Pilot-Kの「前見て加速!」 Livedoor版

自動車運転指導「パイロットアカデミー」の代表が運転技能や免許取得に関するアドバイス・感想等を綴っていきます。 教習生も一般ドライバーも必見!

タグ:車道


「路側帯」とは、
「歩行者の通行のために設けられている部分」を言います。
路側帯の対処を迷った時には、
学科試験ばかりでなく、技能試験においても、
この基本事項に立ち戻りましょう。


例えば、左折前に道路左端に寄せる際には、
路側帯に踏み込んで寄せるのでしょうか。

それだって、
路側帯は歩行者の通行のための部分なのですから、
車は通行できません。


ただし、駐停車に関しては別です。
「駐停車禁止路側帯」や「歩行者専用路側帯」である場合を除き、
左側に75cm以上あければ路側帯内に停められます。
「駐停車」は「通行」とは異なるという解釈です。

また、歩道が完備されている道路や高速道路においては、
歩行者の通行を考える必要が無いのですから、
きっちり左に寄せて停めることができます。
(むしろ、そういう所では、きっちり左に寄せて停めてください。)

先に挙げた“左折前の寄せ”についても、
歩道が完備されている道路では、
車道幅いっぱいに寄せることになります。


こういったことも、
「路側帯は歩行者の通行のためのもの」であることを考えれば
納得できて、対処に迷うことも無くなるでしょう。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/



道路沿いの施設(ガソリンスタンドやファストフード店など)や
所によってはマンション等の敷地に入る際に、
歩道を横切らなければならないことがあります。
そういう場所では、
歩道の直前で一時停止し、歩行者の通行を妨害しないよう
確認してから、歩道に入らなければなりません。
(道路交通法第17条第2項)


しかし、実際は、これを守っていない車が多いですね。
元々このルールを知らないのか、
知っているのに面倒がって停まらないのかは分かりませんが、
これから免許を取ろうとしている皆さんは、
歩道直前で必ず一時停止してくださいね。


考えてみれば、
横断歩道を渡ろうとしている人がいるときに、
その直前で停止して道を譲るのも、
これと同じ理屈と言えます。
つまり、
「横断歩道」は、普段は「車道の一部分」であるが、
横断者がいるときだけ「歩道」に変わる、と考えれば、
前半で書いた内容を含めて理解しやすいんじゃないでしょうか。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/



雨の降っている日、歩行者が信号待ちで、
傘を車道にはみ出させていることが、よくあります。

きっと本人は、
自分の足を歩道内に置いていれば大丈夫だと思っているのでしょう。
でも、それだと、傘を差していると、
傘の前半分は、車道にはみ出してしまっているわけです。
これは雨の日ばかりでなく、晴れたら晴れたで、
この時季は“日傘”を差している人がいますし、
季節を問わず、大きな荷物を持っている人も同じですね。


また、信号待ちの自転車が
タイヤを車道にはみ出させているのも、よく見かけます。
これも、自転車ライダーは、
“車輪の接地面”がライン内に入っていれば良い、
と思い込んでいるに違いありません。
でも、それだとタイヤの前半分はラインからはみ出してしまします。


歩行者や自転車には
もう一歩下がって信号待ちしてほしいと思う一方、
車道を走っている車のドライバーとしては、
こういう場面が珍しくないものと認識して、
注意しながら走らなければなりません。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/




赤信号を先頭で待つ時は停止線の手前で止まってください。
停止線の手前50cm~1mの位置が望ましいとされています。


停止線までの距離や速度によってはこの位置で止まれないこともありますが、
しかし、それは必ずしも「交差点に進入したこと」を意味しませんので
誤解の無いようにしてください。
つまり、信号が黄から赤に変わった瞬間に交差点(※)の外にいれば、
仮に停止線を越えてしまったとしても、交差点に入ってはいけないのです。
※「交差点」
  道路交通法では「車道と車道の交わる部分」と定義されています。


もし停止線を越えてしまったら、後ろを確認して、停止位置まで下がってください。
当然、後続車との間に後退するだけの余地が無いときにはバックする必要はありません。
しかし、後ろの確認すらせずにその場に止まっているのは試験では減点対象となります。

「停止線オーバーしたら、振り向いて後ろの確認。」と覚えておきましょう。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/




路側帯とは、「歩行者の通行のために設けられている部分」を言います。
学科試験でも技能試験でも、
路側帯の対処を迷った時には、この基本事項に立ち戻りましょう。


例えば、左折前に路側帯を越えてまで左に寄せるか、という問題も、
車は路側帯を通行できないのですから、「否」が正解です。

ただし、駐停車については別です。
「駐停車禁止路側帯」や「歩行者専用路側帯」である場合を除き、
左側に75cm以上あければ路側帯内に停められます。
また、歩道が完備されている道路や高速道路においては、
歩行者の通行を考える必要が無いのですから、
きっちり左に寄せて停めることができます。
(むしろ、そういう所では、きっちり左に寄せて停めてください。)


先に挙げた“左折前の寄せ”についても、
歩道が完備されている道路では、
車道幅いっぱいに寄せることになります。

こういったことも、
「路側帯は歩行者の通行のためのもの」であることを考えれば
納得できますし、対処に迷わないで済むと思います。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/




ガソリンスタンドやファストフード店や、
所によっては団地などに入る際に、
歩道を横切らなければならないことがあります。
そういう際には、
直前で一時停止し、歩行者の通行を妨害しないよう
確認してから、歩道に入らなければなりません。
(道路交通法第17条第2項)


しかし、これを守っていない車が多いですね。
元々このルールを知らないのか、
知っていながら面倒がって停まらないのかは
分かりませんが、
皆さんは、歩道直前で必ず一時停止してくださいね。


このことは、
横断歩道を渡ろうとしている人がいるときに、
その直前で停止して道を譲るのも、
同じ理屈と言えます。
つまり、「横断歩道」は、
普段は「車道の一部分」であるが、
横断者がいるときだけ「歩道」になる、
と考えれば、よく理解できると思います。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/




このページのトップヘ