Pilot-Kの「前見て加速!」 Livedoor版

自動車運転指導「パイロットアカデミー」の代表が運転技能や免許取得に関するアドバイス・感想等を綴っていきます。 教習生も一般ドライバーも必見!

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路上走行中に(地域によっては教習所内でも)
犬や猫が道路に飛び出してくることがありますね。

“犬”が飛び出してきたら、
その後に“人”が続いて飛び出してくる可能性が高い一方、
“猫”が飛び出してきても、
その後に人が続く可能性は低いと言えます。

なので、タクシードライバーなどの間では、
「犬はよけろ。猫は轢け。」と言われていると聞いたことがあります。
(真偽のほどは分かりませんが)

しかし、これは、どちらもダメ。

まず、「犬はよけろ」に関して。
不用意にハンドルを取って、
自車と並走している二輪車を倒しでもしたら、
目も当てられません。
よけるのなら、合図と確認の後にするべきです。

次に「猫は轢け」に関して。
確かに、猫に気を取られて、
歩行者や自転車に接触してはいけませんから、
構わず走り続ける、というのも一理あるかも知れません。

しかし、それが猫であることを咄嗟に見極めるのは難しいですし、
何より怖いのは、「故意をもって轢く」という行為です。
(「認識していながら認容する」のも「故意」になります)

例外も無いわけではないですが、基本的には、
「轢いても良い」・「ぶつけても良い」と思う人は、
車を運転する資格が無い、と認識してください。

飛び出したのが、犬であろうと、猫であろうと、
もちろん、人であろうと、
「よけろ」でも「轢け」でもなくて、
「危険を感じたら、まずブレーキ!」が鉄則ですよ。

文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/


走行中に、犬や猫が飛び出してくることがありますね。

“犬”が飛び出してきたら、
その後に“人”が続いて飛び出してくる可能性が高い一方、
“猫”が飛び出してきても、
その後に人が続く可能性は低いと言えます。

なので、プロドライバーの間では、
「犬はよけろ。猫は轢け。」と言われているそうです。

しかし、これは、どちらもダメ。


まず、「犬はよけろ」に関して。
不用意にハンドルを取って、
自車と並走している二輪車を倒しでもしたら、
目も当てられません。
よけるのなら、合図と確認の後にするべきです。

次に「猫は轢け」に関して。
確かに、猫に気を取られて、
歩行者や自転車に接触してはいけませんから、
構わず走り続ける、というのも一理あるかも知れません。

しかし、それが猫であることを咄嗟に見極めるのは難しいですし、
何より怖いのは、「故意をもって轢く」という行為です。
(「認識していながら認容する」のも「故意」になります)

例外も無いわけではないですが、基本的には、
「轢いても良い」・「ぶつけても良い」と思う人は、
車を運転する資格が無い、と認識してください。


飛び出したのが、犬であろうと、猫であろうと、
もちろん、人であろうと、
「よけろ」でも「轢け」でもなくて、
「危険を感じたら、まずブレーキ!」が鉄則ですよ。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/





もう何十年か前になりますが、
某タクシーの車内で、ドライバーが、
「俺たちは『猫が飛び出してもよけるな。轢け。』と言われているんだ。」
と話しかけてきました。

その理由は、
飛び出した猫をよけようとすると、
逆にそれが事故の元となったりするからなのだそうです。
「なるほど。そういう考え方もあるんだな。」と、
半分驚きながらも半分理解して聞いていました。


確かに、猫という動物は、
ヘッドライトに眩惑されてか、ヘッドライトに照らされた所に獲物を見つけてか、
なぜか車の前に飛び出すことが多いように思います。
そして、「それを無造作によけるのは却って危険」というのも事実その通りでしょう。


では、飛び出したのが“犬”であったらどうでしょう。

犬の場合は、リードにつながれているので、
直後に人間が続けて飛び出すことが考えられます。
ですから、「轢け」という認識で運転していると危険です。

そう考えれば、
「犬だったら轢くな」が正解なのでしょう。

しかし、運転中、目の前に何かが飛び出した時、
それが“猫”であるか“犬”であるかを即座に見極めて対処を変えるのは、
至難の技です。

特に初心者のうちは
件のタクシードライバーの言を鵜呑みにすべきではありません。
やはり、
「危険を感じたら、まずブレーキ!」
を徹底すべきでしょう。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/




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