Pilot-Kの「前見て加速!」 Livedoor版

自動車運転指導「パイロットアカデミー」の代表が運転技能や免許取得に関するアドバイス・感想等を綴っていきます。 教習生も一般ドライバーも必見!

タグ:黄色


信号の色について、
一般には「青=進め、黄=注意、赤=止まれ」と言われます。

しかし、このうち正しいのは
「赤=止まれ」だけです。

青色の灯火は、
「進め」ではなく「進むことができる」です。
進んではいけない場面というのもあるからです。

黄色の灯火は、
「止まれ。ただし、安全に止まれない場合は、そのまま進むことができる」でした。
「注意して進め」ではなく、
ましてや「加速して進め」でもありません。
初めて運転免許を取る人よりも、
免許を失効して取り直そうとしている人(つまり運転経験のある人)に
こういう誤解が目立ちます。
それこそ“注意”してください。

「他の交通に注意して進むことができる」のは、
黄色は黄色でも、点滅している時でしたね。
もしかしたら、これと混同しているのでしょうか?

場内試験に限っては、
黄色の信号は「止まれ」で覚えておいてください。
路上では、例外も多くなりますが、
でも原則は「止まれ」ですよ。

文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/


信号が青から黄色に変わるのを見たら、
原則として、停まります。
ただし、安全に停止できない場合は、通過して構いません。
特に路上走行中は、停まらずに通過するケースも結構多くなります。

さて、では、
黄信号で停まらずに通過する場合の速度は?

そんな場面で徐行する教習生もいますが、
徐行ではないですよ。
加速も減速もしない「そのままの速度で」というのが基本です。

もっとも、これは直進で通過する場合の話でして、
右左折する場合は(信号が何色であっても)徐行で曲がります。

そう考えてみると、
左折する際には、交差点よりかなり手前で減速しているため、
黄色に変わった時に、安全に停止できることも多いんじゃないでしょうか。

では、右折だったら?

右折の場合は交差点に近づいても減速しきれていないこともありますが、
でも、交差点の中央付近でハンドルを回し始めるわけで、
その地点までの数メートルで、ブレーキが掛けられるはずです。
心配しなくても、そんな急ブレーキでなくても間に合いますよ。

もしかしたら、特に右折の場合は、
「速やかに交差点を出なければならない」と思って
減速しきれなかったのかも知れません。
速やかに交差点を出る必要はあるのですが、
減速せずに右折すると、車が不安定になるのに加え、
これから曲がる方の状況(横断者や路面状況など)に対処しにくくなります。
そんなリスクを冒すことまで求められるものではありません。

どうであれ、右左折は徐行で曲がる、
そして、直進で通過する際は徐行しない、
と覚えておきましょう。

文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/


黒っぽい服は暖かそうに見えるためか、
冬は、暗い色の服を着る人が多くなりますね。
でも、車を運転する立場からは、
暗い色は視認性が低く、実は危ないのですよ。

歩行者側からは車はよく見えても、
車から歩行者は、歩行者が想像する以上に見にくいものです。
しかも、歩行者が対向車のヘッドライトに照らされて逆光になると、
本当に見えなくなってしまいます。
(“蒸発現象”と言いますね)

なので、夜道を歩く際には、
できるだけ明るい色の服を着てください。

本当は「黄色」が昼でも夜でも目立つ色なのでベストなのですが、
黄色にこだわると服装のコーディネートが限定されてしまいますので、
「同系色の明るめの色」を用いるぐらいで、随分違うはずです。
例えば、
「紺色より『水色』を、えんじ色より『桃色』を。」
といった具合です。

特に年輩者は“地味”なものを好む傾向がありますが、
少しでいいですから敢えて意識して、
派手めのものを選んでみてはいかがでしょうか。
お互いの安全のために。

文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/


信号機で黄色の灯火を見たら、
基本は停まりますが、状況によっては停まらずに通過する場面も、
特に路上では生じえます。

さて、これが直進ではなく黄信号で右左折する場面では、
止まらないこと自体は問題ないとしても、
減速しきれずに曲がってしまう人がいますね。
「早く交差点を通過しなきゃ」という心理も働くのだと思いますが、
スピードが出た状態で曲がると、
曲がった先の状況(横断者や路面状況等)に対処しにくくなりますし、
車も不安定になります。

