Pilot-Kの「前見て加速!」 Livedoor版

自動車運転指導「パイロットアカデミー」の代表が運転技能や免許取得に関するアドバイス・感想等を綴っていきます。 教習生も一般ドライバーも必見!

タグ:所内教習


突然ですが、当社が提携している教習所さまが
本年8月をもって閉校することになりました。
これを受けて、パイロットアカデミーの所内教習をどうしたものか、
思案しているところです。

今、パイロットアカデミーは仮免許をお持ちの方に限って受け入れていますが、
本免技能試験では路上試験の他に場内課題(方向変換・縦列駐車)も課されることから、
ご要望に応じ、その教習所さまのコースを使って所内教習も受けていただくこともあります。
それが9月以降は(その教習所さまのコースでは)できなくなるわけで、
「完全に路上教習に特化する」ことも選択肢に含めて検討しています。

もっとも、これは5か月も先の話ですので、
現・教習生の方は、今のシステムのまま通っていただけます。
その点はご安心ください。

文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/


仮免許が取得できて路上練習を始めると、
所内教習で練習したことが頭から抜けてしまう人って多いですね。
右左折の正しい手順とか、障害物のよけ方とか。

確かに、路上に出ると、歩行者もいるし、路上駐車も有るし、
所内教習では想定しえない事に直面します。
しかし、それらに惑わされずに、基本は基本で守ってほしいのです。

翻って、仮免許試験の意味を考えれば、
「この人に路上運転させて大丈夫か」を問われていたわけですから、
路上でも、仮免許試験で試験官に見せた運転をやってください。

ただし、もちろん路上では例外が多く発生しますので、
それらをたくさん経験して、「例外」でなくしていきましょう。
これこそが路上練習の目的なのです。

そのためには、やはり場数を踏むしか無いでしょう。
本免試験前に義務づけられている路上練習は「2時間程度×5日間」、
一通りの場面に遭遇するのには妥当な時間数だと思います。

文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/


仮免技能試験(場内試験)には、
一定区間を指定された速度(府中試験場では「時速50km」)で走る、
という課題があります。

この「定速走行」課題は、
第一段階(所内教習)の終わり間近に練習する教習所さまが多いですが、
早いうち(2回目ぐらい)から低速走行の教習を始めるのも、
それなりに意味があります。

と言うのは、
初めのうちは周回コースをずっと練習しているわけで、
どうせなら、直線部分で一定の速度まで加速することを意識してもらえば、
いずれ練習することですので教習効率が良いですし、
ただただ何周も回るのより単調にならずに済みます。

本当は、速度を指定されていなくても、
直線ではしっかりスピードを出さなければいけないのですが、
「時速○○キロ」という目標数値を示した方が
どのくらいアクセルを踏めば良いのか、分かりやすくなるという意味もあります。

もう1つのメリットとして、
スピードメーターに目を配りながら走る習慣を付けてもらうにも、
良いきっかけになります。
これこそが「定速走行」課題の本来の目的なのです。

そんなことも意識しながら練習してみると良いでしょう。

文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/


仮免技能試験のために所内で練習している時、
目の前の課題をこなすことばかり考えていませんか?

もちろん課題が出来るようになるために練習しているはずですが、
路上で走ったときの場面を想定していますか?

例えば左折。
所内練習では、縁石に沿って曲がりますが、
路上では、縁石ではなくてガードレールという所もあるでしょう。

障害物だって、教習所のコースでは
円錐形のパイロンで作られているかも知れませんが、
路上では、駐車車両だったり、工事現場だったり、
客が乗降しているバスだったりするわけです。

そういうことをイメージして練習してほしいのです。

その逆に、
仮免許が取れて路上練習を始めている人でも、
再び所内コースで練習する意味は大いにあるのです。

ですので、パイロットアカデミーでは、
仮免許をお持ちの方が方向変換や縦列駐車で所内教習する際に、
周回や右左折や障害物回避などの復習をすることもあります。
ちなみに、クランク(屈折型狭路コース)は、
方向変換出口でのハンドル取り回しや切り返しに直結する課題ですので、
殆どの仮免所持者に練習していただいています。

文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/


サイドミラーは、
上下の中心に“地平線”が映るように合わせましょう。
「都会で地平線なんて見えません」なんて屁理屈を言わずに、
「見えるとしたらここが地平線だろう」というラインを想定して、
それに合わせてください。

“後ろに見える建物の足もと”を基準にするのも悪くはないですが、
それだと、少し下向きになってしまいますので、
“建物の足もとより気持ち上”ぐらいがちょうど良いでしょう。

