Pilot-Kの「前見て加速!」 Livedoor版

自動車運転指導「パイロットアカデミー」の代表が運転技能や免許取得に関するアドバイス・感想等を綴っていきます。 教習生も一般ドライバーも必見!

タグ:鮫洲


東京(府中・鮫洲)の運転免許試験場では、
技能試験の予約がずいぶん先になってしまうことがあります。
もし、受験までのブランクが空いてしまうようでしたら、
受験が近づいたころに(前日よりも2~3日前がお勧め)、
最終調整のための教習を入れると、
忘れかけていた事も思い出せて、良いですよ。

ただ、これは、
技能教習が一通り修了していることが前提の話。

まれに、教習が進んでいないのに、
「受験まで期間が空いて、忘れてしまうから」などと言って、
受験直前まで練習しない人がいますね。
でも、それで、技能教習が終わらなかったら、
あるいは、終わらせるために詰め込み教習になってしまったら、
勿体なくないですか。

まずは、教習項目をすべて終わらせておきましょう。
練習が足りていればこそ、最終調整の効果が表れるものと思います。

文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/


路上教習でも、もちろん路上試験でも、
制限速度を守って走ってください。

都内の幹線道路には、
相当な交通量がありながら制限速度が「40km/h」という所もあります。
実際、そういう道を40キロ以下で走っている車はほとんどいませんが、
でも!
仮免許の皆さんは、40の所は40で走ってください。
1キロでも(0.1キロでも)オーバーしたら、違反は違反です。

そして、交通法規に違反するとどうなるかと言うと、
「仮免許」は、剥奪されることになっています。法文上は。
免許取得後のドライバーには「違反点」という制度があり、
「反則金」を払えば済む行為もありますが、
仮免許の人は絶対に、違反してはいけないのです。

もっとも、大きな声では言えませんが、
東京(府中・鮫洲)の路上試験においては、
1~2キロ程度の速度超過なら試験官も目をつぶってくれるケースがあるようです。
でも、“3キロ”オーバーとなると、
ドライバーがメーターを見ていないのが明らかですから、ダメでしょうね。

なお、免許を取った後でも、
「標識を確認すること」と「自車の速度を認識しつつ走ること」は
常に習慣づけておいてください。
そして、
速度オーバーでつかまっても、事故を起こしても、自己責任で。

文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/


右折も、左折も、曲がる前には、
曲がる側へ(右折なら右へ、左折なら左へ)寄って走ります。
そして、30メートル手前で右左折の合図を出すことを考えれば、
その地点では寄せ終わっていたいところです。

もっとも、寄せる前に車線を移らなければならない場所では、
車線変更は「30メートル手前」を待たずに、
早めに進路を変えておくようにしましょう。
特に、入りたい車線が渋滞していたり渋滞しそうな時には、
かなり手前のうちから車線変更のタイミングを見計らっておき、
上手に(これが難しいのですけど)車列に割り込ませてもらいましょう。

それから、
上り坂の向こうに交差点があるような所も、要注意です。
「坂を越えたら渋滞だった」なんてことも起こり得ますから、
坂の手前のうちに車線変更しておきましょう。
鮫洲試験場の近辺は太鼓橋がいくつかありますので、
そんなことも意識して路上練習してみてください。

なお、左折だからと言って、そして一番左を走っているからと言って、
車線変更が不要とは限りません。
例えば、二輪車線だったのがいつの間にか左折レーンになっている、
なんてこともありますので、油断は禁物ですよ。

文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/


東京の府中試験場と鮫洲試験場では、
土曜日と祝日にコースを開放していますので、
仮免取得に向けての教習項目を一通り終えたら、
試験場のコースを一度走ってみるのも良いかも知れません。
利用するには、事前予約とコース使用料等(2200円)が必要になります。

ただ、あくまで「一度走ってみる」ぐらいのつもりで、
過度の期待はしないでください。
というのも、1回に利用できる時間は60分間に限られ、
他の車も多数走っているため、教習らしい教習はできないからです。

なので、試験場のコース開放は、
技能試験の受験までの間に土曜・祝日があるなら、
「試験前の最終調整として走っておいても良いかな」ぐらいに考えて、
無理に時間を割いてまでやるほどのものでもないでしょう。
現に、パイロットアカデミーの教習生は
試験場内を走ったことが無くても、何人も合格しているわけですし。

文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/


パイロットアカデミーは、
新年1月1日のみお休みをいただき、
1月2日から営業いたします。

ただし、1月2日・3日は、
第一京浜が箱根駅伝で交通規制が掛かりますので、
鮫洲での路上教習は、1月4日から始めます。

なお、所内教習(仮免許をお持ちの方の方向変換・縦列駐車)は、
提携している教習所さまのコースの関係で、
1月5日から始めさせていただきます。

では、皆さん、明年もよろしくお願いいたします。

文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/


一番左に二輪用の車線が設けられている道があります。
東京・鮫洲試験場の路上試験コースにも何箇所か見られます。

二輪車線は他の車線より狭くなっているので、
交差点を直進で通過する場合や右折する場合なら心理的に入りにくいはずですが、
左折の場合は、
曲がった後で二輪車線であることに気が付くことも多いようです。

ハンドルを切る前には、
巻き込みの確認や、縁石の位置やRを見ることも大事ですが、
ハンドルを切り始める際には、いつまでもそこを見ていないで、
“これから自分が走るべき車線”を見極めてハンドルを回しましょう。

加えて、実は、交差点を直進や右折する際にも、
間違えて二輪用車線に向かってしまうことも珍しくはないです。
いずれも、漫然と一番左の車線に向かうのでなく、
「これから自分が走るべき車線を見極める」という意識を持つことが大事です。

文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/

仮免許の技能試験は、場内コースで行われます。
まあ、これは常識というか、当然のことでしょう。

さて、その場内試験において、
どれだけスピードを出してよいか、ご存じでしょうか。
もちろん制限速度の標識が無い所での話です。

実は、
制限速度はありません。

え? 青天井で出して良いってことですか?
いや、違います。

制限速度の標識が無ければ(高速道路以外では)、
すべて、法定速度(=時速60キロ)まで出して良いのでしたね。
無論、60キロきっかりを出さなければいけないわけではありませんが、
しっかり加速する必要があるということです。

東京の鮫洲試験場のコースは
狭くて、なかなかスピードを出せませんが、
だからと言ってノロノロ走っていると、
「加速不充分」で大きな減点を食らってしまいますよ。
そんな、もたついて交通の流れを乱すおそれのある人には、
路上を走らせるわけにはいかない、という話です。

ですので、
発進後や右左折直後には、アクセルを強めに踏んで、
早い段階でスピードを上げていってください。

文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/

車が走るのは、基本は、一番左の車線(第1車線)です。
第2車線は追い越しのために空けておいてください。

しかし、これには例外があります。

それは、
片側3車線以上の(通行帯が3つ以上ある)道路です。
東京・鮫洲の路上試験コースでは、
試験場前の海岸通りに、こういう部分があります。
こういう所では、
1番右の通行帯(第3車線)さえ空けておけば、
第2車線を走っても構いません。

