Pilot-Kの「前見て加速!」 Livedoor版

自動車運転指導「パイロットアカデミー」の代表が運転技能や免許取得に関するアドバイス・感想等を綴っていきます。 教習生も一般ドライバーも必見!

タグ:快適


前の車を追走していて、
後続のこちらが疲れてしまう車ってありますよね。
逆に、追走していてラクな車もありますね。

これは何が違うのでしょうか?


ウインカーを出すタイミングが適切か否かというのも
理由の一つですが、
それ以上に、
加速すべき場面と減速すべき場面とを弁えているかどうか、
というのが大きいと思います。


通常、前の車に続いて走る時は、
先行車が加速したらそれに合わせてこちらもアクセルを踏み、
先行車が減速したらそれに合わせてこちらもブレーキを踏みます。
これが、
状況を適切に判断できていない車の後ろでは、
先行車に合わせて加速してみたら実は危険だったとか、
先行車に合わせて減速してみたら実は安全だったとか、ということになって、
自分で状況を判断して対処しなければならなくなるため、
疲れてしまうのです。


結局、ウインカーにしても、状況に応じた加減速にしても、
免許を取る際には教わっているはずのことなんですよね。
皆さん、基本通りに運転してくれてると、
後続車も快適なんですよね。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/



昨日に引き続き、「二種免許」に関する話題です。
今日は、二種免許の技能試験で何が問われるのかについて説明します。


二種免許は、
大型・中型・普通・大特・けん引(後ろ2つは限定的ですが)のいずれも、
「人を運んで運賃をいただく」ための免許です。
運ぶ対象が“物”ではなくて“人”であることがポイントと言えるでしょう。

ですから、試験では、
乗客(試験官)が快適に乗っていられることが求められます。


では「快適」とはどういうことかというと…

1.車両の確実な操作
   二種免許の試験には鋭角コースを曲がる課題があります。
   また、車庫入れで後ろの壁まで近づける技能も問われます。

2.スムーズな運転
   目的地に早く着くために、合理的な経路を選択したり、
   交通の流れに乗った運転が求められます。
   もちろん、スピード違反をして良いという話ではありません。

3.乗り心地
   俗に、「一升瓶が倒れないような運転」などと言われます。
   発進・停車・カーブなどでも乗客がくつろいでいられるように運転します。

つまりは、「プロらしい運転」と言って良いでしょう。

車の基本的操作と交通法規が分かってさえいれば取得できる一種免許とは
随分違いますよね。


でも、上に列挙したようなことは、
車を運転するうえで常に心がけたいことです。
ご自身の職業に直結するか否かはともかく、
運転技能を磨く目標として、
二種免許を目指してみるというのも、面白いんじゃないでしょうか。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/




さあ「10連休」ですね。
高速道路を使って遠出する人も多いようです。
(パイロットアカデミーは年中無休ですけど…)


ところで、
高速道路はなぜ快適に走れるのでしょうか?


信号が無いから?

それもありますが、
「信号が無い」ことを含め「交通の流れが一定だから」というのが
模範解答でしょう。

また、歩行者や自転車がいないので、安心して走れます。
二輪車はいますが、それで1台の車だと思ってください。
この「1台の車だと思う」というのが大事なポイントです。

そして、みんな同じ方へ向かっていること。
停まったり右左折したり、というのは、通常は無いですし。

ただ、速度は違いますでしょうか。
急いでいる車は車線変更が多くなりますが、
それも予想できる動きなので、さほどストレスにはなりません。

それと、路面や案内標示が整備されていることも
高速道路が快適に走れる理由の一つでしょう。


ですから、
渋滞して下道を走ったのと同じくらいの時間が掛かるとしても、
高速料金を払ってでも高速道路を走りたいという人はいますね。
(“新幹線”よりも“鈍行”が好きな小生にはありえない話ですが…)


しかし、上に挙げた“快適さ”に共通するのは、
すべて「刺激が無い」ということに、お気づきでしょうか。

それが徒となり、高速道路は単調すぎて、
運転していて眠くなってくることがあります。
睡眠が足りていても眠くなる時は眠くなります。
これを「高速催眠現象」と言うらしいですね。

ですので、高速走行中は道全体をぼんやり見るのでなく、
意識して隣の通行帯を見たり、
たまには対向車線を見たり、
ミラーを頻繁に見たり、
景色を見たり(わき見運転にならないように!)
あえて刺激を与えて運転してみてください。


安全で楽しいドライブになりますように。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/




たまたま見かけた今朝の読売新聞『編集手帳』は、
初放映から今年で満50年になる『ウルトラマン』に登場する
「科学特捜隊」の本部がパリにあったことになぞらえて、
南仏ニースでの事件を評し、
「怪獣はいま、人間の心に棲んでいる」とまとめていました。