もっとも、所内教習や場内試験では、
縁石が見やすくなるように、
わざとサイドミラーを少し下に向けておくのも、
裏ワザ的にはアリかも知れません。

ただ、路上を走る際には、
それでは本当に危険なので、
正しく合わせるようにしてくださいね。

文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/



パイロットアカデミーは、現在のところ、
仮免許(以上)をお持ちの方だけを対象としておりますが、
路上教習ばかりでなく所内教習を希望される方もいらっしゃいます。
本免許の試験では「方向変換」・「縦列駐車」の課題がありますし、
ペーパードライバーの方が「車庫入れ」の練習をしたい、というケースもあります。

もっとも、パイロットアカデミーの所内教習は、
提携している教習所さまの都合で、
平日は、夜間にしかできません。
(土曜・日曜・祝日は日中に教習できる日がありますが)

夜ということに抵抗感を持たれる方もいるようですが、
所内教習に限っては、夜でも問題なくできますよ。
路面や縁石が見えないほど薄暗いと教習に支障がありますが、
ナイター設備がきちんと整っているコースを使うなら、
昼でも、夜でも、教習の効果は変わりません。

「夜は見える景色が違う」というご意見も出て来そうですが、
どうせ練習したコースで受験するわけではないので、
勝手が違うのは、昼でも夜でも同じですよね。

唯一、不都合点として、
「教習後の帰りが夜遅くなってしまう」ということだけは
どうしようもありませんが、
それ以外には、夜間教習を忌避する理由は無いはずです。
むしろ、そんなことにこだわって練習が遅れることの方が
よほど勿体無いのではないでしょうか。
練習できる時にどんどん教習を進めておくべきです。

ただし、以上は所内教習の話。
路上教習に関しては、
ペーパードライバーの方が敢えて夜間の走行練習をしたいというのでもない限り、
昼間のうちに走ることをお勧めします。
特に、路上試験受験間際の方は、
“試験コースの昼間の景色”を見ておくと断然有利ですので。

文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/



仮免許試験では、
もちろん、所内教習の成果が計られるわけですが、
「所内教習の見きわめ」とは違いますよ。

仮免許試験の採点には、もっと重要な観点があります。

それは、
「この人に路上を走らせて大丈夫か?」
ということです。


仮免許を与えるということは
「(条件付きながら)路上を走って良い」と認めることです。
だからこそ、
狭路コースが上手に通れずに何度か切り返ししても合格する人は合格しますし、
課題をミス無くこなせても合格できない人は合格できないのです。

もちろん、しっかり練習して受験に臨まなければなりませんが、
「ミスしないように」ということばかり意識し過ぎると、
運転におおらかさが無くなり、
よく言われる「メリハリの無い運転」になってしまいがちです。
それだと、
「この人に路上を走らせるわけにはいかない」=「仮免許は与えられない」
ということになってしまいます。


翻って考えてみれば、
所内教習の課題は、すべて例外なく、路上で走るための練習なのです。

これを踏まえたうえで所内教習で教わったとおりにやるなら良いのですが、
ただ所内教習でやった事を失敗しないようにやれば良いと思っているとしたら、
合格は程遠いかも知れません。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/



現在、パイロットアカデミーの教習は、
仮免許または本免許(普通一種)をお持ちの方のみ、
対象とさせていただいております。

これは、提携していた教習コースが昨年7月に閉鎖してしまったためです。
所内教習は、
(他のコースを使って実施できるにはできるものの)開催日時が限られるため、
今は、仮免所持者の「方向変換」と「縦列駐車」(いずれも本免の試験課題)の練習のみ、
対応しております。


このような事情に在って、
仮免許をお持ちでない方には入所をご遠慮いただいておりますこと、
どうか悪しからずご了承願います。

たまに、「仮免許取得予定」としてお問い合わせをいただくことがありますが、
それも申し訳ありませんが、
実際に仮免許を手にされてからご連絡くださるようお願いいたします。


なお、現に有効な普通免許をお持ちの方で、
免許を取得したばかりなので路上でもっと練習したい、とか、
これまでペーパードライバーだったが車を運転する事情が生じた、とか、
二種免許を取得したい、
といったご要望には応じられますので、ご相談ください。
ただし、その場合も、
路上教習がメインで所内教習は部分的にしかできないことはご承知おき願います。

ここのところ仮免許をお持ちでない方からのお問い合わせが増えていますので、
(個々にご返答さしあげてはおりますが)
改めて、この場を借りてご案内させていただきました。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/



路上教習を受けている教習生にお尋ねします。

今、仮免許の技能試験を受けて合格できる自信がありますか?

