Pilot-Kの「前見て加速!」 Livedoor版

自動車運転指導「パイロットアカデミー」の代表が運転技能や免許取得に関するアドバイス・感想等を綴っていきます。 教習生も一般ドライバーも必見!

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多くの普通乗用車では、
後部座席は3人掛けになっていますが、
大人3人が乗ると、さすがに息苦しく感じます。

ところで、後部座席に乗る3人のうち1人が太った人だった場合、
その人はどの席に乗ってもらうのが良いでしょうか。

ちょっと考えると、
「右側の席(運転席の後ろ)」はドライバーの邪魔になりそうなので、
「左側の席(助手席の後ろ)」がベストポジションのように思えます。
そして、「真ん中の席」は、
特にFR(後輪駆動)の車は後部座席中央をプロペラシャフトが通っていることもあって、
きっと初めから選択肢に入れていないでしょう。

しかし、太った人が左右どちらかに座ると、
真ん中の席に座った人が、そのプロペラシャフトの関係で、
脚の持って行き場が無くなってしまうのです。

電車の3人掛けシートでは、
太った人が真ん中に座ると他の乗客がその左右には座りにくくなり、
実質「1人掛け」になってしまう光景を見かけることがあります。
せめて、左右どちらかに座っていてもらえると、
3人は無理としても2人なら座れるので、
ネットの掲示板等では「デブは真ん中に座るな」と言われているようです。

しかし、車の後部座席では、それと異なり、
太った人には真ん中の席に(プロペラシャフトを跨いで)座ってもらうのが、
3人が乗るにはラクだと思います。

もっとも、後部座席の真ん中の席は、席次でいうと一番低い席ですから、
太った人(多くは偉い人)に座ってもらうのは(それを言い出すのが)
ためらわれるかも知れませんけど。

文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/


「方向変換」(俗に「車庫入れ」とも呼ばれる課題)で、
車庫の片側に寄ってしまいそうな場合、どのように対処したら良いでしょうか。

斜めにバックして車庫の真ん中に入れようとする?

それも悪くはないのですが、
慣れないうち(特に初めて免許を取ろうとする人)は、
構わずまっすぐ(車庫に対して直角に)バックするのを考えたほうが良いですよ。

そもそも方向変換課題では
車庫の真ん中に入れることまで求められていません。
片側に(多くは出て行きたい側に)寄ってしまったら、
幅寄せか切り返しをして車庫から出て行ければ良いのです。

また、練習の面から、
車体の向きを正しく把握するためにも、
まっすぐバックさせることをお勧めします。

もっとも、試験では車体がナナメになっても減点されるわけではないですが、
「真ん中に入れる」か「まっすぐ入れる」かという選択肢なら、
後者を選ぶべきという話です。

文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/


仮免許を取得した後(試験では路上から戻った後)の課題に、
「方向変換」というのがあります。
俗に「車庫入れ」とも呼ばれることも多いですが、
ペーパードライバーが練習するような車庫入れとは
意味が違います。


方向変換は、
“車庫”のスペースを使って車の向きを変えて、
入ってきた方へ出て行くという課題です。
文字通り「方向を変える」わけです。

この「出て行く」という動作がある分、
「車を車庫に入れて終わり」の「車庫入れ」よりも難しい…
と思いきや、
普通一種免許の試験では
それほどの厳密さは求められませんので、
むしろ「車庫入れより簡単」と言っても良いくらいです。


なぜなら…

まず、車庫の真ん中に入れなくても良いということ。
それどころか、出て行くのと反対側に(右に出るなら左に)
寄せておくぐらいの方が出やすくなります。

また、車体が斜めでも構いません。
とは言え、斜めの状態からは車が出しにくくなりますので、
右や左に寄っていたとしても
車体をまっすぐにしておくことをお勧めはしています。

それから、
車庫の奥まで入れる必要もありません。
奥のポールに接触したら即試験中止ですから、
決して無理はしないでください。
要は向きを変えて出て行ける程度にまでバックすれば良いわけです。