「さすが文章のプロ。なかなかうまい事を言うものだ。」
と感心しながら読みました。


その一方、ニースでの事件に関しては、
「神なき知育は知恵ある悪魔をつくることなり」(小原國芳)
という言葉も頭をよぎりました。

※ネット情報に寄れば、
 初代ウェリントン公爵アーサー・ウェルズリーの
 「Educate men without religion and you make of them but clever devils.」
 (宗教なき教育は、ただ悧巧な悪魔を造る)という言葉が元になっているそうです。

政治的・宗教的なイデオロギーはどうであれ、
人の生活を快適にするべき道具であるはずの自動車が
残虐行為に用いられたことは、残念でなりません。
かの犯人にトラックの運転を教えた人は、
こんな事を望んでいたのだろうか、とも思ってしまいます。


テロは極端な例としても、
暴走や飲酒運転など、車を凶器にする行為は、
商売がら、やはり許せません。
知恵ある悪魔をつくってはいけないのだと
強く思った次第です。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/




前の車を追走していて、後続のこちらがラクな車ってありますよね。
逆に、なぜかこちらが疲れてしまう先行車もありますね。
何が違うのでしょう。


ウインカーを適切に出してくれるというのは確かにそれも言えますが、
それ以上に、加速すべき場面と減速すべき場面とを弁えている
というのが大きいと思います。

前の車が加速したらそれに合わせてこちらもアクセルを踏み、
前の車が減速したらそれに合わせてこちらもブレーキを踏む。
そして、それが状況に適切に応じているので、後ろを走っていてラクなのです。

一方、前の車に合わせて加速してみたら実は危険だったとか、
前の車に合わせて減速してみたら実は安全だったとか、だと
こちらは疲れてしまうのです。


でも、考えてみれば、
ウインカーしかり、状況に応じた加減速しかり、
みんな教習でやっていることなんですよね。
基本通りに運転してくれてると後続車も快適なのです。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/




二種免許は、
大型・中型・普通・大特・けん引(後ろ2つは限定的ですが)のいずれも、
「人を運んで運賃をいただく」ための免許です。

ですから、試験では、
乗客(試験官)が快適に乗っていられることが求められます。


では「快適」とはどういうことかというと…

1.車両の確実な操作
   二種免許の試験には鋭角コースを曲がる課題があります。
   また、車庫に入れた時の壁までの間隔も問われます。

2.スムーズな運転
   目的地に早く着くために、合理的な経路を選択したり、
   交通の流れに乗った運転が求められます。
   もちろん、スピード違反をして良い話ではありません。

3.乗り心地
   俗に、「一升瓶が倒れないような運転」などと言われます。
   発進・停車・カーブなどでも乗客がくつろいでいられるように運転します。

つまりは、「プロらしい運転」と言って良いでしょう。
車の基本的操作と交通法規が分かってさえいれば取得できる一種免許とは
随分違いますよね。


でも、上に書いたようなことは、
車を運転するうえで常に心がけたいことです。
商売には直結しないまでも、カーライフを充実させるために、
二種免許を目指してみるというのも、面白いんじゃないでしょうか。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/




GWに高速道路を使って遠出する人もいるでしょう。


たしかに、高速道路は快適ですよね。

信号が無いから快適と思われがちですが、
そのことを含めて「交通の流れが一定だから」というのが
正解でしょう。

また、歩行者や自転車がいないので、安心して走れます。
二輪車はいますが、それで1台の車だと思えば良いことです。

そして、みんな同じ方へ向かっていること。
停まったり右左折したり、というのは無いですし、普通は。

ただ、速度は違いますでしょうか。
急いでいる車は車線変更が多くなりますが、
それも予想できる動きなので、さほどストレスにはなりません。

それと、路面や案内標示が整備されていることも
高速道路が快適に走れる理由の一つでしょう。


ですから、
渋滞して下道を走っても同じくらいの時間が掛かるとしても、
高速料金を払ってでも高速道路を走りたいという人はいますね。
(“新幹線”よりも“鈍行”が好きな小生にはありえない話ですが。)


しかし、上に挙げたことはすべて、
「刺激が無いから快適に走れる」ということですから、
それが徒となり、単調すぎて、眠くなってくることがあります。
睡眠が足りていても眠くなる時は眠くなります。
これを「高速催眠現象」と言うらしいですね。


ですので、高速走行中は道全体をぼんやり見るのでなく、
意識して隣の通行帯を見たり、
たまには対向車線を見たり、
ミラーを頻繁に見たり、
景色を見たり(わき見運転にならないように!)
あえて刺激を与えて運転してみてください。


安全で楽しい旅行になりますように。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/


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