もし、答えが「否」でしたら、
所内課題を一から復習されることをお勧めします。


そもそも、仮免許というのは路上練習するための免許であって、
仮免技能試験は、
路上を走る技能があるかどうかを計るものです。
ですから、
「仮免試験に合格できる自信が無い」のは、
「路上を走る自信が無い」のと同義です。


仮免許を試験場や教習所で取得したばかりの人は、
所内で練習した内容をよくおさらいして路上教習に臨んでください。
他の教習所さまには、
「所内で教えた内容は忘れろ」と言って憚らない指導員すらいる
と聞きますが、とんでもない話です。
確かに、路上教習では、
所内教習で遭遇しなかった場面も少なくありません。
でも、それらはあくまで“例外”なのであって、
例外事項が多いからと言って、基本を忘れては良いわけではありません。

他方、免許失効後の特例措置で仮免許が復活した人も、
所内教習で教わった(はずの)基本事項を思い出して、
その基本通りに走ってください。


あと、ついでに言うと、
そんなわけで、
仮免許の有効期限が近づいても、焦ることはありません。
期限が切れたら、また仮免許を取り直せば良いだけのことだからです。

…というのは少し言い過ぎですが、
そのぐらいの自信を持てるように練習してほしいということです。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/



パイロットアカデミーの「所内教習」は、
提携している教習所さまが今月末をもって閉校することに伴い、
7月30日(木)をもって終了いたします。


そのため、今後、新規入所の受け入れは、
次のいずれかに該当する方に限らせていただきます。

1.現に有効な運転免許(※)を所持している方
 ※)普通自動車を運転できるものに限ります。仮免許・外国免許を含みます。

2.過去に運転免許を所持していた方

3.パイロットアカデミー受講歴のある方

これは教習成果に責任を持つための措置ですので、どうかご理解ください。


なお、7月31日(金)以降は、新規教習生の受け入れをすべて中止いたします。
併せてご承知おき願います。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/



秋の日は釣瓶落とし。
秋分を過ぎ、日が短くなるのを実感する季節となりました。
(またまた同じ書き出し。これで4回め。)


さて、運転教習に関して、
夜間の練習を敬遠される教習生もいらっしゃいますが、
まず、所内教習に限っては、
ナイター設備の整っている練習コースであれば、
昼も夜も変わりありませんよ。
むしろ、余計な景色が目に入らない分、
「自分の車線の遠くを見て行く」という基本に忠実な運転が
自ずとできるようになるので、
むしろ、昼間より練習の効果が期待できる一面もあるくらいです。


一方で、路上教習は、
正直なところ、あまり強くはお勧めしません。
昼間(試験は日中に実施されます)と夜とで景色が違って見えること、
「雨の夜」は確かに教習には不向きであること、
を考えれば、
敢えて夜間教習を選ぶことも無いと思います。

とは言っても、
「練習しない」よりは格段に良いわけですし、
法定の路上練習(10時間)を急いで終わらせたい方など、
練習時間帯を選んでいる場合ではないのかも知れません。
それに、指導員の立場から言えば、
夜の運転では、前車のテールランプを追いかけるように走行すれば
自然と基本どおりの運転(「自分の車線の遠くを見て行く」)ができるようになり、
また、交通量が(車ばかりでなく歩行者や自転車等も)少ないので、
右左折の練習が効率良くできる、というメリットも有ります。


夜は時間が取りにくい等のご事情が有るなら別ですが、
初めから“食わず嫌い”で夜間教習を避けるのは
勿体ないと思いますよ。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/




パイロットアカデミーには、
「試験場内コースで練習したい」とのご要望を頂戴することが多いです。
仮免受験間近の方が
「府中試験場や鮫洲試験場で実際の試験コースを走ってみたい」と考えるのは、
まったく自然な発想で、それは理解できます。
しかし、パイロットアカデミーでは、
仮免受験前の方も、あるいは仮免許所持者や二種免許希望者であっても、
初回は「所内教習」(パイロットアカデミーの提携練習コースでの教習)を
必ず受講していただいております。


と言いますのは、
試験で採点(減点)されるのは、
安全確認や右左折の基本に関するもの等であって、
そういう基本的な事項は、
教習所のコースを使わないと、しっかり説明(&練習)が難しいからです。

実際の試験コースでも説明(&練習)が出来ないわけではないですが、
試験コースを走ると、
どうしても、コース(順路)を覚えようと意識してしまいます。
特に、初めから「試験コースを練習したい」と希望されている方は、
そもそもそういうつもりだったでしょうから、
「コースを覚える必要はありませんよ」と口酸っぱく言ったところで、
絶対に、意識を改めることはできません。

そういうことも含めて、
初回は必ず所内教習を受けてください。


でも、
実際の試験コースを走っておいた方が有利には違いないので、
教習が進んだ段階で“模擬試験”的に練習しておくと良いでしょう。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/




教習生にリラックスしてもらうため、
路上教習中に雑談を交えながら走ることがあります。

でも、教習中の雑談って、結構難しいのですよ。
「所内教習では無理だとしても路上教習なら雑談の時間が取れる」
と思う人が多いかも知れませんが、そうでもありません。


所内教習では、
例えば「左折」なら、左折についてだけ説明すればよいところ、
路上教習では、
「左折」の説明だけでなく、
同時に、
「信号を見ること、守ること」や、
「他の交通に合わせること、妨害しないこと」や、
「曲がった先の道路状況を把握すること」 etc.etc...
たくさんの注意ポイントがあります。

