Pilot-Kの「前見て加速!」 Livedoor版

自動車運転指導「パイロットアカデミー」の代表が運転技能や免許取得に関するアドバイス・感想等を綴っていきます。 教習生も一般ドライバーも必見!

タグ:採点基準


車の運転中に、
「前の車と水をあけられないように。」などと言いますが、
その「水をあけられる」って、どういうことでしょうか。

『広辞苑(第七版)』には、
「水泳やボートレースなどで一身長または一艇身以上の差をつける。」
「競っている両者の間にかなり差をつける。」
と書いてあります。

さて、では、車の運転における「水を空けられる」と言ったら、
どのくらいのことでしょう?

これに関しては、
試験の採点基準の「発進手間どり」が参考になりそうです。
これは、
「通常発進すべき状況の時から、おおむね5秒以内に発進しないとき」
「前車がおおむね15メートル以上進行しても発進しないとき」等の場合に、
10点マイナスとなるものです。
ただし、これは「特別減点細目」になっていて、
1回だけなら減点されないが、2回やると、遡って1回目から減点されます。

そう考えると、発進時においては、
「水を空けられる」=「概ね5秒」または「概ね15m」
と理解しておいて良さそうです。

なお、発進時ではなくて、
普通に走っている時の前車との間隔については、
「遠すぎる」のは減点項目として挙げられていませんが、
実際、スピードが遅すぎて前車に水を空けられたら、
「交通の流れを妨げるおそれあり」として減点される可能性があります。
やはり、
「道路や交通の状況に適した速度」を意識するべきでしょう。

文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/


発進した後やギアアップした後は、
力強くアクセルを踏み込んでスムーズに加速しましょう。
速やかに適切なスピードに達するようにしてください。

でも、急アクセル・急加速になってはいけません。

「力強いアクセル」と「急アクセル」の違いは難しいですが、
試験の採点基準では「概ね0.4Gの加速度」とされています。
イメージとしては、
「背中が背もたれに押し付けられるくらい」といった感じでしょうか。

具体的には、アクセルペダルを、
「踏み応えを確かめながら“押す”」ように踏むと良いでしょう。
それを「雑に踏み込む」と、
急アクセル・急加速になってしまいますよ。

アクセルだけでなく車の操縦すべてに共通する話ですが、
「優しく、かつ、力強く」が、キーワードと言えるでしょうか。

文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/

雨が降っている最中はもちろんですが、
雨が上がった後でも、水たまりには気を付けましょう。

ちなみに、歩行者への「泥はね」は、
路上試験での減点項目になっています。

「泥はね」は、こちらが歩行者(=被害者)だと腹が立ちますが、
車を運転する立場になると、うっかりしてしまいがちです。
でも、厳しい事を言えば、
水溜りが有るのは認識できたはずですから、
歩行者の近くを通る時はスピードを落としてください。

天候に左右される採点基準というのは少し不公平な気もしますが、
歩行者保護の観点から考えて、それも仕方が無いでしょう。

ところで、雨が降っている最中は、
水溜りもそうですが、路面のラインすら見えにくくなります。
そんな時には、
下から見上げるような目線で(実際に下から見るわけではないですけど)
遠くの路面を見るようにしてみてください。

そうすると、光の反射具合で、
不思議に、水溜りも、ラインも、見え(るような気がし)てきますよ。
昔の忍者は、夜道の水溜りをしゃがんで見定めたとか、
ちょうどそんな感じだったのではないでしょうか。

文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/

ハンドルをいっぱい回す際の持ち替えは、腕を交差させます。
交差させずに、右手から左手へ(または逆に、左手から右手へ)
バーを送るように持ち替えるのは、「送りハンドル」と呼び、
教習では、“いけない事”とされています。

しかし、実は、試験の採点基準では、
「送りハンドル」そのものでは減点されません。

それなのに、教習でダメと言っているのは、
送りハンドルになる原因としての「運転姿勢不良」を取られたり、
車が不安定になりやすいため「ふらつき」を取られたり、
などで減点を食らってしまいやすくなるからです。

また、ハンドルを回す効率が悪いとか、
タイヤの動く量がイメージしにくいとか、
送りハンドルはデメリットばかりです。
やっぱり試験では使うべきでないでしょう。

こんな話をしたところ、
ある教習生から、
「迎えハンドルなら良いですか?」と尋ねられたことがあります。

「迎えハンドル」とは、例えばハンドルを左に回す場合に、
右手を握ったまま動かさずに、左手を右の方まで持って行って、
左手がバーを握ったら右手を緩めて左手でハンドルを回す、というものです。
言ってみれば、片手にだけ仕事をさせているような形になります。

