右ハンドルの車は、右側に運転席がありますから、
右のドアを開けて乗り込んでください。
これは、試験の時も同じです。


それにしても、
なぜ、こんな当然の事を今さら書いているのかって?


某社から出版されている教本に、
「交通量の多いところでは、左側から乗る」と、
書いてあるからです。

確かに、車がひっきりなしに走っている車道側に出るよりも、
歩道側から助手席のドアを開けて乗り降りするのが、
危なくないですし、他の車を妨害するリスクも少ないので、
そうするのがお勧めではあります。
しかし、「左側から乗る」と、
必ずそうしなければならないかのような書き方ってどうなんでしょう。

交通量が多い道でも、
車が途切れないことはまず無いです。
右側に回り込んで車に乗り込むタイミングはあるはずです。
それこそ、路上試験のような場面では、
試験官に一旦降りてもらって助手席から乗り込むなんて、
できませんし。


というわけで、
わざわざ「右のドアを開けて乗り込む」という話を書いた次第です。


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