まっすぐ走っている時ですら、
「たまにメーターを見ること、スピードに気をつけること」や、
「自転車・歩行者の動きに気を配ること」や、
「次の信号を見ておくこと」や、
「ルームミラーで後続車の状況をみておくこと」や、
「左右のサイドミラーで自分の走行位置を確認しておくこと」や、
「路地からの歩行者飛び出しに注意すること」 etc.etc...
注意ポイントは書ききれません。


なので、本来、路上教習は説明事項が多く、
雑談など、挟んでいる時間すら惜しいのです。

また、教習生としても(その人のキャラクターにもよりますが)
運転に集中できなくなるので、
指導員の雑談が“邪魔”になることもあるんじゃないかと思います。


冒頭に「雑談を交えながら走ることがあります」とは書きましたが、
パイロットアカデミーの教習では、
雑談はほとんど無いと思っていてください。
まあ、
「雨が降りそうですね」(これだって運転に影響ある話題と言えます)
くらいのおしゃべりはしますけど。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/




パイロットアカデミーの所内教習は、
(土曜・日曜・祝日は日中に教習できる日がありますが)
平日は、夜8時から始まります。

夜ということに抵抗感を持たれる方もいるようですが、
所内教習に限っては、夜でも問題なくできますよ。

路面や縁石が見えないほど薄暗いと教習に支障がありますが、
ナイター設備がきちんと整っているコースを使うなら、
昼でも、夜でも、教習の効果は変わりません。

「夜は見える景色が違う」というご意見もあるかも知れませんが、
どうせ練習したコースで受験するわけではないので、
勝手が違うのは、昼でも夜でも同じですよね。


唯一、デメリットを挙げるなら、
「教習後の帰りが夜遅くなってしまう」ということぐらいでしょうか。
それ以外には、夜間教習を忌避する理由は無いはずです。
むしろ、そんなことにこだわって練習が遅れる方が勿体無いですよ。
練習できる時にどんどん教習を進めておくべきです。


ただし、以上は所内教習の話。
路上教習に関しては、
敢えて「夜間の走行を体験したい」という目的でも無い限り、
できるだけ明るいうちに走ることをお勧めします。
特に、試験場での路上試験を受験する予定の方は、
“試験コースの昼間の景色”を見ておくと断然有利ですので。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/




所内教習では、周回コースの外回り(右カーブ)は、
大概「ハンドル半回転」で曲がれます。

でも、こういう覚え方は、お勧めできません。
というのも、
このやり方で試験場の全カーブが曲がれるとは限りませんし、
まして、路上では、これは全く無意味に化してしまうからです。


これが「ハンドル1回転」ではなく、
「カーブのラインを目でなぞりながらハンドルを回す」だったら、
試験場でも、路上(試験ばかりでなく免許取得後の走行を含め)でも、
通用しますので、
初めからそういうやり方で練習するべきだと思います。


とは言っても、パイロットアカデミーでも、
どうしてもカーブが曲がれない人に
安直なやり方を教えてしまうことはあります。
でも、それは、
教習生に自信を喪失させないためにそうしているだけですので、
早い段階でそれは卒業してください。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/




仮免許が取れて路上練習を始めると、
所内教習で練習したことを忘れてしまう人が多いですね。
右左折の正しい手順とか、障害物のよけ方とか。

確かに、路上に出ると、歩行者もいるし、路上駐車も有るし、
所内教習では想定しえない事に直面します。
しかし、それらに惑わされずに、基本は基本で守ってほしいのです。


翻って、仮免許試験の意味を考えれば、
「この人に路上運転させて大丈夫か」を問われていたわけで、
仮免許試験で試験官に見せた運転を、路上でもやってください。

ただし、もちろん路上では例外が多く発生しますので、
それらをたくさん経験して、「例外」でなくしていきましょう。
これこそが路上練習の目的と考えています。


そのためには、やはり場数を踏むしか無いでしょう。
法定の路上練習は「10時間以上」とされていますが、
一通りの場面に遭遇するのには、妥当な時間数だと思います。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/





パイロットアカデミーでは、
初回の教習は、必ず所内教習を受けていただいています。
まだ仮免許も取っていない人は言うまでもなく、
仮免許を持っている人(免許失効の仮免復活を含む)でも、
ペーパードライバー(免許は持っているはず)でも、
さらには二種免許取得を希望される方でも、例外はありません。


で、実際に教習を受けていただくと、
進路変更前の確認がおろそかだったり、
左折で大回りしてみたり、
仮免許すら取れない運転をしている人も珍しくありません。

そして、その「進路変更」や「左折」は、
路上でも練習できるんじゃないかと思われるかも知れませんが、
「進路変更だけ」とか「左折だけ」とかを重点的に練習するのは、
路上では、まず不可能です。