とは言っても、
第2車線走行を積極的にお勧めするわけではありません。
慣れない道で通行帯の数を数えて対処を変えるのは難しいですし、
また、間違いの素でもあります。

なかんずく鮫洲近辺においては、
路上駐車をよけて第2車線を走行することも多く、
それが、
「(路駐のため)例外的に第2車線を走っている」のか、
「(片側3車線なので)走って良い第2車線」なのか、
混乱してしまいがちです。

ですので、
特に初めて運転免許を取ろうという人は、
原則通りの「第1車線(一番左の通行帯)を走る」
と覚えておくのが無難でしょう。

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夜間の路上教習はお勧めできません。
パイロットアカデミーの路上教習は「24時間対応」を謳っていますが、
深夜早朝(22時~翌朝10時)は割増料金を頂戴するのと、
せっかく路上を走るのですから、
景色の見える日中の時間帯に教習を入れるのが効果的です。

そして、「効果的」と言うなら、
午後の教習は、
一般的に、交通量は(車も人も)午前中よりも多くなってきますし、
平日なら学校や幼稚園があるので子どもが外を歩いているかも知れません。
したがって、午前中の路上教習をお勧めしています。

ただし、東京の鮫洲試験場近辺は、
むしろ午前中の方がトラックの交通量が多かったりとか
(まあ、それも練習が出来て良いのですけどね)、
もちろん日によって違いがあったりもしますので、
必ずしも一般論が該当するとは限らないことはご承知おきください。

それでも、午前中の、頭がスッキリしている時間帯の方が、
新しい事を吸収するためには適しているんじゃないでしょうか。

それと、これは余計なお世話ですけど、
午後に教習を入れると、
その日1日を教習のためだけに潰してしまいませんか。
午前中に教習を終わらせれば、午後の時間が有効に使える
というメリットもあると思います。

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バス停が歩道を凹ませる形で設けられている所があります。
それは珍しくもないですが、
これが交差点と接続するように第1車線の左側に出現すると
ちょっと面食らいます。

実は、そんなバス停が
東京では(府中・鮫洲とも)路上試験コース上にあります。

こういう場所では、
間違えてバス停部分を走ってしまうことがあります。
バス停であることは見れば分かるはずなのですが、
近くの路面ばかり見ていたり、曲がった直後とかだったりすると、
「一番左の車線を走ろう」という気持ちも手伝って、
バス停に進入してしまうようです。

でも、そういう時、バス停であることに気付いても、
ヒョイっと安全確認も無しに急ハンドルを取ってはいけません。
そんなので、つまらない減点、下手をすると試験中止を食らってしまいますから。

慌てずに、まずは減速して、
合図と確認の後に、元の車線に戻ってください。
つまり、正しい「進路変更」の手順ということです。
落ち着いてこれをやれば減点されません。

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東京(府中・鮫洲)では(他府県は要確認)
本免学科試験を受ける際に『路上練習申告書』が不要となりました。

これまでは、
仮免許を取得したら路上練習(2時間程度×5日間)をやって、
「練習しました!」という紙(路上練習申告書)を持って行かなければ
学科試験すら受けられない、というシステムでした。
しかし、警視庁のサイト(更新日:2022年5月13日)を見ると、
「(注記)「路上練習申告書」は、技能試験を受験される当日に必要になります。」と書いてあって、
つまり、学科試験の際には持参しなくてよいことになっています。

【参照】警視庁 > 普通免許試験(直接試験場で受験される方)
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/menkyo/menkyo/annai/futsu/tetsuzuki14.html

この件に関し、試験場に問い合わせたところ、
「技能試験がかなり先の日程でないと予約できない現状を踏まえて取り扱いを変更した」
との回答でした。(府中・鮫洲とも同じ見解)

ということは、仮免許を取得したら、
5回の路上練習を終わらせずとも、すぐにでも学科試験を受けて、
技能試験(おそらく1か月以上先)を予約するのが利口なやり方と言えそうです。
もっとも、いずれ練習が必要であることに違いはなく、
また、学科試験には路上運転を想定した設問(イラスト問題)も出題され、
加えて、技能試験予約日の変更も可能であることを考えれば、
必ずしも「学科先行」と決めつけるのもどうかとは思います。

なお、この取り扱いは、
試験場が混雑している今だけの運用なのか、それとも恒久的に続くのか、
そういったことも不明です。
最新情報に注意していてください。

文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/


「環状交差点」は、運用が始まった当初こそ
大きく報道されていましたが、
最近はあまり話題にもなっていないようです。

もっとも、従来から「駅前ロータリー」などで見慣れている形状ですし、
「首都高速道路環状線」だって「巨大なラウンドアバウト」と呼べそうです
(それが恒常的な渋滞の原因だったりしますが)から、
特段、目新しい施策ではなかったのではないでしょうか。

ところで、東京の府中試験場と鮫洲試験場においては、
本免技能試験の路上試験コースに、環状交差点はありません。
ついでに言うと、
仮免技能試験の場内試験コースにも、環状交差点はありません。
つまり、従来通りの走り方(練習方法)のままで問題ないということです。

もっとも、
学科試験の知識としては勉強しておかなければいけませんし、
今後、こういう交差点が増えてくることも考えられますので、
環状交差点の通過方法も、しっかり覚えておきましょう。

なお、他府県の試験に関してはよく分かりませんので、
ご自身で情報収集してください。

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東京・鮫洲の路上試験では、
今は、青物横丁駅前を通りません。

以前は、駅前の雑踏や路駐車両の対処が難しく受験生泣かせでしたが、
平成29年4月から試験コースが変更されて、
第一京浜を南下したら、青物横丁の交差点ではなく、
鮫洲公園横へ向かって左折するコースになっています。

それは、受験生にとっては(ある意味、試験官にとっても?)
“例外措置の連続”が減って助かりますが、
一方で、その先、左折レーンの分岐や、
そこに障害物があることが多い(駐車場の無いラーメン屋があります)ので、
「楽になった」とは思わないほうが良いでしょうね。

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東京の府中・鮫洲での運転免許試験は、
学科試験に合格したら、技能試験を予約するシステムになっています。
そして、その予約は、後日、電話で変更することができますので、
仕事や学校の都合で受験できなくても、
取り敢えず、どこかの日程で予約を入れておくのが良いですよ。

この「受験日変更」は、
予約した日の都合が悪くなったために受験を延期するケースが多いですが、
逆に、他の受験生がキャンセルした枠に入れてもらえることもあります。
これを狙って、
「受験日の前倒し」を探る電話を入れてみるのもアリですよ。

まれに、試験場に問い合わせるのをためらう人もいますが、
そういうシステムなのですから、遠慮は無用です。
まあ、あまり頻繁に(1日に複数回とか)電話するのも常識を疑われますが。


