必ずしもカーブを出た後とは限りません)に
シフトダウンしてください。

文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/


AT車の変速は、
速度が増すに連れて高いギアに入る仕組みになっていますから、
「D(ドライブ)」のままで勾配の急な坂を下ると、
どんどんどんどん加速していってしまいます。
それを防ぐために、
「2」や「1(またはL)」や「B(プリウス等の場合)」が設定されているのでした。


逆に言えば、
それほどの急勾配でなければ、
「D」のままで下っても、何ら問題は無いのですよ。

特に東京の府中試験場の坂道コースは、
大きなS字カーブを描いていて、勾配は緩やかに造られています。
むしろ、シフト操作に気を取られて前を見ていなかったり、
坂を下り終えた後に「D」に戻し忘れてしまったり、
という心配もありますので、
余計なシフト操作はしないのを、一応お勧めしておきます。

もちろん、「2」や「B」を使って下っても構いません。
それが本来の正しい操作なのですし。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/



仮免技能試験(場内コース)では、
「坂道通過」および「坂道発進」の課題は、
見るからに“坂”の所を通ります。


しかし、仮免許を取得して路上を走るようになると、
ちょっと事情が変わってきます。

路上で坂道かどうかは、
ドライバー自身が見極めなければなりません。
そして、坂道であったなら、
アクセルを調節したり、必要によりブレーキを踏んだり、
また、停止したら「坂道発進」したり、
自分で判断して車を操作しなければなりません。
試験官が
「はい、坂道発進。」などと言ってくれるわけもありませんし。


ですから、
自分が走っている場所や停まった場所が坂道かどうかは、
常に意識して走ってください。
と言うより、
しっかり景色を見ていれば、気づくはずです。
気づかないのは、“漫然運転”と言わざるを得ません。

MT(マニュアル)車で受験する場合はもちろんですが、
AT(オートマ)車でも勾配がきつい坂では逆行してしまうことがありますから、
油断せずに、坂道であることに気が付いてください。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/





路上では、所内で走るのと比べて、
一般にスピードが高くなります。
そのため、
特に初めて路上を走る人には、
「ブレーキが利きにくい」と感じられることが多いようです。


でも、ブレーキが利きにくくなるのは、
スピードだけの問題ではなく、
“重さ”も、理由の一つだったりします。

というのは、
仮免技能試験(場内試験)では、
後部座席には次の受験生1人が乗るだけですが、
本免技能試験(路上試験)では、
後部座席に2人または3人、乗ります。
その重くなった分、
ブレーキが利きにくくなるわけです。


ですから、路上では、
少し早めに、かつ、少し強めに、ブレーキを掛けるようにしましょう。
ポンピングブレーキを上手に使うと、
その辺りの加減がうまくつかめると思いますよ。


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仮免許技能試験など(「など」と書いた理由は後述)
場内で行われる試験では、
後ろの席で、次の受験生が
前の受験生の運転を見ています。

逆に言うと、受験者は、
自分の受験順の一つ前に乗車し、
前の受験生の運転を見ることになります。
そして、普通は、
自分の試験が終われば、
結果がどうであれ待合室に戻れます。


ところが、最後から2番目の受験生だけは、
自分が終わっても、下車できません。
というのは、
次の(最後の)受験生の試行を見なければいけないからです。
自分の順番が終わったら早くのんびりしたいでしょうが、
試験が正しく行われているかどうか
(極端な例を挙げれば「試験官を買収していたりしないか」とか)の
第三者チェックですから、協力してあげてください。


ところで、まれに、
自分が受けた試験とは異なる種目の受験者に同乗することがあります。
例えば、仮免許の受験生は自分が最後であって、
次の受験生が「外国免許の切替え審査」だったりすることもあるのです。
それでも、第三者チェックとしての機能は果たせますので、
面食らわずに、むしろ良い経験だと思って、のんびり見ていましょう。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/





本免の技能試験では、
路上コースを走った後で点数の残っている受験生だけ、
場内課題(「方向変換」・「縦列駐車」のどちらか)を行います。

この場内課題を始める時に、
試験官が「切り返しは3回までやって大丈夫ですよ」
と言ってくれることがあるそうです。


しかし、この言葉は、鵜呑みにしない方が良いでしょう。
というのは、
「同じ所で切り返しを4回やると試験中止」ですから、
かの試験官は、ただそれの裏返しで
「3回までなら大丈夫」と言っただけかも知れないからです。

ご存じのかたも多いと思いますが、
「切り返し」は、
1回やっただけでは減点されませんが、
2回め以降は減点されていきます。
なので、路上コースで減点されていると、それと通算されて、
3回以内であっても、不合格になる可能性はあるのですよ。


もし試験官がそこまで考えたうえで、
「切り返し3回までOK」とアドバイスしてくれたのだとしたら、
それは、すなわち、
「あなたは路上での減点が少なかった」と教えてくれたわけですから、
その言葉は信用できるでしょう。