また、直近マークから離れて曲がったり(右折)、
内輪差で縁石に載ったり(左折)するのもよく見掛けます。
「ハンドルが遅れる」のでなく「ハンドルを切るタイミングが早すぎる」のです。
おそらく、これも「早く曲がらなきゃ」と思ってしまって、
慌ててハンドルを回してしまうのでしょうね。
でも、それって、
ドライバーが車に操縦されてしまっている状態ですよ。

ドライバーが「黄信号だけれども通過する」と判断した以上、
青信号の場合と同じように、基本通りに右左折すれば良いのです。

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信号が黄色の時は通過するケースもありますが、
赤信号では、絶対に、交差点に進入してはいけません。
たとえ停止線をオーバーしてしまうとしても、
交差点に入らずに停まってください。

誤解している人も多いようですが、
「交差点に入る」と「停止線を越える」とは異なりますよ。
「交差点」とは「“車道”と“車道”の交わる部分」と定義されています。
ですから、
停止線を越えても、交差点より手前で停まることは可能です。

そして、
もし停まった所が停止線を過ぎてしまっていたら、
正しい停止位置までバックするのが基本です。
もちろん、バックする前に後方の安全を確認するのもお忘れなく。

また、後ろを見たら後続車がいた、ということもあるでしょう。
そういう場合は、
無理してバックせずに、そのまま停まっていてOKです。
試験でも、それで減点されません。

ただし、後ろを見もしないのはダメです。
必ず振り返って後ろを見てください。

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信号が黄色になったら、停止してください。

道路交通法施行令には
「安全に停止することができない場合を除く」と書いてはあります。
しかし、それに該当するのは「ごく稀」と言い切れます。

多くの交差点では、
その手前30mから、ラインの色が変わっています。
白いラインがオレンジ色に変わったり、
破線だったのが実線になったり。
そのゾーンに入ってから黄信号に変わるのを見たのなら、
確かに、30m以内に停止するのは難しいかも知れません。
黄信号で交差点に進入して良いのは、そんなケースだけです。

逆に言えば、
ラインの色が変わる前、すなわち交差点から30m以上離れた地点で
青信号から黄信号に変わるのを見たなら、
普通は、交差点の手前で停まれるはずです。

それだって、交差点を直進で通過しようとしている場合の話であって、
右左折のために減速していたなら、
安全に停止できるケースが圧倒的に多いはずです。

「信号が黄色のうちに通過してしまおう」とか、
「アクセルを踏み始めたから停まりたくない」とか、
そういった心理が働くのかも知れませんが、
やっぱり「黄信号 = 止まれ」が基本ですからね。

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前方の青信号がずっと長く続いていたら、
自分が近づくころには黄色に変わるかも知れません。
その心づもりをしながら、走りましょう。

黄色で通過するかどうかの判断は難しいですが、
30m手前(ラインが実線や黄色い線に変わることが多い)を
一応の目安にすると良いでしょう。

交差点の概ね30m手前まで近づいても青信号のままだったら、
多くの場合は、そのまま通過できます。
黄信号を見てから30m以内に安全に停止するのは、
(例外ケースもありますが)普通は、難しいからです。

逆に、黄色に変わった時に30m以上離れていたら、
通常は、安全に停止できるはずです。
そんなつもりで、信号を見ていると良いでしょう。

ただ、ここで初心者がやってしまいがちなのが、
青信号が続いている場合にも、速度を緩めてしまうことです。
それは、円滑な交通を妨げることに他なりません。

「今信号が変わったら行くか停まるか」を考えながら走るべきではありますが、
必要なのは、その“心づもり”だけ。
青信号がどれだけ長く続いていようと、
あるいは、同じ向きの歩行者用信号が赤に変わろうと、
自分の見るべき信号が黄色に変わるまでは、
そのままの速度で進行していてください。

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信号が黄色に変わったら、
基本的には、交差点に進入しないでください。
そして、
安全に停止しきれないときに限り通過して良い、
という例外があるのでしたね。

よく教習生から
「停止線までどのくらいの距離があったら停まるべきですか?」
などと質問されます。
これに対し、教習中(走行中)に軽く返すなら、
「信号が黄色に変わった時に停止線から30mぐらい離れていたら普通は停まれます。」
と答えています。
多くの交差点では、30m手前から、
破線だった中央線が実線に変わったり、白い線が黄色く変わったりしているので、
それを“一応の目安”としておいてもよいでしょう。