いや、それだってダメですよ。

上に挙げた送りハンドルのデメリットに加え、
切り始めのタイミングも遅れがちになりますから、
迎えハンドルは、絶対にやるべきではありません。

もっとも、その質問の主は、過去に運転免許を持っていた方なので、
「こんな用語を知っていますよ」的なアピールだったのかも知れませんが。

文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/

※以前にも書いていますが、重要な事なので、少し修正して再掲載します。

インターネットサーフィン(今や死語?)していると、
「免許センターでの試験採点基準がオープンになっていない」
と書かれているサイトを見かけることがあります。
事情を知らない方の不安を煽って、
一発試験向けの通信教材を売り付けようとしている業者のようです。

しかし!
採点基準は一般にオープンされています!
 ↓
警察庁 > 運転免許技能試験に係る採点基準の運用の標準について(PDFファイル)
https://www.npa.go.jp/laws/notification/koutuu/menkyo/menkyo20230330_44.pdf
※リンク先を変更しました(2023.12.6)

件の業者たちは、そもそも、この通達の存在自体を知らないのか、
それとも、これが公開されていることを知らないのか、
はたまた、知っていながら隠して顧客を騙そうとしているのか、
どうであれ、信用に足る業者とはとても思いません。

ところで、この採点基準について、
これから技能試験を受験しようという人は
一応は目を通しておいた方が良いかも知れません。

でも、教習を始めたばかりの人は、
読んでも意味が分からないでしょうし、
教習がある程度進んだ人にとっては、
これを読んで新たに学ぶ事は無いはずです。
とは言うものの、
“知識の再確認”として全く無意味ということはないので、
その辺りが「一応は目を通しておいた方が良い」というニュアンスなのです。

なお、教習生・受験生は、これを読んでも、
減点の点数(「△△したら○点減点」というもの)は
一部の特別減点項目を除き、基本的には覚える必要はありません。
「△△しないように」とだけ覚えておきましょう。

文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/


警察庁が公開している運転免許技能試験の採点基準で
「試験中止」とされているもののほとんどは、
「一時停止義務違反」のような、いわゆる“一発で終わり”のものですが、
中には、何回か繰り返すと中止になるものも含まれています。

例えば、狭路内での「切り返し」。
1回は減点なし、2回または3回やると減点なのですが、
4回切り返すと「4回分の減点」ではなく、
「通過不能」として試験中止となってしまいます。

方向変換や縦列駐車でも、
4回やり直して入れなければ、これも試験中止。

それから、MT(マニュアル)車の「エンスト」も、
4回連続してエンストすると、試験中止になります。

これらの意味するところは、
慣れない車なので、1回や2回の失敗は仕方がないが、
4回やるようでは公道を走らせるわけにはいかない、ということでしょう。

このことは、逆に言うと、
1回や2回の失敗で落ち込むことはない、ということでもあります。
また、3回失敗して減点されたとしても、
4回やらなければ試験には合格できるわけです。
失敗した時こそ落ち着いて、その後の対処をきちんとやりましょう。
これは、試験の時だけに限らず、
免許取得後に実際路上を走る時だって同じですよ。

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指定自動車教習所(いわゆる公認自動車学校)に通わずに、
直接、試験場(免許センター)に行って免許をとること、
あるいは、その際に受ける試験(特に技能試験)を、
「一発試験」と呼びます。

この一発試験向けに、各種の通信教材が販売されていますが、
その宣伝文句に、
「通信講座で合格できる!」と謳われているのを
インターネットで見かけました。


はて?
本当に通信講座だけで一発試験に合格できるのでしょうか?


きっと、その教材は、練りに練られた立派な物なのでしょう。
それを否定するつもりはありません。
でも、一発試験は、
実車で練習しないで合格できるほど甘くはないですよ。


件のサイトには合格者から寄せられた感想や謝辞も掲載されていましたが、
(それらがウソでないとして)
「彼らは、実車での練習は全然しなかったのだろうか」とも思いました。


ついでに言うと、
運転技能に関しては『技能教本』を、
道路交通法その他の法規に関しては『学科教本』を、
採点基準に関しては警察庁交通局運転免許課長が令和元年9月19日に発した
『運転免許技能試験に係る採点基準の運用の標準について(通達)』を、
それぞれしっかり読み込めば、理屈は分かるはずです。

あるいは、当ブログ「Pilot-Kの『前見て加速!』」を
一番初めから全部読んでみるのが、
手っ取り早くてお金も掛からないでしょう。


でも、頭で分かっていても、
実際に運転してみないと運転技能は身に付かないですし、
まして、一発試験に合格するのは難しいんじゃないでしょうか。


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運転経験のある教習生の中には、
切ったハンドルを戻す際に、
ハンドルを握る手を緩めて滑らせる人がいます。

さて、これを試験でやったら、減点になるでしょうか?