いずれも、
「車庫入れ」ではなく「方向変換」ならでは、の理由と言えます。


なので、あまり固くならずに、肩の力を抜いて練習しましょう。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/



方向変換課題は、
バックで“車庫”に車を入れ、向きを変えて出て行きます。
俗に「車庫入れ」と呼ばれていますが、
試験課題としては「方向変換」、
すなわち「向きを変える(進行方向を逆転する)」ができれば良いのです。

ですから、車庫の真ん中にバックしていく必要もありません。
むしろ、左に出たいなら車庫の右寄りに、右に出たいなら左寄りに
入れたほうが、出やすいというのは理解できると思います。


しかし、車の誘導を誤って、
これから出ようとする側に寄ってしまうこともあると思います。
そういう場合は、車庫内で幅寄せをしてから車庫を出ましょう。

例えば、左に出たいのに左に寄ってしまった場合…
前に進みながらハンドルを右に全部回して右に寄せます。
右に寄せたら、今度はハンドルを左に全部回します。
この時に、
ハンドルを右に回してすぐに(車を進めずに)左に回す人を見かけますが、
それでは車は寄っていきません。
少し欲張るぐらいの気持ちで右に目いっぱい寄せてください。

車体がまっすぐになったら、まっすぐバックします。
バックしながらハンドルを切ってさらに右に寄せるというやり方も有りますが、
後ろ向きでの車の挙動がつかめていない初心者にはお勧めしません。


なお、「幅寄せ」を使わずに、
わざと大回りして「切り返し」を使って車庫から出る方法もあります。
どちらを使っても構いませんし、どちらも1回めは減点されないのですが、
「出られるかな? どうかな?」という時は「切り返し」を使い、
明らかに出られない時は「幅寄せ」を使うのが一般的のような気がします。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/



方向変換(俗に「車庫入れ」とも呼ばれる)課題では、
ドライバーの肩が、車庫の“柱”に相当する縁石に並んだ所で
ハンドルを回して車体に角度を付けると、
車の“お尻”を車庫に入れて行くのにちょうど良いです。

※東京(府中・鮫洲)での受験の場合です。
他府県では角度を付けてはいけない所もあるようですから、
試験場ごとのローカルルールに従ってください。


さて、ここで目標にした「ドライバーの肩」というのは、
セダン型の乗用車では、車の真ん中に運転席がありますので、
それが「車長の半分」ということです。

なので、トラックなど、運転席が真ん中にない車では、
「肩」を目標にしても意味がありません。
あくまで、
車の(正しくは「ホイールベースの」)真ん中を“柱”に合わせる
のが基本だと覚えてください。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/




本免技能試験で課される「方向変換」は、
車庫を見立てたスペースに車体をバックで入れていくので、
俗に「車庫入れ」とも呼ばれます.
が、この2つの用語は、厳密には意味が異なります。


「方向変換」は、
文字どおり、向きを変えて出て行く、という課題です。
その点、
ペーパードライバーが練習する「車庫入れ」のように、
車庫の真ん中に、直角に、奥まで、車体を入れていなくても、
試験では、それを理由に減点されたりしません。

むしろ、「方向変換」では、
出て行くのと反対側(右に出るのであれば左)に寄せるのを
推奨するくらいですし、
奥のポールにぶつかったら試験中止ですから、
出て行ける程度にバックするだけです。

こう聞くと、「方向変換」が簡単に思えてきませんか?

ただし、これは一種免許の話。
二種免許では、そんなに甘くありません。
車体は、車庫の真ん中にまっすぐ、そして奥まで、入れてください。
そういう意味では、二種免許受験者は、
「車庫入れ」という課題だと思って練習するのが良いかも知れません。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/




普通乗用車の後部座席は、
3人掛けになっている車が多いですが、
大人3人が乗ると、ちょっと息苦しく感じます。

ところで、後部座席に乗る3人のうち1人が太った人だった場合、
その人はどの席に乗ってもらうのが良いでしょうか。

「右側の席(運転席の後ろ)」はドライバーの邪魔になりそうなので、
「左側の席(助手席の後ろ)」がベストポジションと考えるのが一般的のようです。
そして、「真ん中の席」は、きっと初めから選択肢に入れていないでしょう。
特にFR(後輪駆動)の車は後部座席中央をプロペラシャフトが通っていますから、
それを跨いで乗るのが大変じゃないかと、思いがちですよね。