その場に居合わせておりませんので、
どういう意図で発した言葉なのか、その真意は汲み取りきれませんが、
額面通りには受け取らないでおくのが無難でしょうね。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/



仮免許の技能試験は、
場内コースで行われます。
「路上練習させて大丈夫か?」を問われる試験なのだから、
まあ、当然と言えば当然ですわな。

さて、その場内試験においては、
“制限速度”がどうなっているかご存じでしょうか。
もちろん標識の無い所で、
何キロまで出して良いのか、ということです。


実は、
制限速度はありません。

え? 青天井で出して良いってことですか?
いや、違います。

制限速度の標識が無ければ(高速道路以外では)、
すべて、法定速度(=時速60キロ)まで出して良いのでしたね。
無論、60キロきっかりを出さなければいけないわけではありませんが、
しっかり加速する必要があるということです。


新しくなった鮫洲試験場のコースは狭くて
なかなかスピードを出せないですが、
だからと言ってノロノロ走っていると、
「加速不充分」で大きな減点を食らってしまいますよ。
そんな、もたついて交通の流れを乱すおそれのある人には、
路上を走らせるわけにはいかない、という話です。

ですので、
発進後や右左折直後には、アクセルを強めに踏んで、
早い段階でスピードを上げていってください。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/





東京の府中試験場の坂道コースは、
大きなS字カーブを描いているため、
勾配は緩やかに造られています。
なので、AT車でこの坂を下る際に、
「2」や「B(プリウスの場合)」を使う必要はありません。


そもそもAT車の変速は、
速度が増すに連れて高いギアに入る仕組みになっていますから、
「D(ドライブ)」のままで坂を下ると、
どんどんどんどん加速していってしまいます。
それを防ぐために、
「2」や「1(またはL)」や「B」が設定されているのでした。

ですから、それほどの急勾配でなければ、
「D」のままで下っても、何ら問題は無いのですよ。

むしろ、シフト操作に気を取られて前を見ていなかったり、
坂を下り終えた後に「D」に戻し忘れてしまったり、
という心配もありますので、
余計なシフト操作はしないのを、一応お勧めしておきます。


もちろん、「2」や「B」を使って下っても構いません。
それが本来の正しい操作なのですし。


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他の試験場でも通用するのか不明ですが、
少なくとも東京の府中試験場では、
普通仮免許の技能試験でコース内の坂道を下る際に、
AT車のギアを「2」にする必要はありません。


そもそもAT車の変速は、
速度が増すに連れて高いギアに入る仕組みになっていますから、
「D(ドライブ)」のままで坂を下ると、
どんどんどんどん加速していってしまうのです。
そのため、勾配の急な下り坂では、
自動的にギアが上がっていかないように、
「2」・「1(またはL)」のレンジを使ってください。


しかし、府中試験場では、
場内の坂道は緩やかなカーブを描いているため、
それほどの急勾配ではありません。
ですから、「D」のままでも、
ドライバーの意図しない加速をすることはありません。

むしろ、
「2」に変えることに気を取られて前を見ていなかったり、
坂を下り終えた後に「D」に戻し忘れてしまったり、
という心配もありますので、
余計なシフト操作はしないのを、一応お勧めしておきます。

もちろん、「2」で下っても構いませんよ。
と言うより、それが本来の正しい操作なのですけどね。


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信号について、
「青=進め、黄=注意、赤=止まれ」
と覚えている人は多いですね。

しかし、このうち正しいのは「赤=止まれ」だけです。

青色の灯火は、
「進め」ではなく「進むことができる」ですし、
黄色の灯火は、
「止まれ。ただし、安全に止まれない場合は、そのまま進むことができる」ですよ。
「注意して進め」ではなく、
ましてや「加速して進め」でもありません。


意外にも(いや、意外じゃないかも?)、
二種免許取得希望者や、免許失効で仮免許を交付された人に、
こういう誤解が目立ちますので、注意してください。


「他の交通に注意して進むことができる」は、
「黄色の点滅信号」でしたね。
これと混同しないように気を付けましょう。


特に、場内試験(仮免だけでなく本免にも二種免にも場内課題があります)では、
そんなにスピードを出していないこともあって、
信号が黄色に変わった時に、
「安全に止まれない」というケースは滅多にありません。
黄色の信号は「止まれ」で覚えておいてください。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/





仮免技能試験(場内)で、坂道発進の後、坂の頂上で空(そら)を見てしまい、
下り坂での自分の車線が把握できていないことがよくあります。


どういうことかと言うと、
上り坂でドライバーが空を見上げる姿勢になるのは想像できると思いますが、
その姿勢のまま頂上に着くと、平らな場所でも“道”に目が向かないのです。

ですから、
登っている時から、自分の走るべき車線を意識して走りましょう。


一方、下りは下りで、足元(路面)ばかり見てしまうことが有りますから、
今度は少し上を向いて、視野を広く取るように心がけましょう。
そして、MT車もAT車も、
ポンピングブレーキを使って、ゆっくり下って行ってください。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/



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