答えは…
試験の採点基準では、
ハンドルを戻すのに手を滑らせても、
完全に手放しでない限り、減点にはなりません。


では、試験や教習でこれをやっても問題が無いかと問われれば、
「できればやらない方が良い」と即答します。

と言うのも、
ハンドルを握っている手を緩めるのですから、
上に書いた「手放し」になってしまうリスクを伴いますし、
ハンドルが思いのほか急に戻ってしまうこともあるからです。

また、カーブが連続する道では、
次のカーブへの対処が遅れがちになります。

そして、何よりも、
「車に操縦される」という意識に陥ってしまうことが心配です。


ベテランドライバーが癖になってしまっているのなら
角を矯めて牛を殺してもいけませんが、
教習を始めたばかりの人は
基本どおり「切る動作の逆に手を持ち替えて戻す」のを
覚えましょう。


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交差点を曲がった直後に右折するときは、
律儀にいったん第1車線に入ってから右車線に移る必要はなく、
初めから右車線を走っても構いません。

警察庁が公開している『採点基準』によれば、
路上では「概ね500m以内」、所内では「概ね50m以内」に右折する場合には
このやり方が許されています。
ですから、試験官から「右左折の直後に右折」を指示されたら、
迷わず、右の通行帯に向かって行きましょう。


しかし、そういう練習をずっとしていると、
「左車線に入ってはいけない」と思い込んでしまう教習生もいるようです。

でも、すぐに右折するからと言って、
左側の通行帯を走ってはいけないことも無いのですよ。
ただ、右折の30m手前で右に寄っておくのに、
短い距離で車線変更するのは大変でしょ? という話ですから。


「すぐ右に曲がるのに左に入っちゃった」と慌てて、
確認なしでハンドルを取ったり、車体をふらつかせたりすると、
減点され、場合によっては試験中止となってしまうことすらあります。
落ち着いて車線変更すれば良いので、
まず速度を落として、周囲の安全を確認することから始めてください。


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試験の採点基準では、障害物との間隔は、
「人が乗車していることが予想される駐停車車両とは1m以上」、
「人が乗車していないことが明らかな駐停車車両とは50cm以上」の
間隔を空けて通過しないと、20点の減点になります。
減点が30点を超えると不合格となるところ
20点というのは致命傷になりかねないですね。


でも、運転していて、
その路駐車両に人が乗っているかどうか、分かりますか?

分からないなら、
「乗車していないことが明らか」ではないのですから、
つまり、1m以上の側方間隔を空けて通過しなければなりません。


ですので、これから免許を取ろうとしている皆さんは、
人が乗っていようが、乗っていまいが、
さらには、
(駐停車車両以外の障害物の場合)
それが動く物であろうが、静止している物であろうが、
とにかく「1m」の間隔を空けて通過することを考えてください。


そして、やむを得ず障害物の近くを通ることになってしまったら、
徐行しましょう。
なお、この「徐行」は、あくまで例外規定ですので、
「徐行すれば側方間隔を空けなくて良い」というわけではない点には
注意してください。


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複数の通行帯がある道路では、
第一車線(一番左の車線)を走るのが基本です。
片側3車線以上の場合は、
一番右の通行帯だけ追い越し用に空けておけば問題ないのですが、
仮免許や免許取り立ての人は、
「一番左」と覚えておくのが無難でしょう。


とは言え、特に路上では、
第一車線には駐車車両等の障害物があって、
ずっと走り続けるのが難しい場合が多くなります。
そういう場面では、
もちろん障害物を回避するために一つ右の車線に移るわけですが、
障害物が無くなった所からは、また左車線に戻りましょう。


ただ、それも、
すぐに次の障害物があって車線変更を繰り返すような場合は、
右車線をそのまま走って構わないのですよ。
その距離は、採点基準では「路上では概ね500m以内」とされています。

それから、
右折してすぐにまた右折するようなときも、
これまた概ね500m以内であれば、右車線を走っても構いません。

いずれのケースも、
意外に長く右車線を走れますので、安心(?)して良いですよ。


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交差点を曲がった直後に右折するときは
(試験においては「曲がったらすぐに右折」と指示されたら)、
ハンドルを戻しながら、すぐに右に寄せて行ってください。