でも、ここでは敢えて、
太った人には真ん中の席に乗ってもらうことを提案します。

と言うのも、
太った人が左右どちらかに座ると、
真ん中の席に座った人が、そのプロペラシャフトの関係で、
脚の持って行き場が無くなってしまうからです。


電車の3人掛けシートでは、
太った人が真ん中に座ると他の乗客がその左右には座りにくくなり、
実質「1人掛け」になってしまう光景を見かけることがあります。
せめて、左右どちらかに座っていてもらえると、
3人は無理としても2人なら座れるので、
ネットの掲示板等では「デブは真ん中に座るな」と言われているようです。


しかし、車の後部座席では、それと異なり、
太った人にプロペラシャフトを跨いでもらった方が
3人が乗るにはラクだと思います。

もっとも、後部座席の真ん中の席は、席次でいうと一番低い席ですから、
太った人(多くは偉い人)に座ってもらうのは(それを言い出すのが)
ためらわれるかも知れませんけど。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/





「方向変換」(俗に「車庫入れ」とも呼ばれる課題)で、
車体を斜めにしてバックする人がいますね。


例えば車庫の片側に寄ってしまいそうな場合に真ん中に向かうなど、
慣れてきたら(車の取り回しが分かるようになったら)、
斜め向きにバックするのもテクニックの一つではあるのですが、
慣れないうち(特に初めて免許を取ろうとする人)は、
仮に片側に寄ってしまうとしても構わず、
まっすぐ(車庫に対して直角に)バックすることを考えるようにしましょう。


そもそも方向変換課題では
車庫の真ん中に入れることまで求められていません。
片側に寄ってしまったら、
幅寄せか切り返しをして車庫から出て行ければ良いのです。
それよりも、車体の向きを正しく把握するため、
まっすぐバックさせることをお勧めします。


もっとも、試験では車体をまっすぐにすることも求められていませんから、
車体が斜めになっても減点されるわけではありませんが、
「真ん中に入れる」か「まっすぐ入れる」かという選択肢なら、
後者を選ぶべきという話です。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/




「方向変換」課題は、
俗に「車庫入れ」とも呼ばれますが、
ペーパードライバーが練習するような車庫入れとは
意味が違います。

方向変換は、
「車を車庫に入れて終わり」ではなく、
車庫を使って車の向きを変えて、入ってきた方へ出て行きます。
文字通り「方向を変える」わけです。

この「出て行く」という動作がある分、
ただの車庫入れよりも難しいと思いきや、
普通一種免許の試験では
それほどの厳密さは求められませんので、
むしろ「車庫入れより簡単」と言っても良いくらいです。


それは、まず、
車庫の真ん中に入れなくても良いということ。
それどころか、出て行くのと反対側に(右に出るなら左に)
寄せておくぐらいの方が出やすくなります。

また、車体が斜めでも構いません。
ただ、斜めの状態からは車が出しにくくなりますので、
右や左に寄っていたとしても
車体をまっすぐにしておくことをお勧めはしています。

それから、
車庫の奥まで入れる必要もありません。
奥のポールに接触したら即試験中止ですから、
決して無理はしないでください。
要は向きを変えて出て行ける程度にまでバックすれば良いわけです。


いずれも、
「方向変換」という課題(用語)の意味を考えてみれば
理解できることだと思います。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/




方向変換課題では、バックで車庫の真ん中に車を入れるのが基本ですが、
「車庫入れ」課題ではない(※)ので真ん中に入れなくても減点になりません。
むしろ、車庫から左に出たいなら車庫の右寄りに、右に出たいなら左寄りに、
入れたほうが、出やすいというのは理解できると思います。
※俗に「車庫入れ」と呼ばれていますが、試験課題としては「方向変換」です。
 すなわち「向きを変える=進行方向を逆転する」ことです。