ですから、路上教習は「総合練習」のつもりで、
「基礎固め」は所内できっちり仕上げておかなければなりません。
そういう意味を込めた所内教習ですので、
馬鹿にせず、しっかり前向きに取り組んでください。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/





仮免技能試験には、
コース内のある区間を指定された速度(府中試験場では「時速50km」)で走る、
という課題があります。


この「定速走行」課題は、
第一段階(所内教習)の終わり間近に練習する教習所さまが多いですが、
パイロットアカデミーでは、
早いうち(2回目ぐらい)から、この練習を始めています。

と言うのは、
初めのうちは周回コースをずっと練習しているわけで、
どうせなら、直線部分で一定の速度まで加速することを意識してもらえば、
いずれ練習することですので教習効率が良いですし、
ただただ何周も回るのより単調にならずに済むメリットもあるからです。


本当は、速度を指定されていなくても、
直線ではしっかりスピードを出さなければいけないのですが、
「時速○○キロ」という目標数値を示した方が
どのくらいアクセルを踏めば良いのか、分かりやすくなるという意味もあります。

また、スピードメーターに目を配りながら走る習慣を付けてもらうにも、
良いきっかけになります。
これこそが「定速走行」課題の本来の目的ですので、
そんなことも意識しながら練習してみてください。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/





サイドミラーの上下は、
地平線がミラーの中央に映るように合わせるのが基本です。


もちろん、東京やその近郊では地平線なんか見えないんですが、
そういう屁理屈を言わずに、
「見えるとしたらここが地平線だろう」というラインを想定して、
それに合わせてください。


「後ろに見える建物の足もと」のラインに合わせると、
少し下向きになってしまいますよ。
なので、
それより「気持ち上」くらいがちょうど良いと思います。


もっとも、所内教習や場内試験では、
サイドミラーは少し下に向けておいた方が縁石が見やすくなるので、
それも裏ワザ的にはアリかも知れません。

ただ、路上を走る際には、
それでは危険なので、正しく合わせるようにしてくださいね。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/





パイロットアカデミーへのお問い合わせの中には、
「昼間しか教習に行けないんですけど」という方がいらっしゃいます。
そういう方は例外なく女性なのですが、
夜は出歩きたくない、もしくは親御さんが厳しくて門限が早い、とかでしょうか。
あるいは、小さなお子さんがいらっしゃる等の事情でもおありでしょうか。

いずれにしても、パイロットアカデミーの所内教習は、
練習コースの都合で、夜間を中心に行っておりますので、
昼間だけでは仮免許を取るまでの練習が出来ません。
所内教習を日中に行う日が月2回ほどあるにはあるのですが、
そのすべてにご希望通り教習予約が取れたとしても
仮免許を取るまでに2か月以上かかってしまいます。
そうなると、パイロットアカデミーが標榜する、
「運転免許は 早く! 安く!」というスローガンに反し、
お客さまの期待に応えられないことになります。


その一方、
「夜間しか教習に行けないんですけど」という方もいらっしゃいますね。
おそらく、平日も休日も日中は予定があって自由になる時間は夜しか無い、
ということなのだろうと思います。

こういう方は、パイロットアカデミーの所内教習はできますが、
試験場での学科試験・技能試験はいつ受けるつもりでしょうか。
運転免許試験場もお役所ですから、平日昼間しか試験を実施していません。
また、仮免許取得後の路上教習は、実際の試験コースを走りますので、
昼間の景色を見ておいた方が圧倒的に有利です。
もちろん夜間に行っても良いのですが、
できれば昼間の路上教習をお勧めしているところです。


そういったわけで、
「昼間しか教習できない」とか「夜しか教習できない」という方は、
少なくともパイロットアカデミーのようなシステムで免許を取るのは、
ちょっと厳しいのかな、と思います。
入所を検討されている方は、こんなことも考慮に入れてみてください。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/





仮免技能試験のために所内教習をしているとき、
目の前の課題をこなすことばかり考えていませんか?

もちろん課題が出来なければダメなのですが、
路上で走ったときの場面を想定して練習してほしいのです。


例えば左折。
所内練習では、縁石に沿って曲がりますが、
路上では、縁石ではなくてガードレールという所もあるでしょう。

障害物だって、教習所のコースでは
円錐形のパイロンで作られているかも知れませんが、
路上では、駐車車両だったり、工事現場だったり、
客が乗降しているバスだったりするわけです。

そういうことをイメージして練習してください。


逆に言えば、
仮免許が取れて路上練習を始めている人でも、
再び所内コースで練習する意味は大いにあるのです。


ですので、パイロットアカデミーでは、
方向変換や縦列駐車で所内を走るときに、
周回や右左折や障害物回避などの復習もしていますし、
また、必要によっては、仮免許をお持ちの方でも、
敢えて所内でこれらの補習をしていただくことがあります。