この「右に寄せる」は、
複数の通行帯がある道路では、
「一番右の通行帯(片側2車線の道路なら第2車線)」
と読み換えることができます。


つまり、通常なら、
左折はもとより、右折の場合でも、
曲がった後は第1車線(一番左の通行帯)を走るのが基本ですが、
すぐに右折することが分かっているのなら、
「いったん第1車線に向かった後、右側車線に移る」をやらずに、
初めから第2車線を選んで進んでも良いということです。

警察庁が公開している『採点基準』によれば、
路上で「概ね500m以内」、所内で「概ね50m以内」に右折する場合には
このやり方が許されています。
試験官から「すぐにまた右に曲がる」と案内されたら、
迷わず、右の通行帯に向かって行きましょう。


とは言っても、
「第1車線に向かってはいけない」ということでもないのですよ。
それだと、右折の30m手前までに右に寄せるため
短い距離で進路変更するのに苦労する、というだけの話ですから。

「すぐに右折するのに左車線に入ってしまった!」ということに慌てて、
確認なしでハンドルを取ったり、車体をふらつかせたりしないでくださいね。
まず速度を落として、周囲の安全を確認し、
落ち着いて進路変更の手順を踏まえながら右車線に移って行きましょう。


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「一時停止は、タイヤを“3秒以上”止めていなければいけない」と
言われることがあります。
それも間違いとは言い切れず、覚えやすければそれで良いのですけれど、
採点基準で「3秒以上」と定められているわけではありませんよ。


一時停止は、
「停止+安全確認」でしたね。
タイヤをピタリ止めて
「右見て、左見て、もう一度右を見て」(※)でした。

(※)『カエルの冒険』劇中歌「ワン・ツー・スリー・ゴー」の歌詞の一部です。
 50以下の人には「ケロヨン」って通じないよね…

そして、その安全確認が終わるまで車を発進させてはいけませんから、
結果として、タイヤは3秒以上止まっていることになるでしょう。

「3秒以上」にはそういう意味があるのです。
秒数の問題ではなく、
しっかり確認する必要がある、ということを理解してください。


ドライバーが「3秒以上」を意識することで確認がきちんと出来るのなら
そういう覚え方を否定するつもりもありませんが、
どちらかと言えば、
「3秒」という数字よりも、
「正しい一時停止の方法」を覚えてほしいものです。


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辞書によれば、「水をあける」とは、
競泳やボートレースなどで一身長または一艇身以上の差をつけることであり、
これが転じて、
競争相手との優劣の差をはっきりつけることの意味で使われるそうです。


さて、では、車の運転で「水を空けられる」と言ったら、
どのくらいのことでしょう?


試験の採点基準に「水あけられ」なんて減点項目はありませんが、
その代わり(?)「発進手間どり」というのがあります。
これは、
「通常発進すべき状況の時から、おおむね5秒以内に発進しないとき」
「前車がおおむね15メートル以上進行しても発進しないとき」等の場合に、
10点マイナスとなるものです。
ただし、これは「特別減点細目」になっていて、
1回だけなら減点されないが、2回やると、遡って1回目から減点されます。

これを参考に質問に答えますと、
発進時における「水を空けられる」=「概ね5秒」または「概ね15m」
と理解しておいて良さそうです。


ちなみに、発進時ではなくて、
普通に走っている時の前車との間隔については、
近すぎる場合に「車間距離不保持」として減点されるものの、
遠すぎるのは減点項目として挙げられてはいません。
しかし、実際、スピードが遅すぎて前車に水を空けられたら、
「交通の流れを妨げるおそれあり」として減点される可能性があります。
やはり、
「道路や交通の状況に適した速度」を意識するべきでしょう。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/





発進後やギアアップ後は、スムーズに加速しましょう。
力強くアクセルを踏み込んで、
速やかに適切なスピードに達するようにしてください。

しかし、そうは言っても、
急アクセル・急加速になってもいけません。


「力強いアクセル」と「急アクセル」の違いは難しいですが、
試験の採点基準では「概ね0.4Gの加速度」とされています。
イメージとしては、
「背中が背もたれに押し付けられるくらい」といった感じでしょうか。

具体的には、アクセルペダルを「雑に踏み込む」と、
急アクセル・急加速になってしまいます。
そうではなくて、
「踏み応えを確かめながら“押す”」ようにすると、
急でない、かつ速やかな加速が得られます。


車の操縦すべてに共通する話ですが、
アクセルに関しても、
「優しく、かつ、力強く」が、キーワードと言えるでしょう。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/




