Pilot-Kの「前見て加速!」 Livedoor版

自動車運転指導「パイロットアカデミー」の代表が運転技能や免許取得に関するアドバイス・感想等を綴っていきます。 教習生も一般ドライバーも必見!

タグ:是正措置


縦列駐車は「完了した旨を告げる」までが課題でした。
そのせいでしょうか、
方向変換でも、バックが完了した時点で停車措置(※)を講じて
試験官の指示を待とうとする人がいますね。

※「停車措置」とは…
1.ギアをMT車はニュートラル、AT車は「P」に入れる
2.サイドブレーキを掛ける
3.(運転席側の)窓を閉める
4.ペダルから足を下ろす

しかし、「方向変換」は、
その名のとおり「向きを変えて出て行く」という課題なので、
完了報告は要りません。
「車庫入れ」という課題ではないので。

一方で、試験官にしてみれば、
試験中止項目の中に「試験官が是正措置を指示した場合」というのがあって、
試験官が「こうしなさい」と指示したら原則として不合格となってしまうため、
迂闊に指示を出すわけにもいきません。
なので、その数秒、車内に“気まずい沈黙”が生まれたりします。

まあ、しびれを切らして教えてくれる試験官もいるでしょうし、
ここで厳格に「試験官補助」を適用するとも思えませんが、
いずれにしても、方向変換課題では、
試験官からの指示を待たずに、黙って、もと来た道へ戻るのが基本です。

文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/


「方向変換」は、その名のとおり、
「向きを変えて出て行く」という課題です。
したがって、
縦列駐車のように「完了した旨を告げる」という行為は要りません。


しかし、「車庫入れ」という課題だと思っているためか、
バックが完了した時点で、試験官の指示を待とうとする人がいますね。
ご丁寧に停車措置(※)まで講じる人もいます。

※「停車措置」とは…
 「ギアをニュートラル(AT車は『P』)に入れる」
 「サイドブレーキを掛ける」
 「窓を閉める」
 「ペダルから足を下ろす」です。

一方で、試験官にしてみれば、
試験中止項目の中に「試験官が是正措置を指示した場合」というのがあって、
試験官が「こうしなさい」と指示したら、
(一部の例外を除き)不合格となってしまうため、
迂闊に指示を出すわけにいかないのです。
そこに、“気まずい沈黙”が生まれるというわけです。

まあ、しびれを切らして教えてくれる試験官もいるでしょうし、
ここで厳格に「試験官補助」を適用するとは思えませんが、
いずれにしても、方向変換課題では試験官からの指示を待ってはいけません。
黙って、もと来た道へ戻って行ってください。


先日、「縦列駐車で気まずい沈黙」という記事を書きましたが、
今回は、方向変換課題でも気まずい沈黙の時間が流れることがある、という話でした。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/


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