Pilot-Kの「前見て加速!」 Livedoor版

自動車運転指導「パイロットアカデミー」の代表が運転技能や免許取得に関するアドバイス・感想等を綴っていきます。 教習生も一般ドライバーも必見!

タグ:装備

踏切では、
運転席側の窓を少し(概ね10~15cmほど)開けて、
目と耳で安全を確認することになっています。
この時代、
ほとんどの車が(少なくとも府中・鮫洲の試験用普通車は例外なく)
パワーウインドーが装備されていますから、
運転席横のスイッチ1つで窓の開閉ができます。

さて、
このスイッチを強めに押すと「全開」になる機能があります。
それはそれで便利な機能なのですが、
窓を少しだけ開けたいときは、ちょっとした力加減が必要だったりします。

まれに、全開になってしまったのをわざわざ途中まで閉める人もいますが、
全開ではいけないという決まりがあるわけではないのですよ。
そもそも、窓を開けたまま走行しても問題ないのですし。
窓を途中まで閉めるなんてことをしている間に
さっさと確認して、速やかに発進しましょう。

ちなみに、
その逆、「全閉」の機能は、便利に使えますね。
安全確認後に、スイッチを強めに引き上げるだけで、
もう窓の事は気にせず、前を見て発進することができます。

文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/


ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)は、
急ブレーキを踏んでもタイヤがロックしないようにする仕組みで、
現行のほぼ(小生の知る限り)すべての国産乗用車に標準装備されています。

ABSを搭載していない(昔の)車では、
急ブレーキでタイヤがロックしてしまったら、
ドライバーは、足の力を少し緩めてロックを外し、
それから再びブレーキペダルを踏み込む、という動作を繰り返していました。
言ってみれば、それを機械で自動的に行うのがABSというわけです。

タイヤがロックした状態の危険性(“怖さ”と言うべきでしょうか)は、
実際に体験してもらうのが一番良いのですが、
残念ながら(?)
パイロットアカデミーの教習車もすべてABSを搭載しているので、
口頭で説明するしかありません。


さて、ABSによって車を安全に停めることができるようになったことは
喜ばしいのですが、
どうもこれを勘違いして、
「ABSだと急ブレーキが掛けられる」と曲解しているドライバーが多いですね。
しかも、それに輪を掛けて、
「ABSだから車間を詰めて走っても大丈夫」と思い込んでいる人までいます。

ABSを装備しているからと言って、
別にブレーキの効きが良くなるわけではないのです。
むしろ、熟練ドライバーがABS無しで(前述の方法で)ブレーキを掛けるよりも
停止するまでの距離は長くなります。

こういったABSの性能を正しく認識して、
慢心せずに、充分な車間距離を保って走ってください。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/




踏切では、
運転席側の窓を少し(概ね10~15cmほど)開けて、
目と耳で安全を確認しましょう。
この時代、ほとんどの車が
(少なくとも府中・鮫洲の試験用普通車はすべて)
パワーウインドー装備ですから、
運転席横のスイッチ1つで窓の開閉ができます。


ところで、
このスイッチを強めに押すと「全開」になる機能があります。
窓を少しだけ開けたいときは、ちょっとした力加減が必要だったりします。

でも、踏切で窓を全開にしてはいけないというきまりは無いのですよ。
そもそも、窓を開けたまま走ったって良いのですし。

なので、窓が全開になってしまったからといって、
わざわざ途中まで閉める意味はありません。
そんなことを気にしているより、
さっさと確認して、すぐに発進しましょう。


ちなみに、
その逆、「全閉」の機能は、便利に使えますね。
安全確認後に、スイッチを強めに引き上げるだけで、
もう窓の事は気にせず、前を見て発進することができます。

こんなことは、
昔の、手回しハンドルで開閉する窓では考えも付かなかったですね。
もっとも、「全開になっちゃった。どうしよう。」という心配も無かったですけど。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/





昔の車は前照灯とメーターパネルが連動していたので、
暗くなってメーターが見づらくなれば、
自然とライトを点けることになりました。
しかし、最近の車は自発光のメーターを装備しているので、
明るい道など、前照灯を点け忘れている車も結構走っていますね。


自発光メーターが装備されているのは上級クラスの車であり、
それらは「黒っぽい」ことが多く、
また、そういう車ほど「静かに走る」ことも、
危険を助長しているのではないでしょうか。


先日、片側2車線の道路で、車線変更しようとした車が
無灯火の黒い高級車にぶつかりそうになった場面を目撃しました。
幸い接触しませんでしたが、その高級車はクラクションを鳴らし、
窓を開けて「ばかやろう!」と怒鳴っていました。
自分が無灯火であることに気づいていなかったのでしょう。

“自転車”の無灯火は運転者本人が承知している確信犯ですが、
自動車の場合は自覚が無いだけに、却って困りものです。

また、逆に、昼間に前照灯を点けっぱなしになる無駄を考えても、
自発光メーターには意味が無いと、小生は思います。
各メーカーには、ぜひ再考をお願いしたいところです。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/




現行の国産乗用車は、ほぼ(小生の知る限り)すべての車種が
ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)標準装備となっています。
これによって、急ブレーキでタイヤがロックせずに車を安全に停めることができるので、
それ自体は喜ばしいことと言えます。


タイヤがロックした状態の危険性(“怖さ”と言うべきでしょうか)は、
実際に体験してもらうのが一番良いのですが、
残念ながら(?)
パイロットアカデミーの教習車もすべてABSを搭載しているので、
口頭で説明するしかありません。

昔のABSを搭載していない車では、
急ブレーキでタイヤがロックしてしまったら、
ドライバーは、足の力を少し緩めてロックを外し、
それから再びブレーキペダルを踏み込む、という動作を繰り返していました。
言わば、それを機械で自動的に行うのがABSというわけです。


しかし、どうもこれを勘違いして、
「ABSだと急ブレーキが掛けられる」と曲解しているドライバーの多いこと。
しかも、それに輪を掛けて、
「ABSだから車間を詰めて走っても大丈夫」と思い込んでいる人までいますね。


ABSを装備しているからと言って、
特段ブレーキの効きが良くなるわけではないのです。
むしろ、熟練ドライバーがABS無しでブレーキを掛けるよりも
停止するまでの距離は長くなります。


こういったABSの性能を正しく認識して、
慢心せずに、充分な車間距離を保って走ってください。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/



このページのトップヘ