雨が降っている最中はもちろんですが、
雨が上がった後でも、
水溜りの残っている道では「泥はね」に注意が必要です。

「泥はね」は、こちらが歩行者(=被害者)だと腹が立ちますが、
車を運転する立場になると、うっかりしてしまいがちです。
でも、厳しい事を言えば、
水溜りが有るのは認識できたはずですから、
歩行者の近くを通る時はスピードを落としてください。


ちなみに、「泥はね」は、路上試験での減点項目にもなっています。
天候に左右される採点基準というのは少し不公平な気もしますが、
歩行者保護の観点から考えて、それも仕方が無いでしょう。


ところで、雨が降っていると、
水溜りもそうですが、路面のラインすら見えにくくなります。
そんな時には、
下から見上げるような目線で(実際に下から見るわけではないですけど)
遠くの路面を見るようにしてみてください。

そうすると、光の反射具合で、
不思議に、水溜りも、ラインも、見えてきますよ。
昔の忍者は、夜道の水溜りをしゃがんで見定めたそうですが、
ちょうどそんな感じだったのでしょうね。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/





ハンドルをいっぱい回す際には、
腕を交差させて持ち替えてください。
交差させずに、右手から左手へ(または逆に、左手から右手へ)
バーを送るように持ち替えるのは、「送りハンドル」と呼び、
教習では、“いけない事”とされています。


実は、試験の採点基準では、
「送りハンドル」そのものは減点項目にはありません。
が、車が不安定になりやすいため「ふらつき」を取られたり、
送りハンドルになる原因としての「運転姿勢不良」を取られたり、
などで減点を食らってしまいやすくなります。
また、ハンドルを回す効率が悪いとか、
タイヤの動く量がイメージしにくいとか、
送りハンドルはデメリットばかりなので、
やっぱり、試験では、使うべきでないでしょう。


ところで、先日、ある教習生から、
「迎えハンドルなら良いですか?」と尋ねられました。

「迎えハンドル」とは、例えばハンドルを左に回す場合に、
右手を握ったまま動かさずに、左手を右の方まで持って行って、
左手がバーを握ったら右手を緩めて左手でハンドルを回す、というものです。
言ってみれば、片手にだけ仕事をさせているような形になります。


いや、それだってダメですよ。

上に挙げた送りハンドルのデメリットに加え、
切り始めのタイミングも遅れがちになりますから、
迎えハンドルは、絶対にやるべきではありません。


もっとも、その質問の主は、過去に運転免許を持っていた方なので、
「こんな用語を知っていますよ」的なアピールだったのかも知れませんが。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/





以前にも書いたことのある記事ですが、
重要な事なので、一部修正して再掲載します。


複数のサイトで、
「免許センターでの試験採点基準がオープンになっていない」
と書かれているのを見つけてしまいました。
事情を知らない方の不安を煽って、
一発試験向けの通信教材を売り付けようとしている業者のようです。


しかし!
採点基準は一般にオープンされています!
 ↓
警察庁 > 運転免許技能試験に係る採点基準の運用の標準について(PDFファイル)
https://www.npa.go.jp/laws/notification/koutuu/menkyo/menkyo20230330_44.pdf
※リンク先を変更しました(2023.12.6)


件の業者たちは、そもそも、この通達の存在自体を知らないのか、
それとも、これが公開されていることを知らないのか、
はたまた、知っていながら隠して顧客を騙そうとしているのか、
どうであれ、信用に足る業者とは言いがたいですね。
(あ、ここでもまた余計なことを…)


ところで、これから技能試験を受験しようという人は
この採点基準に目を通しておいた方が良いかも知れません。

ちょっと歯切れの悪い言い方ですが、
教習を始めたばかりの人は、読んでも意味が分からないでしょうし、
教習がある程度進んだ人にとっては、
これを読んで新たに学ぶ事は無いはずです。
でも、“知識の再確認”として全く無意味ということはないので、
だから「目を通しておいた方が良い」という程度なのです。

なお、減点の点数(「△△したら○点減点」というもの)は
一部の特別減点項目を除き、
基本的には、教習生・受験生は覚える必要はありません。
「△△しないように」とだけ覚えておいてください。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/




よく「履歴書に書けるような資格が欲しい」と言う人がいます。
でも、そう言う人は、運転免許も持っていないのでしょうか。
運転免許だって、
「道路交通法」という法律によって定められた、
立派な“国家資格”なのですよ。
馬鹿にしてはいけません。

でも、国家資格だということを考えれば、
試験官の顔つきが怖いことも、
採点基準が厳格なことも、
手続きが多少面倒なことも、
すべて理解できるのではないでしょうか。