ところで、
受験を延期する場合(前倒しには関係ありませんが)には、
仮免許の有効期限や、学科試験の有効期限には気を付けてください。
また、失念しがちなものとして、
路上練習は、受験直前3か月間に5日間が必要です。
これが一番あぶなかったりしますので、特に注意しましょう。


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鮫洲の路上試験コース上には消防署があります。
海岸通り(試験場前の広い道路)を北上し、
北ふ頭橋の交差点(イオンのある所)を過ぎて200mほど先の左側です。
正式名称は「品川消防署東品川出張所」というのだそうです。


そして、それは鮫洲で路上試験を受ける人にも大いに関係ある話です。


消防署前の路面にゼブラ(「半ゼブラ」と言うべきか)が描かれている部分は、
停車してはいけません。
しかも、その消防署は小さな信号の手前にあるので、
信号待ちで並ぶと、2台目・3台目は、
そのゼブラゾーン内に停車することになってしまいます。
考えなしに前の車に追随していくと危険ですよ。


また、消防署の近隣は
必然的に緊急車の走行が多くなります。

緊急車への対処は、避譲するのが基本ですが、
必ずしも直ちに停車しなければならないわけではありません。
交差点等は避けることが求められますし、
左端ではなく、中央に寄って避譲する場面もあるかも知れません。
余計な採点材料(減点ポイント)が増えてしまうのが
厄介と言えば厄介ですね。


本当は鮫洲に限った話ではないのですが、
特に鮫洲受験生は、気を付けてください。


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左折であれ、右折であれ、
曲がった先は、原則として、第1車線(一番左の車線)に向かいます。


ところが、
曲がって走り出すとすぐに
第1車線が合流して無くなる道があります。

東京・鮫洲の路上試験コースで言えば、
山手通り(環状六号線)から第一京浜(国道15号線)へ
左折する交差点がそれです。
第1車線が、すぐに第2車線に合流させられてしまいます。


こういった場所では、
初めから第2車線に入りたくもなりますが、
走れる距離があるなら、やっぱり第1車線に向かうのが正解です。
一旦は第1車線を走って、
しかる後、おもむろに車線を移ってください。
車線変更前に必要に応じてブレーキを踏んでも問題ありません。


ただ、このような場所には
得てして路上駐車車両があったりします。
そんな場面では、初めから第2車線へ向かって良いのですよ。
臨機応変に、ケースバイケースで判断してください。


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坂道では、
勾配に合ったギアを使います。

仮免許を取るまでの所内教習では、
(上り坂の途中で坂道発進の練習をしない場合は)
2速で坂を登り、2速のまま坂を下る
と教わっている人が多いと思います。


ところが、
路上でギアを2速に落とすべき坂道は滅多にありません。
東京の路上試験コースで言えば、
府中・小金井コースの「多磨霊園裏の下り坂」だけです。
鮫洲コースの“太鼓橋”を通過する際も、
速度によっては3速が適切なときもありますが、
2速にまで落とす必要はありません。

路上では、むしろ、高いギアのまま、
アクセルをしっかり踏んでいくべき坂道が多いです。
これを、教本どおりにギアを落とそうと減速してしまうと、
坂に負けて登れなくなってしまいますよ。


もっとも、先に挙げた多磨霊園裏の下り坂もそうですし、
東京以外(例えば神奈川の二俣川)の路上試験コースには
2速に落とすべき坂道も有るには有ります。
また、歩行者や他の車の動きによっては、
「坂だから」という以前に減速すべき場面もあるので、
そういうときには当然ギアを落とすことになります。

ですので、所内教習における「2速での坂道通過」は
決して無意味なわけではなく、
しっかり練習しておかなければならない課題であることは確かです。

でも、「坂だからシフトダウン」と思い込んでいると、
勝手が違ってしまうことがありますよ。


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一時停止しなければならない場所は、
大きく分類して3パターンあります。


その第1は「踏切」。

これは言うまでもないでしょう。
停止線の手前50cm~1m(採点基準では「概ね2m以内」)の所で停まって、
左右それぞれ線路の遠くの方を確認してください。
ちなみに、東京および近県の路上試験コース上に踏切はありません。


第2は「標識や信号で一時停止が指示されている場所」です。

これも言うまでもない…、と言いたいところですが、
標識を見落としたり、赤の点滅信号の意味を失念していたり、
“うっかり”停止しないことが、結構よく見られます。
鮫洲の路上コースで言うと、
八潮橋の側道から橋を越えてくる本線への合流地点に
「一時停止」の標識があります。
この標識を見落として停まらずに合流し、涙を呑んだ受験生が
どれだけいたことでしょう。


第3に「歩道の直前など」です。

歩道を横切る直前では歩行者保護のため一時停止することになっています。
同じ考え方で、
交通整理されていない横断歩道の直前でも一時停止します。
ただし、横断歩道の場合は、
横断しようとしている人がいないことが明らかであれば停まらなくても良い、
という例外があります。
「原則は一時停止。例外的に停まらない場合がある。」と理解しておきましょう。
なお、他にも歩行者保護のために一時停止するべき場面はいろいろありますが、
ここでは、代表的なものだけを挙げて説明しました。


さて、これらの場面で一時停止しなかったら、
試験ではどれだけ(何点)減点されるか、ご存じですか?

実は、減点されないのです。
なぜなら、その場で「試験中止」だからです!
(似たようなナゾナゾもあったっけ)

そして、意外に(ある意味、意外ではないかも)、
過去に免許を所持していた人が、
これで一発不合格を食らうケースが多いようです。

くれぐれも油断の無いように、
これらの場所では、しっかり停止して(速度ゼロです)
安全を確認から再発進するようにしてください。


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下り坂の路面(下り坂の“のり面”とでも言うべき所)は、
そこに到る前には見えていないことがあります。
特に、太鼓橋のような“上って下る道”では、
上っているうちは、頂上から先がまったく見えません。

そんな下り坂の先に交差点があったりすると、
いきなり車線区分が出現するので、驚いてしまいます。
道によっては、右折レーンや左折レーンが出来る所もありますし、
「坂を越えたら渋滞だった」ということも起こり得ます。

そういった事態も想定して、
坂を越えた先を曲がる(中でも右折する)べきときには、
坂の手前のうちに車線変更しておくのが良いでしょう。


東京・鮫洲の路上試験コースは運河を越える太鼓橋だらけですので、
路上教習では、そんな意識をもって走ってみてください。


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右左折の際にはウインカー(方向指示器)を点滅させて
曲がっていきます。

このこと自体は不思議に思う人はいないでしょうが、
では、例えば、
丁字路で突き当たった道が一方通行で右折しかできないとしたら、
ウインカーは必要ですか?