しかし、車の誘導を誤って、これから出ようとする側に寄ってしまうこともあるでしょう。
その場合は、初めから切り返しをするつもりで大回りして出ても良いのですが、
車庫内で幅寄せをしてから車庫を出る方法もあります。


例えば、左に出たいのに左に寄ってしまった場合…
右に寄せたいので、前に進みながらハンドルを右に全部回します。
そしてさらに進んでから(!)今度はハンドルを左に全部回します。
この時に、ハンドルを右に回したらすぐに(車を進めずに)左に回す人を
たまに見かけますが、それでは車は寄っていきません。
むしろ少し欲張るぐらいの気持ちで右に目いっぱい寄せてください。

車体がまっすぐになったら、まっすぐバックします。
バックしながらハンドルを切ってさらに右に寄るというやり方も有りますが、
後ろ向きでの車の挙動がつかめていない初心者にはお勧めしません。


「切り返し」と「幅寄せ」のどちらを使って出るかは別にきまりは無いのですが、
「出られるかな?どうかな?」という時は「切り返し」を使い、
明らかに出られない時は「幅寄せ」を使うのが普通のような気がします。
(特に路上においては状況により判断が異なりますので、一概には断定できませんが。)


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/




仮免所持者が行う「方向変換」の課題は、
車庫を見立てたスペースに車体をバックで入れていくので、
俗に「車庫入れ」とも呼ばれますが、
ペーパードライバー教習における「車庫入れ」課題とは
ちょっと意味合いが異なります。


「車庫入れ」では、
車体を車庫の真ん中に、直角に入れて行くように練習しますが、
「方向変換」では、
出て行くのと反対側(右に出るのであれば左)に寄せるのを
推奨するくらいですし、
車体が斜めになっていても構いません。

また、「車庫入れ」では、
車庫の奥まで入れる練習をすることがありますが、
「方向変換」では奥のポールにぶつかったら試験中止ですから、
無理をしない程度にバックするだけです。


要は、「方向変換」は、
文字どおり、向きを変えて出て行くだけのこと。
車庫の真ん中でなくても、車体が斜めでも、奥まで入れなくても、
試験では、それが理由で減点されることはありません。

こう聞くと、少しはラクに思えてきましたでしょうか?


ただし、これは一種免許の話であって、
二種免許では、そんなに甘くありません。
車体は、車庫の真ん中にまっすぐ、そして奥まで、入れてください。
そういう意味では、二種免許受験者は、
「車庫入れ」という課題だと思って練習するのが良いかも知れません。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/





現在、東京の鮫洲試験場は、
改装中のため、仮免許の試験は受けられませんが、
本免許の試験は実施しています。
試験車は、路上試験を終えて試験場に戻って来たら、
通用門からコースに入って、方向変換の課題を行います。


ところで、この「方向変換」(俗に「車庫入れ」とも呼ぶ)、
鮫洲と府中とでコース設計が異なるのは
ご存じでしょうか。

道幅や“車庫”の大きさは全く同じなのですが、
鮫洲試験場では車庫前の道に限界が有るのに対して、
府中試験場では限界が無いので、
どこまでも前に出してからバックを始められるのです。

とは言うものの、府中試験場での方向変換でも、
前にいっぱい出したところで、すぐに曲がり始めたら縁石に載りますから、
少しまっすぐバックした後にハンドルを切ることになります。
結局、やる事は鮫洲と変わらないのです。


一方、鮫洲試験場の方向変換では、
車を前に出すと前の縁石を踏みそうに錯覚して、
しっかり前に出せずにバックを始めてしまうことがあります。
そうすると、車を車庫の真ん中に入れられず、
再発進に苦労する、というわけです。


そもそも、パイロットアカデミーの教習では、
鮫洲でも府中でも対処できるような方向変換を教えていますから、
練習通りのやり方をやれば、それで大丈夫なはずです。
コースの見た目に惑わされないようにしてください。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/



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