そして、合格して免許証を手に入れたら、
「運転免許なんて…」と卑下することなく、
堂々と履歴書に書いてくださいね。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/





警察庁が公開している運転免許技能試験の採点基準には、
「減点」となる項目のほかに「試験中止」となる項目も挙げられています。
そのほとんどは、
「一時停止義務違反」のような、いわゆる「一発中止項目」なのですが、
何回か繰り返すと中止になるものも含まれています。

例えば、狭路内での「切り返し」。
1回は減点なし、2回または3回やると減点なのですが、
4回切り返すと「4回分の減点」ではなく、
「通過不能」として試験中止となってしまいます。

方向変換や縦列駐車でも、
4回やり直して入れなければ、これも試験中止。

それから、MT(マニュアル)車の「エンスト」も、
4回連続してエンストすると、試験中止になります。

これらの意味するところは、
慣れない車なので、1回の失敗くらいは仕方がないが、
4回やるようでは公道を走らせるわけにはいかない、ということでしょう。


このことは、逆に、
1回の失敗で落ち込むことはない、ということでもあります。
また、2回あるいは3回失敗して減点されたとしても、
4回やらなければ試験には合格できるわけです。
失敗した時こそ落ち着いて、
その後の対処をきちんとやるようにしましょう。


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「環状交差点」の運用開始から、もう2年半も経ちました。
当時は大きく報道されていましたが、
最近はあまり話題にもなっていないようです。

もっとも、こうした形の交差点は、
従来から「駅前ロータリー」などで見慣れていましたし、
「首都高速道路環状線」だって「巨大なラウンドアバウト」と呼べそうですし
(それが恒常的な渋滞の原因だったりしますが)、
特段、目新しい施策ではなかったように思います。


ところで、東京の府中試験場と鮫洲試験場においては、
本免技能試験の路上試験コース(最近変わりましたが)に、
この「環状交差点」はありません。
従来通りの走り方(練習方法)で構いません。


しかし、警察庁交通局運転免許課長名で通達されている
『運転免許技能試験に係る採点基準の運用の標準』には、
「環状交差点に進入する際の合図・安全確認・優先判断・進行妨害等」についても
減点項目に加えられています。
ですので、他府県でこれに該当する場合や、
今後、東京でもこういう交差点が増えてくることも考えられますので、
注意しましょう。

あ、それと、学科試験の知識としては、
勉強しておかなければいけませんね。
しっかり覚えておきましょう。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/





ハンドルを戻す際には、
切る動作の逆に手を持ち替えて回すのが基本です。

しかし、運転経験のある教習生に多いのですが、
ハンドルを握る手を緩めて滑らせ、
ハンドルの復元力を利用して戻す人がいます。


さて、これを試験でやったら、減点になるでしょうか?


答えは…
試験の採点基準では、
ハンドルを戻すのに手を滑らせても、
完全に手放しでない限り、減点にはなりません。


では、試験や教習でこれをやっても問題が無いかと問われれば、
「できればやらない方が良い」と即答します。


と言うのも、
ハンドルを握っている手を緩めるのですから、
上に書いた「手放し」になってしまうリスクを伴いますし、
ハンドルが思いのほか急に戻ってしまうこともあるからです。

また、カーブが連続する道では、
次のカーブへの対処が遅れがちになります。

そして、何よりも、
「車に操縦される」という意識に陥ってしまうことが心配です。


ですので、
ベテランドライバーが癖になってしまっているのなら
角を矯めて牛を殺してもいけませんが、
教習を始めたばかりの人は
こういうハンドルの戻し方は初めから覚えないでください。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/




交差点を曲がった直後にまた右左折するときは、
ハンドルを戻しながら、すぐに寄せ始めておいてください。


右折であれ、左折であれ、ハンドルを戻したら、
通常なら一番左の通行帯を走行するのが基本ですが、
次に右折することが分かっているときは、
初めから一番右の通行帯を走っても構いません。
律儀にいったん左側の通行帯に入ってから車線変更する必要はありません。

警察庁が公開している『採点基準』によれば、
路上では「概ね500m以内」、所内では「概ね50m以内」に右折する場合には
このやり方が許されています。
ですから、試験官から「右左折の直後に右折」と案内されたら、
迷わず、右の通行帯に向かって行きましょう。


しかし、そういう練習をずっとしていると、
「左車線に入ってはいけない」と思い込んでしまう教習生もいますね。

でも、すぐに右折するからと言って、
左側の通行帯を走ってはいけないことも無いのですよ。
ただ、30m手前で右に寄っておかなければならないので、
短い距離で車線変更するのが大変だというだけの話なのです。