答えは、「必要」です。
なぜなら、“右折”だからです。


ところが、実際の試験コースにおいては、
右折であるはずなのに、
ウインカーを出さない所もあったりします。

東京・鮫洲の路上試験コースで言うと、
海岸通りを試験場前を南下して高速沿いに“右折”する交差点
(右側に佐川急便の物流センターが有る所)
が、それにあたります。
現地を走ったことがある人なら分かると思いますが、
その交差点は、
右へ曲がる(高速の下を走る)のが“道なり”なのです。


もっとも、路上試験の採点上、
その交差点の“右折”は、
ウインカーを出しても出さなくても減点されないと思います。
試験官に「指示器を消してください」と教えてもらって合格した人も
いるとか、いないとか。


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試験場での一般受験(俗に「一発試験」、「一発免許」等と呼ばれる)は、
確かに簡単な試験ではないです。
でも、ネット上で、
「鮫洲試験場は日本で1番難しい」などと書かれているのを見ると、
「そうかぁ???」なんて思ってしまいます。

そう書いた人は、
他の試験場と比較したわけでもなさそうなのに、
何をもって「日本一」なのでしょうか?

関東近郊に限った話でも、
コースの難易度では、神奈川の二俣川試験場がダントツでしょうし、
採点(合格率)は、埼玉の鴻巣試験場が厳しい印象がありますね。


鮫洲が難しいと言われるのは、
路上試験コースにおいて、
交通量(特にトラック)が多いので、車線変更に苦労することです。
これは、運転に慣れない人には難しいかも知れません。

でも、同じ東京の府中試験場では、
車の交通量は少ない代わりに、歩行者や自転車が多く、
それらに配慮した運転が求められますから、
過去に運転経験のあった方などは、
むしろ「府中の方が難しい」と感じられるんじゃないでしょうか。


試験場での技能試験は、
どこでも難しいのは同じです。
加えて言うなら、
試験コースの特徴と自分の弱点とを把握してしっかり練習して行けば、
鮫洲だろうと府中だろうと、二俣川だろうと鴻巣だろうと幕張だろうと、
どこで受けても、必ず対応できるはずです。


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東京の府中試験場と鮫洲試験場では、
学科試験に合格した人は技能試験の予約ができます。
他府県では、学科合格当日に技能試験が受験できる所もありますが、
府中と鮫洲では、どうしても翌日以降になってしまう仕組です。
しかも、今は、予約を入れられるのは1か月ほど先とも聞きますので、
一発試験で免許取得を考えている人は、
これを踏まえたスケジュールを組む必要があるでしょう。


しかし、一度予約を入れておけば、
その後は、電話1本で受験日を変更することができ、
他の人が受験日を延期したり辞退したりして空きが出ていれば、
受験日を早めることもできます。

とは言っても、
これは「キャンセル待ち」というのとは違います。
「たまたま電話を入れた時に空きが有ればラッキー」という話です。


ですので、受験日を早めたい人は、
毎日でも試験場に電話を入れて、
キャンセルが出ていないか、尋ねてみてください。
試験場の係員も、そういうことが分かっていますから、
嫌な顔一つせずに(電話なので見えませんが)対応してくれますので、
臆せずに電話して良いですよ。


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教本には、
「下り坂では安全な速度を保つ」と書かれています。
これを踏まえて、
所内コースで坂道を下る際には、
徐行に近い速度まで落として練習していたと思います。

でも、路上の下り坂は、
必ずしも徐行するわけではないので注意してください。


例えば、
東京・鮫洲の路上試験コースには“太鼓橋”がいくつかあります。
そこでの下り坂では、アクセルを緩める程度で良いです。
スピードが乗ってしまう場合にはブレーキを踏むこともありますが、
むしろ減速しすぎて円滑な交通を妨げることのないよう、配慮しましょう。

ところが、同じ東京でも、
府中の路上試験コースには、山道の上り下りがあります。
ここは、道がくねくね曲がっているので、
教科書どおりに、エンジンブレーキとフットブレーキを併用して、
徐行するのが望ましいでしょう。

また、神奈川・二俣川の路上試験コースは、坂が多いので受験者泣かせですね。
歩車分離されている道であればあまり気を遣わなくて済みますが、
歩行者が近くを通りそうな下り坂では、充分に減速して通りましょう。
とは言っても、
現に歩行者がすぐそばにいるのでなければ、“徐行”では減速しすぎです。


こんな感じで、まさにケースバイケースで対処しなければなりません。
もっとも、“ケースバイケースでの対処”というのは、
下り坂だけでなく、路上運転すべてに共通する話ですけどね。


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東京での本免技能試験は、
鮫洲試験場と府中試験場の2か所で実施しています。

この鮫洲と府中とでは路上の様相が異なります。


鮫洲の路上は全般的に交通量が多いと言えます。
そんな中、車線変更しなければならない場面もありますから、
慣れていない人には難しいかも知れません。

一方、府中の路上は歩行者や自転車が多いですよ。
それらに注意を払いながら、かつ、メリハリのある運転も求められます。
なので、過去に運転経験のあった方などは、
鮫洲の方が走りやすいように思います。


こういったことを踏まえたうえで、
自分は「鮫洲向き」なのか「府中向き」なのかを考えても良いでしょう。


ネット上には、
「鮫洲の路上試験は難しい」という声もあるようですが、
それを真に受けて
「鮫洲は難しいので府中で受験したい」なんて言っている人は、
おそらく、府中で受験したって合格できませんよ。

そもそも、受験場所がどこであれ、
しっかり練習して受験すれば、合格できるはずです。
現に、パイロットアカデミーの教習生は、
鮫洲でも府中でも、さらには、二俣川でも鴻巣でも幕張でも、
9割以上が1回で合格していますから。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/



パイロットアカデミーには、
「試験場内コースで練習したい」とのご要望を頂戴することが多いです。
仮免受験間近の方が
「府中試験場や鮫洲試験場で実際の試験コースを走ってみたい」と考えるのは、
まったく自然な発想で、それは理解できます。
しかし、パイロットアカデミーでは、
仮免受験前の方も、あるいは仮免許所持者や二種免許希望者であっても、
初回は「所内教習」(パイロットアカデミーの提携練習コースでの教習)を
必ず受講していただいております。


と言いますのは、
試験で採点(減点)されるのは、
安全確認や右左折の基本に関するもの等であって、
そういう基本的な事項は、
教習所のコースを使わないと、しっかり説明(&練習)が難しいからです。

実際の試験コースでも説明(&練習)が出来ないわけではないですが、
試験コースを走ると、
どうしても、コース(順路)を覚えようと意識してしまいます。
特に、初めから「試験コースを練習したい」と希望されている方は、
そもそもそういうつもりだったでしょうから、
「コースを覚える必要はありませんよ」と口酸っぱく言ったところで、
絶対に、意識を改めることはできません。

そういうことも含めて、
初回は必ず所内教習を受けてください。


でも、
実際の試験コースを走っておいた方が有利には違いないので、
教習が進んだ段階で“模擬試験”的に練習しておくと良いでしょう。


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教習生の中には、
「下り坂は徐行しなければいけない」と思い込んでいる人もいますが、
そんなことはありませんよ。


