師走の忘年会シーズンですね。
でも、飲酒運転は、絶対にダメですよ。


そもそも飲酒運転は許されざる行為ですが、
教習指導員が飲酒運転したら、それは懲戒解雇ものでしょう。
それが私的行為であったとしても、です。
この商売を続ける資格が有りませんから。

また、この商売に限らず、自動車に関連する業種の会社では、
飲酒運転を厳罰に処することが多いようです。
それも当然と言うべきでしょう。


でも、自動車に関連しないのに、
「飲酒運転を絶対に許さない」という姿勢を打ち出している会社があります。

それは…

意外に思えるかも知れませんが、
酒造や酒販の会社です。


先日、洋酒を取り扱う会社の人と話をする機会が有ったのですが、
今、業界を挙げて、
"Responsible Drinking"(直訳すると「責任を持った飲酒」・「道義心の有る飲酒」)
という取り組みをしているそうです。

日本語で言うところの「適正飲酒」は、
“酒量”の問題に矮小化されがちですが、
もっと根本的な話なので、
「模範的な飲酒態度」と意訳するのが、
ニュアンスが正しく伝わるように思います。

つまり、酒を取り扱う商売に就いている以上、
商品や仕事に誇りを持ち、飲酒の模範を示さなければならないのだそうです。
そう考えれば、飲酒運転など、
"Responsible Drinking" の対極にあるわけで、言語道断なのでしょう。


皆さんも "Responsible Drinking" を意識して、
節度ある飲酒を楽しんでもらいたいものです。


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