「右に曲がるのに左に入ってしまった!」ということに慌てて、
確認なしでハンドルを取ったり、車体をふらつかせたりすると、
減点され、場合によっては試験中止となってしまうことすらあります。
落ち着いて車線変更すれば良いのですから、
まず速度を落として、周囲の安全を確認することから始めてください。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/




障害物との間隔は、
試験の採点基準では、
「人が乗車していることが予想される駐停車車両とは1m以上」、
「人が乗車していないことが明らかな駐停車車両とは50cm以上」の
間隔を空けて通過しないと、20点の減点になります。
減点が30点を超えると不合格となるところ
20点というのは致命傷になりかねません。


ところが、この採点基準の中で
「人が乗っているかどうか」というのは、
日ごろ運転している人でも判断が難しいものです。
「判断が付かない」なら、
「乗っていないことが明らか」ではないわけで、
つまり、1m以上の側方間隔を空けて通過しなければならないのです。


ですので、これから免許を取ろうとしている皆さんは、
人が乗っていようが、乗っていまいが、
さらには、駐停車車両以外の障害物の場合、
それが動く物であろうが、静止している物であろうが、
とにかく1mの間隔を空けて通過することを考えてください。

そして、やむを得ず障害物の近くを通ることになってしまったなら、
その時は徐行してください。

しかし、これは、あくまで例外規定ですので、
「徐行すれば側方間隔を空けなくて良い」とは覚えないでください。


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先日、ある弁護士の講演を聴いてきました。
日本初のパワーハラスメント訴訟に携わった人なので、
興味深い話であり、また、大変参考にもなりました。
しかし、確かに弁護士としては優秀なのかも知れませんが、
鼻に付く(耳に付く?)表現が言葉の端々に見られたので、
彼の人間性については疑わざるを得ませんでした。

その表現とは、
被告側の弁護士や裁判官を批判するもの。
それも、“反論”というのではなくて、
自分と異なる意見を初めから受け容れない姿勢から出る言い方だったのです。
まあ、被告側の弁護士については、
言わば“敵”なのだから、悪く言うのも理解できないではありません。
しかし、裁判官が自分たちに都合の悪い判決を出したことについて、
「訳の分からない事を言った」(と言っていました)と言うのは、
いかがなものでしょうか。
裁判官は、当事者双方の言い分を聞き、
また、当事者ばかりでなく判決で影響を受ける第三者のことも考えて、
一段高い見地から判断しているはずです。
その裁判官が信用できないというのなら、
法曹でメシを食う資格が無いとすら思えます。

もっとも、聴くこちら側にも、
「労働者側に立つ弁護士はアウトロー」という先入観があるので、
多少のバイアスが掛かっていたことは否めませんが。


ところで、運転免許の試験に際しても、
試験官の悪口を言う人が少なくありません。

「偉そうだった」とか「嫌味を言われた」とかならともかく、
「採点基準がおかしい」といった類の言葉は、
絶対に口にしてはならないでしょう。

そりゃ、試験官だって人間なのですから、
採点ミスが全く無いとは言いきれませんが、
少なくとも受験生よりは高い見識をもって採点しているはずです。
その試験官が信用できないというのなら、
試験場での受験を考えるべきではありません。

試験官が「訳の分からない事を言った」と思えたのなら、
受験生側に、試験官の意図が理解できるだけの知識や経験が無かった、
というだけのことに過ぎません。
試験官の言葉がすべて理解できるよう、練習を積んでください。


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複数の通行帯がある道路では、
基本的には、一番左の車線を走ってください。


しかし、特に路上では、
駐車車両等の障害物があって、
ずっと左車線を走り続けるのが難しい場合が多くなります。
そういう場合は、もちろん、
右車線を使って障害物を回避するのですが、
障害物が無くなった所からは、また左車線に戻るのが基本です。


ただ、それも、
すぐに次の障害物があって車線変更を繰り返すようなときには、
右車線をそのまま走って構わないのですよ。
その距離は、採点基準では「路上では概ね500m以内」とされています。


それから、
右折してすぐにまた右折するようなときも、
概ね500m以内であれば、右車線を走っても構いません。


いずれのケースも、
意外に長く右車線を走れますので、安心(?)して良いですよ。


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交差点を曲がった直後に右折するときは、
ハンドルを戻しながら、すぐに右に寄せて行ってください。

複数の通行帯がある道路では、
通常なら一番左の通行帯を走行するのが基本ですが、
次に右折することが分かっているときは、
初めから一番右の通行帯を走っても構いません。
律儀にいったん左側の通行帯に入ってから車線変更する必要はありません。