教本の表現に問題があるのかも知れませんが、
たしかに、所内コースの急坂路くらいの勾配であれば、
徐行が必要でしょう。

でも、路上では、そんな急勾配の坂は、
少なくとも東京(府中・鮫洲)の試験コースには…

「ありません」と書こうとして、1ヵ所あるのを思い出しました。

府中の多磨霊園裏手の山道を下るコースがそれです。
でも、そこは、左カーブ・右カーブと九十九折になっているので、
言われずとも心理的にスピードは出しにくいはずです。

それ以外は、府中にも鮫洲にも、急勾配の坂道はありません。


鮫洲コースに複数ある太鼓橋でも、
「スピードが乗ってしまわないように注意する」程度で、
「徐行」まで求められるほどではありません。
それどころか、必要以上に減速すると、
「円滑な交通の妨げ」になってしまいますので、
“普通の速度”で通過するようにしましょう。

イメージとしては、
「登るのと同じくらいの速度で下る」という感覚で良いところです。


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東京都内では、
ちんちん電車(都電荒川線&東急世田谷線)との交差点を除き、
「信号機付きの踏切」をあまり見かけなくなりました。
その、珍しい「信号機付きの踏切」が、
鮫洲の路上試験コースのすぐ近くにもあります。

そう、京急北品川の踏切です。
「品川より南にあるのに北品川」とツッコまれる所ですけど。


さて、この踏切の通過は、
鮫洲の路上試験コースには含まれていませんが、
パイロットアカデミーの路上教習では、
敢えてここを走ってもらうことがあります。
学科の知識として勉強した、
「信号機の付いている踏切では一時停止義務が無い」というのを、
身をもって認識してもらいたいからです。
実際、青信号が見えているのに一時停止するのは、
ドライバーの心理的に極めて不自然な感じを受けます。


しかし、「一時停止義務が無い」とは言っても、
踏切の先に自車が入れる余地が無ければ進めませんから、
そういう場合には、
手前で停止して待っていなければいけないのは当然ですね。
もっとも、これについては通常の交差点でも同じなので、
殊さら踏切に限った注意点というわけでもありませんね。


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東京には「府中」と「鮫洲」、2箇所の運転免許試験場が有ります
(江東試験場は技能試験をやっていないので、ここでは除外)が、
府中試験場の近くにはご存知「府中競馬場」が、
そして鮫洲試験場の近くには「大井競馬場」があります。

「試験場」と「競馬場」、
どちらも、トラック(周回コース)を使うので、
何か通じるものがあるように思います。


ところで、
府中には、これまたご存知「府中刑務所」がありますが、
鮫洲の近くには刑務所は無い …と思っていたら、
埠頭際に「入国管理局」が有りました!
同じ法務省管轄ですし、どちらも建物が十字型ですし。

建物が十字型?
そう。
入管の上層階は、不法在留者の収容施設になっているのだそうで、
そのために中央部分を通らないと下へ降りられない構造にしているらしいです。
まあ、そういう所にお世話になったことの無い、
一般の日本人や正規在留の外国人は、知らなくて良い情報ですけど。


さて、試験場、競馬場、刑務所(または収容所)。
これらに共通するのはなんでしょうか?

まったくの私見になりますが、
いずれも、
“平地の一番外れに造った施設”と言えるんじゃないでしょうか。

そう言えば、大きな工場や倉庫も多いような気がします。
府中にも、鮫洲にも。


府中や鮫洲で受験する人は、
路上練習しながら、
そんなことを考えてみるのもまた一興では?


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東京(府中・鮫洲)の運転免許試験場では、
技能試験は予約制となっているため、
受験までのブランクが空いてしまうことがあります。
こういう場合は、
受験が近づいたら(前日よりも2~3日前がお勧め)、
最終調整のための教習を入れると、
忘れかけていた事も思い出せて、良いですよ。


ただ、これは、
技能教習が一通り修了していることが前提の話。

まれに、教習が進んでいないのに、
「受験まで期間が空いて、忘れてしまうから」などと言って、
受験直前まで練習しない人がいますね。
でも、それで、技能教習が終わらなかったら、
あるいは、終わらせるために詰め込み教習になってしまったら、
勿体なくないですか。

まずは、教習項目をすべて終わらせておくのを
優先に考えるべきでしょう。
練習が足りていればこそ、最終調整の効果が表れるものと思います。


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都内の幹線道路には、
相当な交通量がありながら、制限速度が「40km/h」という所もあります。
つい数年前まで「環七通り」がそうでしたが、
実際、そういう道を40キロ以下で走っている車は、
なかなか見掛けませんね。


でも!
教習生の皆さんは、40の所は40で走ってください。

1キロでも超過すれば、違反は違反。
…おっと!
「1キロでも」と書くと、言葉尻を取られるかも知れません。
制限速度は40キロ“以下”なのですから、40.1キロでも違反になる理屈です。
「0.1キロでも、0.01キロでも、ホンのわずかであっても、超過すれば違反」
と言うべきでしょうか。


そして、交通法規に違反するとどうなるかと言うと、
「仮免許」は、剥奪されることになっています。法文上は。
免許取得後のドライバーには「違反点」という制度があり、
「反則金」を払えば済む行為もありますが、
仮免許の人は絶対に(“絶対”です)、違反してはいけないのです。


もっとも、大きな声では言えませんが、
東京(府中・鮫洲)の路上試験においては、
1~2キロ程度の速度超過なら試験官も目をつぶってくれるケースがあるようです。
でも、“3キロ”オーバーとなると、
ドライバーがメーターを見ていないのが明らかですから、ダメでしょうね。


なお、免許を取った後でも、
「標識を確認すること」と「自車の速度を認識しつつ走ること」は
常に習慣づけておいてください。
と言って、免許取得後の速度オーバーが許されるわけではありませんけど。


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右折も、左折も、
曲がる前には、曲がる側へ寄って走ります。
30メートル手前で右左折の合図を出すことを考えれば、
その地点では寄せ終わっていたいところです。


しかし、これが車線変更を伴う場合は、
「30メートル手前」と言わず、
早めに進路を変えておくのが無難です。
特に、入りたい車線が渋滞していたり渋滞しそうな時には、
かなり手前のうちから車線変更のタイミングを見計らっておき、
上手に(これが難しいのですけど)車列に割り込ませてもらいましょう。


それから、
上り坂の向こうに交差点があるような所も、要注意です。
「坂を越えたら渋滞だった」なんてことも起こり得ますから、
坂の手前のうちに車線変更しておきましょう。
鮫洲試験場の近辺は太鼓橋がいくつかありますので、
そんなことも意識して路上練習してみてください。


なお、二輪車線がいつの間にか左折レーンになっているなど、
左折だからと言って、そして一番左を走っているからと言って、
“車線変更を伴う寄せ”が不要とは限りませんので、
油断は禁物ですよ。