それが結果的に合格への近道だったりしますので。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/





昨日はオークス、
そして今度の日曜は日本ダービーですね。
府中競馬場はゴール前の直線コースが500mもあって、
これがレースの見せ場を作ることも多いようです。
昭和の頃の話になりますが、小生、
タマモクロスとオグリキャップの芦毛対決を
ラスト1ハロンの眼前で観戦して、感動した覚えがあります。
 #すみません。ここまで自動車運転には関係ない話でした。


さて、同じ府中でも、府中運転免許試験場は、
やっぱり直線コースが長いので有名です。
こちらの“府中の直線”は、およそ200mほどなのですが、
10mとか長くても50m以内には何かしらの動作を行う仮免技能試験の中では、
数字で見る以上に「長いなぁ」という印象を与えます。

この直線は、時速50kmで走ることとされています。
(試験官が指示するはずです。)

そう。
「50kmを出す」のではなく、
また「50km以上で走る」のでもなく、
「“50kmで”走る」のです。
誤解の無いようにしてください。
(1~2kmくらいの差は許容されるようですが)


所内教習では時速50kmなんか出したことが無いかも知れませんが、
でも、そんなに心配しなくても大丈夫ですよ。
距離が長いのがむしろ幸いして、急加速しなくても間に合うはずです。
落ち着いて、アクセルの踏み応えを確かめながら、
じわーっとペダルを押し込んでいきましょう。

そして、メーターの針が目的の速度に達したら、
そのアクセルを維持して走ってください。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/




もちろん、所内教習の成果が計られるわけですが、
仮免許試験の採点には、もっと重要な観点があります。


それは…
「この人に路上を走らせて大丈夫か?」
ということです。


仮免許を与えるということは
(「指導員を同乗させて」という条件は伴いますが)
「路上を走って良い」と認めることです。
だからこそ、
狭路コースが上手に通れずに何度か切り返ししても合格する人は合格しますし、
課題をミス無くこなせても合格できない人は合格できないのです。


もちろん、しっかり練習して受験に臨まなければなりませんが、
「ミスしないように」ということばかり意識し過ぎると、
運転におおらかさが無くなり、
よく言われる「メリハリの無い運転」になってしまいがちです。
それだと、
「この人に路上を走らせるわけにはいかない」=「仮免許は与えられない」
ということになってしまいます。


翻って考えてみれば、
所内教習の課題は、すべて例外なく、路上で走るための練習なのです。
これを踏まえたうえで、
「仮免許試験=所内教習の見きわめ」と思っておられるなら正しい認識ですが、
ただ「所内教習でやった事を失敗しないようにやれば良い」と思っているとしたら、
合格は程遠いかも知れません。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/




所内教習での話。
外周(右カーブ)はRが緩やかなので、
内周(左カーブ)と同じようなハンドルを取ると、
車はセンターラインの内側(対向車線)に入り込んでしまいます。


レースとかでは、速度を落とさずにカーブを通過するため、
「入口で外側、カーブ内では内側、出口でまた外側」を走る、
「アウト・イン・アウト」と呼ばれるテクニックを用いますが、
免許を取るためには不要なテクニックですし、
第一、ドライバーが意図しない動きを車がしてしまうなら、
それは危険な話です。


この症状を改善するには、
もちろんハンドルを回す量を少な目にすれば良いのですが、
だからと言って、
「外周ではハンドルを半分だけ回す」というような覚え方はお勧めしません。
それだと教習所のコースでしか使えませんから。


ハンドルは、
カーブラインに合わせて回していくようにしましょう。
具体的には、
内周(左カーブ)ではセンターラインを、
外周(右カーブ)では左の縁石または水切り線を、
意識して見ながら、それに合わせてハンドルを回していきます。
よく「ハンドルは“目”で切れ。」というふうに言われます。
(ついでに言うと「ハンドルは“足”で戻せ。」とも)


まあ、「道に合わせてハンドルを切る」ってのは
改めて言われずとも当たり前すぎる話なんですけどね。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/





路上教習受講生への質問です。

もう一度、仮免許の試験を受けて合格できる自信がありますか?

もし、答えが「否」でしたら、
申し訳ありませんが、所内での練習をやり直してください。


仮免許が取れた途端に、
所内での練習内容をすっかり忘れてしまう人は多いですね。
他の教習所様には、
「所内で教えた内容は忘れろ」と言って憚らない指導員すらいる
と聞きますが、とんでもない話です。

所内教習は、
無論「仮免許を取るため」ではありましたが、
同時に「路上を走るため」の練習でもあったはずです。
逆に言えば、
所内で練習したことを忘れて路上は走れません。


確かに、路上では、
所内には存在しなかった場面に遭遇することが多くなります。
でも、それはあくまで“例外”なのであって、
例外事項が多いからと言って、基本を忘れては良いわけではありません。


ですから、
仮免許の有効期限が近づいても、焦ることはありません。
スケジュール面での都合はともかくとして、
運転技能に関しては、
期限が切れたら、また仮免許を取り直せば良いだけのことだからです。


…って、言い過ぎましたでしょうか?