警察庁が公開している『採点基準』によれば、
路上では「概ね500m以内」、所内では「概ね50m以内」に右折する場合には
このやり方が許されています。
試験官から「すぐにまた右に曲がる」と案内されたら、
迷わず、右の通行帯に向かって行きましょう。


しかし、だからと言って、
「左車線に向かってはいけない」ということもないのですよ。
ただ、右折の30m手前で右に寄っておかなければならないので、
短い距離で進路変更するのが苦労するというだけの話です。

「すぐに右折するのに左車線に入ってしまった!」ということに慌てて、
確認なしでハンドルを取ったり、車体をふらつかせたりすると、
減点され、場合によっては試験中止となってしまうことすらあります。
落ち着いて車線変更すれば良いのですから、
まず速度を落として、周囲の安全を確認することから始めてください。


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二種免許の試験では、
場内で「鋭角コース」が出題されます。
正三角形の頂点を曲がっていくようなコースですから、
どうやっても1回のハンドルでは通過できません。

当然、切り返しが必要になるわけですが、
もし1回の切り返しで通れなさそうだったら、
2回やっても良いのですよ。
教習では1回の切り返しで通過するように練習しますが、
実は、採点基準では、2回の切り返しまでは
減点されないことになっています。

それに、仮に2回切り返しても通過できなければ
3回やれば良いのです。
3回切り返すと2回めに戻って減点されますが、
それでも、脱輪してしまったら間違いなく減点ですし、
場合によっては、その場で試験中止になってしまいます。


二種免許を取得しようという方は得てして
ご自分の運転に自信過剰になりがちで、
何度も切り返しをすることに抵抗があるようです。

でも、通れなければ仕方がありませんから、
技量不足を素直に認めて(&練習不足を反省して)
2回めの切り返し、3回めの切り返しをやってください。


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府中試験場(東京)での技能試験受験者には、
『受験の手引き ~技能試験を受ける方のために~』
という冊子が渡されます。


さて、その『受験の手引き』には、
受験に際しての注意事項やアドバイスが書かれているのですが、
中でも、
「安全運転のポイント」という数ページが、実は非常に重要なのです。


そこには、例えば、
「発進後やギアアップ後は、アクセルペダルを力強く踏み込み、短時間のうちに、しっかり速度を上げる。」
と書いてあります。
これをさらりと読み流してしまうのは、解ってない人です。

ここには、「加速不足はきっちり減点します」と書かれているのですよ。
しかも、ご丁寧に
「10m=15km/h」・「20m=30km/h」…と図示までしてくれていますが、
それって採点基準そのものじゃないですか。
もっとも、一応「例」ということになっていますので、
ピタリこの数字通りの加速が求められているわけではありませんが。


また、「左折するとき」の項には、
「交差点から30メートル以上手前で進路を変え終わる。」
とさり気なく書かれていますが、
その「進路を変える」のが実は減点されやすいポイントですので、
別項で詳しく説明されているのを、きちんと読んでおかないといけません。


事ほど左様にそんな感じで書かれていますので、
この『受験の手引き』を10分くらいで読み終わっちゃったという人は、
内容が理解できていないことが疑われます。
しっかり読むと、優に30分は掛かるはずです。
小生など、教習生に教えるつもりで読んだこともありますが、
1時間以上掛かりましたよ。

でも、そんなふうに読み込めば、
『受験の手引き』は最高の参考書となるでしょう。


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パイロットアカデミーではこういう教え方はしていませんが、
「一時停止は、タイヤを“3秒以上”止めていなければいけない」と
言われることがあります。
それもあながち間違いではないですけど、
採点基準で「3秒以上」と定められているわけではありませんよ。


一時停止は、
「停止+安全確認」でしたね。
それは、
“タイヤがピタリ止まった状態”で、
「右見て、左見て、もう一度右を見て」(※)でした。

(※)『カエルの冒険』劇中歌「ワン・ツー・スリー・ゴー」の歌詞の一部です。
 アラフィフ世代の人には馴染みがありそうですが、
 今の人は「ケロヨン」って知らないよね…


その安全確認が終わるまで車を発進させてはいけませんから、
結果、タイヤは3秒以上止まっていることになるでしょう。
「3秒以上」にはそういう意味があるのです。
要は、しっかり確認する必要がある、ということ。


ドライバーが「3秒以上」を意識することで確認がきちんと出来るのなら
そういう覚え方を否定するつもりもありませんが、
どちらかと言えば、
「3秒」という数字よりも、
「正しい一時停止の方法」を覚えてほしいものです。


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