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仮免取得に向けての教習項目を一通り終えたら、
試験場のコースを一度走ってみるのも良いかも知れません。
東京の府中試験場と鮫洲試験場では、
土曜日と祝日にコースを開放していますので、
希望日時を予約して利用できます。(コース使用料等が2200円必要です。)


しかし、1回に利用できる時間は60分間に限られ、
また、他の車も多数走っているため、
教習らしい教習はできません。
一度も現地を走ったことの無い人が不安を解消する効果はありますが、
無理に時間を割いてまでやるほどのものでもないと思います。
現に、パイロットアカデミーの教習生は
試験場内を走ったことが無くても、何人も合格しているわけですし。


なので、技能試験の受験までに土曜を挟むのなら、
「試験前の最終調整として走っておいても良いかな」ぐらいに
考えておけば良いでしょう。


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この時期は、落ち葉が路面を敷き詰め、
横断歩道やその停止線が見えなくなっていることがあります。


でも!
それを口実に、
「横断歩道に気が付かなかったんです」などと
言い訳しないでくださいね。
横断歩道の手前には、
「横断歩道あり」の標識があったはずですから。

標識に気付けば、
路面標示を落ち葉が隠していても、
そこに横断歩道があることは分かる、
というのは厳しすぎますか?


「標識に気が付かなかったんです」とは言わせませんよ。
確かに、よく見えない標識もあるにはありますが、
(少なくとも府中・鮫洲の路上試験コース上には)
「横断歩道あり」の標識で、見えないものはありません。

そもそも、「標識を見落とした」なんて、
ドライバーとして失格、
というのも、厳しすぎでしょうか?


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鮫洲近辺の路上に多く見かけますが、
一番左に二輪用の車線が設けられている道があります。


二輪車線は他の車線より狭くなっているので、
交差点を直進で通過する場合や右折する場合なら心理的に入りにくいはずですが、
左折の場合は、曲がった後で二輪車線であることに気が付いて
慌てて進路変更をしてしまうことも、起こりがちです。


ハンドルを切る前には、
巻き込みの確認や、縁石の位置やRを見ることも大事ですが、
ハンドルを切り始める際には、いつまでもそこを見ていないで、
“これから自分が走るべき車線”を見極めてハンドルを回しましょう。


加えて、念のため言うなら、交差点を直進や右折する際にも、
「これから自分が走るべき車線を見極める」という意識を持つことが大事です。
漫然と一番左の車線に向かってしまう、なんてことの無いように。


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年内に免許を取りたいと思っている方は多いと思いますが、
東京都内にお住いの方が、
今「免許を取りたい」という段階だとしたら、
正直、もう厳しいでしょうね。


今、東京の鮫洲試験場は
技能試験が予約できるのが早くて3週間先になっています。
これが、「仮免許」と「本免許」それぞれですから、
週明け月曜日に学科試験を受けたとしても、
年内には受験すらできない可能性が高いです。
もちろん、キャンセル等で予約の空きが出たら
近い期日で受験できることはあるかも知れませんが、
あまり期待しない方が良いでしょう。

また、同じ東京都内の府中試験場は、
鮫洲ほどには混雑していないようですが、
それでも、年内に本免許まで受験できるかどうか、
微妙なところです。


でも!
もし「免許を取りたい」と思われたなら、
仮免許だけでも年内に取得しておくと、
ずいぶん違いますよ。

と言うのも、
仮免を取ったら10時間以上の路上練習をしなければなりません。
そして、その路上練習は、日中に行った方が効率が良いので、
平日に仕事を持っている方は、
練習時間を捻出するのに苦労されるのが通例です。
それが、年内に仮免許が取れたなら、
年末年始のお休み中に、日中の路上で練習ができます。

「年内に仮免許を」という目標なら、
“楽勝”とまでは行かなくても、
そんなに無理なスケジュールではないでしょう。


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仮免許の技能試験は、
場内コースで行われます。
「路上練習させて大丈夫か?」を問われる試験なのだから、
まあ、当然と言えば当然ですわな。

さて、その場内試験においては、
“制限速度”がどうなっているかご存じでしょうか。
もちろん標識の無い所で、
何キロまで出して良いのか、ということです。


実は、
制限速度はありません。

え? 青天井で出して良いってことですか?
いや、違います。

制限速度の標識が無ければ(高速道路以外では)、
すべて、法定速度(=時速60キロ)まで出して良いのでしたね。
無論、60キロきっかりを出さなければいけないわけではありませんが、
しっかり加速する必要があるということです。


新しくなった鮫洲試験場のコースは狭くて
なかなかスピードを出せないですが、
だからと言ってノロノロ走っていると、
「加速不充分」で大きな減点を食らってしまいますよ。
そんな、もたついて交通の流れを乱すおそれのある人には、
路上を走らせるわけにはいかない、という話です。

ですので、
発進後や右左折直後には、アクセルを強めに踏んで、
早い段階でスピードを上げていってください。


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車が走るのは、基本は一番左の車線です。
第2車線は追い越しのために空けておき、
第1車線を走行してください。

と、当ブログでもそう書いてきましたが、
これには例外があります。


それは、
片側3車線以上の(通行帯が3つ以上ある)道路です。
東京・鮫洲の路上試験コースでは、
試験場前の海岸通りに、こういう部分があります。
こういう所では、
1番右の通行帯(第3車線)を空けておけば、
第2車線を走っても構いません。


しかし、第2車線走行を積極的にお勧めするわけではありません。
慣れない道で通行帯の数を数えて対処を変えるのは、
難しいですし、また、間違いの素でもあります。

なかんずく鮫洲近辺においては、
路上駐車をよけて第2車線を走行することも多く、
それが、
「(片側3車線なので)走って良い第2車線」なのか、
「(路駐のため)例外的に第2車線を走っている」のか、
混乱してしまいがちです。

ですので、
特に初めて運転免許を取ろうという人は、
「第1車線(一番左の通行帯)を走るのが基本」
と覚えておくのが無難でしょう。


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パイロットアカデミーの路上教習は「24時間対応」を謳っていますが、
夜間(22時~翌朝10時)は割増料金を頂戴するのと、
せっかく路上を走るのですから、
景色の見える日中の時間帯に教習を入れるのが効果的です。


そして、「効果的」と言うなら、
一般的に車も人も交通量は午後の方が多くなってきますし、
平日なら学校や幼稚園があるので子どもが外を歩いていませんから、
午後の路上教習よりも、午前中の路上教習をお勧めしています。

ただし、東京の鮫洲試験場近辺は、
むしろ午前中の方がトラックの交通量が多かったりとか、
もちろん日によって違いがあったりもしますので、
必ずしも一般論が該当するとは限らないことはご承知おきください。

それでも、午前中の、頭がスッキリしている時間帯の方が、
新しい事を吸収するためには適していると思います。


それと、これは余計なお世話ですけど、
午後に教習を入れると、
その日1日を教習のためだけに潰してしまいませんか。
午前中に教習を終わらせれば、
午後の時間が有効に使えるのではないでしょうか。
(やっぱり余計なお世話でしたね)


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パイロットアカデミーの路上教習は、
原則として、試験場前に集合していただいています。

府中試験場は、どの駅からも徒歩30分以上かかるので、
武蔵小金井駅か京王の多磨霊園駅からバス利用が普通でしょう。
鮫洲試験場は、品川駅港南口からバスに乗るか、
でなければ京急の鮫洲駅から10分ほど歩くことになり、
雨の日は少し大変かも知れません。

他の教習所さまの中には、
最寄駅まで迎えに行く、という所もあるようですが、
パイロットアカデミーでは、そこまで“甘やかせ”ません!