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仮免許を取った後の所内教習は
無駄だと思っている人が多いようですが、
そんなことはありません。

特に免許失効で仮免許のみ復活した方は、
カーブや、右左折や、障害物回避など、
車の基本的な取り回し(&法規走行)を忘れている可能性が高いです。
これらは、路上でも練習できないわけではないですが、
「カーブだけ」、「右折だけ」、「左折だけ」、「障害物だけ」、
というように集中して練習するには、
所内教習の方が好都合なのです。


そのため、パイロットアカデミーでは、
仮免所持者であっても、
初回は必ず所内教習を受講していただいています。
所内で練習した事は必ず路上で活かされるはずですから、
焦らず、馬鹿にせず、
基礎技能をしっかり固めてから路上に出ましょう。

それが、結果的に近道だったりしますよ。


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※先日(2015年1月9日 10:34)および本日(2015年1月16日 11:45)
 ウェブサイト経由でお問い合わせをいただきましたが、
 こちらからのメールが届かないようですので、
 当ブログの記事をもって返答に代えさせていただきます。


パイロットアカデミーの路上教習車は、
日産ブルーバード(AT車)になります。

また、教習期限については、
一応「1ヶ月」としておりますが、
登録料の差額のみお支払いいただいて
「5ヶ月」に延長するか、
改めて登録料をお支払いいただいて
再入所することも可能です。

なお、サイト内でもご案内しておりますとおり、
パイロットアカデミーでは、指導の責任上、
初回は必ず所内教習を受けていただいております。
ですので、手続きとしましては、
まずは所内教習の予約を入れてください。(予約は電話のみ)

よろしくご検討ください。


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パイロットアカデミーには、
「試験コースを練習したい」とのご要望を頂戴することが多いです。
仮免受験間近の方が
「府中試験場で実際の試験コースを練習したい」とか、
仮免許を既にお持ちの方が
「府中や鮫洲の路上試験コースを練習したい」というのは、
まったく自然な発想で、それは理解できます。


しかし、パイロットアカデミーでは、
仮免受験前の方も、仮免所持者も、あるいは二種免許希望者であっても、
初回は必ず所内教習を受講していただいております。


と言いますのは、
試験で採点(減点)されるのは、
安全確認や右左折の基本に関するもの等であって、
そういう基本的な事項は、
教習所のコースを使わないと、しっかり説明(&練習)が難しいからです。

実際の試験コースでも説明(&練習)が出来ないわけではないですが、
試験コースを走ると、
どうしても、コース(景色)を覚えようと意識してしまいます。
特に、初めから「試験コースを練習したい」と希望されている方は、
そもそもそういうつもりだったでしょうから、
「コースを覚える必要はありませんよ」と口酸っぱく言ったところで、
絶対に(「絶対に」です)無理です。


そういうことも含めて、
初回は必ず所内教習を受けてください。


とは言っても、
実際の試験コースを走っておいた方が有利には違いありませんから、
教習が進んだ段階で“模擬試験”的に練習するのが効果的ですよ。


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夜間の運転教習を敬遠される教習生もいらっしゃいますが、
指導する立場としては、
夜には夜ならではの教習方法が有ると思っています。


まず、所内教習について。
ナイター設備の整っているコースなら、
課題を練習するのに、昼間も夜も変わりありません。
むしろ、余計な景色が見えない分、
「自分の車線の遠くを見て行く」という基本に忠実な運転が
意識せずともできるようになります。


これが、路上教習になると、話は少し変わってきます。
昼間(試験は日中に実施されます)と夜とでは
景色が違って見えること、
「雨の夜」は確かに教習には不向きであること、
を考えれば、
敢えて夜間教習を選ぶことも無いとは思います。

さりとて、
「練習しない」よりは格段に良いわけですし、
前の車のテールランプを追いかけるように走行すれば
自然と基本どおりの運転「前見て加速!」ができるようになり、
また、歩行者や自転車が(道によっては車も)少ないので、
右左折の練習が効率良くできる、というメリットも有ります。


夜は時間が取りにくいというご事情が有るなら別ですが、
初めから“食わず嫌い”で夜間教習を避けるのは
勿体ないような気がします。


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※今朝ほど(2014年7月4日 07:58)ウェブサイト経由でお問い合わせをいただきましたが、
 PCからのメールを拒否されているのでしょうか、こちらからのメールが届かないようですので、
 当ブログの記事をもって返答に代えさせていただきます。


パイロットアカデミーでは
仮免所持の状態からの教習も承っております。
しかし、サイト内でもご案内しておりますとおり、
初回は必ず「所内教習」を受講していただくこと、
また、「縦列駐車」・「方向変換」(場内課題)の練習が必要になること、
の2点をご承知おき願います。


