路上教習や路上試験では、
「ブレーキが利きにくい」と感じる人が多いようです。
路上では、所内で走るのと比べて一般にスピードが高くなるので、
それでブレーキが利きにくくなるのは容易に想像できますが、
他にも理由があります。
実は、車の重さも、
ブレーキを利きにくくさせていたりするのですよ。
教習(少なくともパイロットアカデミーの教習)では
乗車するのは教習生と指導員の2人だけですが、
試験では、
仮免技能試験(=場内試験)でも、本免技能試験(=路上試験)でも、
後部座席に他の受験生を乗せることがあります。
その重くなった分、ブレーキが利きにくくなるわけです。
ですから、路上では、
少し早めに、かつ、少し強めに、ブレーキを掛けるようにしましょう。
ポンピングブレーキを上手に使うと、
その辺りの加減がうまくつかめると思います。
文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/