なぜ、そんな厳しいことを言うかというと、
試験場近辺の道(道路状況)を自分の目で見てほしいから、
というのが一番の理由です。
また、試験当日と同じ経路・交通手段で通うことによって、
より合理的な経路を見つけたり、事故の時の代替手段を考えたり、
ということが、ご自身で可能となるからです。

それと、精神的な意味づけとして、
試験を受けるのも、教習を受けるのも、
自らの能動的行為であることを意識してほしい、という願いも込めています。

あと、付け足しですが、
「試験場まで行くのが面倒だ」と思わないようになってほしいですし、
あるいは、その域に到らないまでも、
「こんな面倒な思いは何度もしたくない」と思えるなら、
それはそれで、結果として良いのではないでしょうか。


なので、パイロットアカデミーの路上教習を受ける際には、
自分自身の足で、試験場前までお越しください。
もっとも、荒天時や集合場所への道中で見掛けた時などは、
教習車に乗っていただくこともあります。
その辺りは、融通を利かせるつもりです。


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「方向変換」(俗に「車庫入れ」とも呼ばれる)の課題では、
バックする前に車体を少し斜めにしておくと、“車庫”に入れやすくなります。

ただし、このやり方は、
東京の府中試験場と鮫洲試験場では問題ないのですが、
他府県では「やってはダメ」という所もあると聞きます。
ローカルルールがある場合には(そういうのが存在するのもどうかとは思いますが)
注意してください。


さて、このナナメをどのくらいの角度にするかというと、
このブログで以前に
「30°だと深すぎ。25°くらい。」と書いたことがありました。
が、最近のリアルの教習現場では、
「22.5°」または「22度半」と説明することが多くなってきました。

「25度」と言った方が説明する側は明快だと思っていたのですが、
説明を聞く側にしてみれば、
「22.5°」=「45°の半分」なので、図形としてイメージしやすい、
と、ある教習生が言っていました。
言われてみれば、たしかに、「25°」なんて、使う場面が無いですよね。
ちなみに、「22.5°」は海上交通ルールで使う数字なので、
船舶免許をお持ちの方は、ピンとくるかも知れません。


そもそも、方向変換課題は、車体を斜めに向けなくたってできるくらいですから、
その角度が「25°」だろうが「22.5°」だろうが、大差ありません。
どちらでも、ご自分が理解しやすい(憶えやすい)方法でやれば良いですよ。


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よくお問い合わせをいただくのですが、
府中や鮫洲の試験場コース開放を利用しての練習は、
した方が良いには違いないですが、しなくても大丈夫ですよ。


たしかに、どんなコースを走るのか見ておくのは効果があります。
しかし、試験場で練習しなくても、一発で合格する人は合格しますので、
「試験場で練習しておかなきゃならない」ということは決してありません。


ただ、誤解していただきたくないのは、
試験場コースにこだわる意味は無いですが、
きちんとしたコースを使って練習する必要はあるということです。
基本ができていない段階で試験場を走っても、
むしろ練習にならず、
費用(コース使用料が掛かります)と時間がもったいないです。

試験場コースで練習するのは、
「所内教習の総仕上げ」、「模擬試験」ぐらいに考えてください。


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※平成29年7月29日現在の情報です。予告無く変更される場合が有ります。


試験場での受験(俗に「一発試験」とか「飛び込み」とか呼びます)の日程は、
A:学科試験と技能試験を同じ日のうちに実施する
B:学科試験とは別の日に技能試験を実施する
の2つに大きく分けられます。


Aタイプ:学科試験と技能試験を同じ日に実施するのは、
東京近郊では、埼玉県(鴻巣試験場)・千葉県(幕張試験場)です。
朝9時ごろまでに受付を済ませ(※集合時刻や持参物については試験場に必ず確認のこと。)
適性試験(視力・聴力等)と学科試験を受けます。
午前中に学科試験の結果が出るので、合格者は午後から技能試験となります。
拘束時間は長いですが、1日で終わるので、スケジュールが組みやすいです。


Bタイプ:学科試験とは別の日に技能試験を実施するのは、
東京近郊では、東京都(府中試験場・鮫洲試験場)・神奈川県(二俣川試験場)です。
適性試験と学科試験に合格したら、技能試験の予約をして、その日は帰ります。
東京や神奈川は受験者が多いので予約制にしないと収拾がつかなくなるのでしょう。
それぞれ半日ほどの拘束で済むのは助かるのですが、
免許取得の納期が限られている場合には煩わしさを感じます。
「仮免・本免それぞれ2週間待ち」というのも珍しくありませんから。


詳細は各都道府県警察のサイトで確認してください。


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東京では、府中も鮫洲も、路上試験コース上に、
交差点と接続するように設けられたバス停があります。
そんなのは珍しくないと思いきや、
そこでは、バスが停まる分のスペースを、
歩道を凹ませる形で第1車線の左側に造っているのが、厄介なのです。


こういう場所では、
つい、そのバス停部分を走ってしまうことがあります。
バス停であることは見れば分かるはずなのですが、
近くの路面ばかり見ていたり、曲がった直後とかだったりすると、
一番左の車線を走ろうとする気持ちも手伝って、バス停に入ってしまうようです。


でも、そういう時、バス停であることに気付いても、
ヒョイっと安全確認も無しに急ハンドルを取ってはいけません。
そんなので、つまらない減点、下手をすると試験中止を食らってしまいますから。

慌てずに、まずは減速して、
合図と確認の後に、元の車線に戻ってください。
つまり、正しい「進路変更」の手順ということです。
落ち着いてこれをやりましょう。


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「環状交差点」の運用開始から、もう2年半も経ちました。
当時は大きく報道されていましたが、
最近はあまり話題にもなっていないようです。

もっとも、こうした形の交差点は、
従来から「駅前ロータリー」などで見慣れていましたし、
「首都高速道路環状線」だって「巨大なラウンドアバウト」と呼べそうですし
(それが恒常的な渋滞の原因だったりしますが)、
特段、目新しい施策ではなかったように思います。