さらに詳しい話は、お電話をいただければ対応いたします。
電話でなら、メールやブログに書きにくい内容の話も出来る場合がありますので。
よろしくお願いします。


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「路上教習は所内教習よりも教えることが少ない」
と言う指導員がいます。

教習生がリラックスして運転できるよう、
路上教習中に雑談を交えながら、
その“方便”として使っているなら良いのですが、
指導員自身が本気でそう思っているとしたら、
それは“認識違い”と言わざるを得ません。


確かに、所内教習では、
例えば「今日は左折を練習しましょう」と言って、
左折における注意事項を説明しますが、
路上教習では、
特段のテーマは決めずに練習することが多くなります。

でも、説明するべき事が少なくなるわけではありません。


「左折」一つ取っても、
所内教習で練習した「左折」に加え、
「信号を見ること、守ること」や、
「他の交通に合わせること、妨害しないこと」や、
「曲がった先の道路状況を把握すること」 etc.etc...
たくさんの注意ポイントがあるはずです。

まっすぐ走っている時ですら、
「たまにメーターを見ること、スピードに気をつけること」や、
「自転車・歩行者の動きに気を配ること」や、
「次の信号を見ておくこと」や、
「ルームミラーで後続車の状況をみておくこと」や、
「左右のサイドミラーで自分の走行位置を確認しておくこと」や、
「路地からの歩行者飛び出しに注意すること」 etc.etc...
注意ポイントは書ききれません。


なので、本来、路上教習は説明事項が多く、
それこそ“雑談”など、挟んでいる時間すら惜しいはずです。

冒頭のような発言をする指導員は、
やっぱり信用できないですね。
(あ、また余計なことを…)


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今日から明日にかけて東京でも積雪が見込まれるため、
パイロットアカデミーでは、今日(終日)と明日の午前中は、
所内教習・路上教習とも中止にしました。


こんな日は極力自動車は使わず、
どうしても自動車で出かけなければならない場合は、
慎重の上に慎重を重ねた運転でお願いします。


急アクセルも、急ブレーキも、急ハンドルも、
とにかく「急」のつく動作はすべてダメです。
いつもでしたら、
「危険を感じたら迷わずブレーキ!」と言っているのですが、
積雪時と路面凍結時は例外です。


また、ブレーキを控え気味にせざるを得ない以上、
スピードだって出せません。
当然、目的地への到着も遅くなります。
雪の日はそういうものだと諦めてください。


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右左折にしろ、障害物回避にしろ、
「所内教習でなくて路上教習だったら上手に出来るんだけど…」
と言い訳をする教習生がいます。


いやいや、
その逆、「所内で出来たことが路上で出来ない」はあっても、
「所内で出来ないことが路上で出来る」は、絶対にありえません。
歩行者も自転車もいない教習所内で出来ないことが、
そもそも交通量の多い路上で、どうして出来ると言うのでしょうか。
もし「路上なら緊張感が保てるから」という理由だとしたら、
所内でも緊張感を持って練習してください。


プロのサッカー選手も、
実践形式ではないパスやシュートだって
手抜きなく練習しますよね。


プロボクサーも、
スパーリングだけでなく、
パンチングボールやサンドバックにも本気でぶつかりますよね。


冒頭のような発言は
運転経験をお持ちの方や二種免許取得希望者に多いですが、
「基本」無くして「応用」はありません。
所内教習だからと言って馬鹿にせずに、
真剣に取り組みましょう。


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おそらく免許を失効させてしまったと思われる方から、
「仮免許は持っているので路上教習だけ頼みたい」
というお電話をいただくことがあります。


しかし、パイロットアカデミーでは、
仮免許をお持ちの方でも、
初回は必ず「所内教習」を受けていただくことにしています。


その意味は、
「路上に出る前に教習生の技能レベルを知っておく必要があるため」として
ご理解いただいています(と思っています)が、
もう一つ、大事な目的があります。


それは、
「所内で、右左折や進路変更の手順を練習しておく」というものです。
でも電話でそれを言うと
「ついこの前まで運転していたのだから、右左折や進路変更ぐらい出来るわい」
と立腹される方もおられるので
電話をいただいた時には申し上げないことが多いのですが、
実は、こちらの目的の方が
「技能レベルを知る」なんてことよりも重要だったりします。


試験場で受験して仮免許を取得した人なら、
右左折や進路変更の際にはどんなことに注意すべきか、
身をもって理解できているはずです。
ところが、特に免許失効後に仮免だけ復活した人は
こういったことが解っていません。
解っている人は「ほぼ皆無」と言っても良いくらいです。
なので、所内でおさらいをしておくべきなのです。


なお、これらは路上でも練習できない課題ではありませんが、
路上では「左折だけ」とか「進路変更だけ」を繰り返し練習するのが難しいので、
やはり、所内教習の方が効率的です。


融通が利かないように感じられるかも知れませんが、
これがパイロットアカデミーのやり方ですので、
どうかご理解ください。


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