ところで、東京の府中試験場と鮫洲試験場においては、
本免技能試験の路上試験コース(最近変わりましたが)に、
この「環状交差点」はありません。
従来通りの走り方(練習方法)で構いません。


しかし、警察庁交通局運転免許課長名で通達されている
『運転免許技能試験に係る採点基準の運用の標準』には、
「環状交差点に進入する際の合図・安全確認・優先判断・進行妨害等」についても
減点項目に加えられています。
ですので、他府県でこれに該当する場合や、
今後、東京でもこういう交差点が増えてくることも考えられますので、
注意しましょう。

あ、それと、学科試験の知識としては、
勉強しておかなければいけませんね。
しっかり覚えておきましょう。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/






※今日の記事は、未確認情報を含むため、
正確でない可能性があることを予めご承知おきのうえ
お読みください。


東京・鮫洲の路上試験コースが、
平成29年4月から変更されました。(この情報は確認済。正しいです。)

新しいコースは12通りあるそうで(この情報は伝聞)、
大森海岸駅付近を走るコースが追加されたそうです。
(以前、二種免許の路上試験で走っていた所か? これは推測。)


そして、“伝聞の伝聞”になりますが、
「青物横丁の駅前を通るコースは無くなった」
との情報も耳にしました。

これまでの試験コースでは、
第一京浜を南下したら、
青物横丁で左折するコースと、
鮫洲公園横へ向かって左折するコースとがありましたが、
前者が、駅前の雑踏や路駐車両の対処が難しく、
受験者泣かせでした。
それが今回のコース変更で無くなったのなら(この情報が正しいなら)、
ずいぶん助かります。


なお、冒頭に断りましたように、この情報は“速報”であって、
正しいかどうか、現時点では確認が取れていないので、悪しからず。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/





平成22年12月から長らく閉鎖されていた東京の鮫洲運転免許試験場が、
コースの改修工事を終え、4月3日(月)から使えるようになりました。
中型二種を除くすべての免種の試験が受けられるそうです。
 ↓
警視庁ホームページ > 鮫洲運転免許試験場
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/menkyo/shikenjo/shikenjo/samezu.html


これを受けて、パイロットアカデミーでも、
鮫洲での受験に対応したカリキュラムを再開いたしました。
(コース閉鎖中、鮫洲では、路上教習のみ行っておりました)


ただ、鮫洲試験場は、府中試験場に比べて
交通の利便性が良いため(それは良いことですけど)、
受験者が殺到する可能性が高いことは承知しておくべきでしょう。
言い換えれば、
「技能試験の予約が取りにくい」ということが想定されます。

ですから、免許の取得(または再取得)をお急ぎの方は、
府中での受験も、選択肢に入れておかれることをお勧めします。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/




路上に特有のケースですが、
右折レーンが2車線ある交差点がありますね。
こういった所では、右折車は2列のまま進みますので、
右側(センターライン寄り)に並んだ右折車は
曲がった後、第2車線へ向かっていくことになります。

本来なら、右折であれ(左折の場合は言うまでもなく)、
第1車線に向かって曲がるのが原則ですから、
それの例外として理解しておいてください。


ただ、これが認識できずに、
右側の列に並んだのに第1車線に向かおうとしたり、
逆に、左側の列に並んだのに第2車線に向かおうとしたり、
そういう車(ドライバー)もいますので、
注意しながら曲がりましょう。


ごくまれに、左折レーンが2車線ある交差点もありますね。
これも、右側の左折レーン(左から2番め)に並んだ左折車は
曲がった後も第2車線に向かって行くことになります。


ちなみに、東京の府中・鮫洲の路上試験コースには、
2列での右左折はありません。
他府県にも多分無いと思いますが、
調べきれていないので、ここでの断言は避けておきます。


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※この記事は古いので、最新情報を警視庁サイトでご確認のうえ、参考程度にお読みください。


東京の府中・鮫洲での運転免許試験(鮫洲は一種免許の本免試験のみ)は、
事前に予約するシステムになっています。

予約した日は、電話で変更することができますので、
仕事や学校の都合で受験できなくても、
取り敢えず、どこかの日程で予約を入れておくのが良いですよ。


この「受験日変更」は、
予約した日の都合が悪くなったために受験を延期するケースが多いですが、
逆に、他の受験生がキャンセルした枠に入れてもらえることもあります。
これを狙って、
「受験日の前倒し」を探る電話を入れてみるのもアリですよ。

まれに、試験場に問い合わせるのをためらう人もいますが、
そういう制度になっているのですから、遠慮は無用です。
まあ、あまり頻繁に(1日に複数回とか)電話するのもどうかとは思いますが。


なお、受験を延期する場合(前倒しには関係ありませんが)、
仮免許の有効期限や、路上練習の期限が切れないか、
その点には注意してください。


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複数の通行帯のある道では、一番左の車線を走るのが原則です。
これは、直進中はもとより、
右折した後、左折した後でも同じです。

ところが、
左折して走り出した途端に
一番左の車線が無くなる場所があります。

東京・鮫洲の路上試験コースで言えば、
山手通り(環状六号線)から第一京浜(国道15号線)へ
左折する交差点がそれです。
第1車線が、すぐに第2車線に合流させられてしまいます。


こういった場所では、
つい、初めから第2車線に入りたくもなりますが、
わずかな距離であっても走れるなら、一番左を走るのが基本です。
一旦は第1車線を走って、
しかる後、おもむろに車線を移ってください。
必要に応じてブレーキで減速しても構いません。


ただ、このような場所には
得てして路上駐車車両があったりします。
そんな場面では、初めから第2車線へ向かって良いのですよ。
臨機応変に、ケースバイケースで判断してください。


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品川消防署東品川出張所が鮫洲の路上試験コース上に移転してきました。
場所は「東品川3-25-11」、
海岸通りを北上し、北ふ頭橋(イオンのある所)の交差点より200mほど先の左側です。
9月2日(金)から業務開始だそうです。

で、それが運転免許の試験に関係あるかと言うと、
実は大ありなのです。


まず、消防署の前では、停車してはいけません。
正しく言うと、
ゼブラ(「半ゼブラ」と言うべきか)で囲われた部分は停車禁止であって、
消防署の前は、路面にゼブラが描かれていることが多い、ということです。
しかも、今般消防署が移転してくるのは小さな信号の手前なので、
信号待ちで並ぶと、
そのゼブラゾーン内に停車することになってしまいます。
考えなしに前の車に追随していくと危険ですよ。


それから、消防署の近隣は、
必然的に緊急車の走行が多くなります。
緊急車への対処は、避譲するのが基本ですが、
必ずしも直ちに停車しなければならないわけではありません。
交差点等は避けることが求められますし、
左端ではなく、中央に寄って避譲する場面もあるかも知れません。
余計な採点材料(減点材料?)が増えてしまうのが
厄介と言えば厄介ですね。


これまで鮫洲の路上試験コースを走ったことのある人は特に、
油断の無いよう、気を付けてください。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/


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