でも、黄信号で停まるか行ってしまうかは、
停止線までの距離ばかりでなく、その時の自車のスピードにもよりますし、
後続が大型や二輪だったら、対処が変わることもあります。

また、その交差点を直進しようとしているなら通過するタイミングであっても、
曲がろうとしているなら停まらなければならないことが往々にしてあります。

というのは、
右左折するする手前ではブレーキを踏んでいるのが普通だからです。
その減速の目標を停止線に置けば停まれるはずなので、
「安全に停止しきれない」とは言えないのです。
特に右折しようとしている場合は
交差点に突っ込んでしまおうという心理が働きがちですが、
やっぱり、「停まれるなら停まる」のが鉄則ですよ。

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信号が青から黄色に変わった時は、
停止するのが基本です。
が、安全に停まれない場合は通過して構いません。

こんな時、
行くべきか停まるべきかを迷ってしまう人が多いですね。

でも、迷う必要は無いですよ。

どういうことかと言うと、
「停まろうかな、どうしようかな」と迷うなら、
すなわち「迷っている時間がある」ってことですよね。
だったら、
ブレーキが間に合うはずです。
黄色の信号を見た時、
瞬間的に「こりゃ間に合わないな」と思えるくらいなら、
そういう時にだけ通過する、と理解しておくと良いでしょう。

黄信号で迷うぐらいなら(= 迷っている時間があるなら)
「停まる」の一択ですよ。

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黄色の信号灯を「注意」と呼ぶ人が多いですね。
黄色が点滅していれば「注意」ですが、
点灯しているなら、皆さんは「止まれ」で覚えてください。
ただし、安全に停止できない場合には進行して良いという、
“例外規定”が付いているだけのことです。

では、なぜ世の多くの人が「注意」と呼ぶのでしょうか。
ちょっと調べてみたところ、
どうやら、鉄道で用いられていたのを引いてきたようです。

鉄道の信号では、
「黄 = 注意信号。 45km/h以下以下で進入。」とされているそうです。
ついでに言うと、
「黄2灯 = 警戒信号。 25km/h以下で進入。」、
「黄と緑 = 減速信号。 65km/h以下で進入。」なのだとか。
(道路の交通信号機には無いものですが、せっかく調べたので…)

考えてみれば、「左側通行」も(日本では)鉄道にならったものですし、
そもそも道路に線路を敷いたのが鉄道の創始であって、
そして、自動車よりも先にルールが整備されたことを踏まえれば、
鉄道用語を(自動車の)交通用語に流用するのも自然なことでしょう。

でも、誤用の経緯はどうであれ、
道路上の信号機は、「黄 = 止まれ。ただし例外あり。」です。
「注意しながら進行」ではないですし、
まして「加速して進行」では決してありませんので、誤解の無きよう。

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黄信号の意味は、
「止まれ。 ただし、安全に止まれない場合は、そのまま進むことができる」でした。
「注意して進め」でも、ましてや「加速して進め」でも、ないのです。

黄色を見たら、やはり、止まるのを基本に考えてください。
かなりの(とドライバーが感じる)スピードを出していても、
意外に、ブレーキが間に合うものですよ。

よく「黄色で止まるか進むかを迷う」という人もいますが、
これだって、迷うくらいなら、止まるのに充分な時間が取れるはずです。

ただ、後続車の状況(大型車や二輪車でないか、加速していないか等)によっては
止まらずに通過してしまうのが正解であるケースもあります。
もっとも、後続車の状況などは、
信号を見た時に初めて気づくのではなく、
交差点に近づく前にルームミラーで把握しておくべきでしょう。


また、アクセルを踏み始めた時に信号が黄色に変わると、
ドライバーの心理的に、ブレーキに踏み替えるのをためらいがちです。
でも!
それは「安全に止まれない場合」に該当しませんから、
勇気をもって(?)ブレーキを踏んでください。


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踏切で警報機が鳴り出したら、
渡り始めないでくださいね。


まれに、
「警報機が鳴ったら信号の黄色と同じ」とうそぶく人がいます。
つまり、
「止まるのが原則だが、止まり切れない場合は通り過ぎても良い」
という意味のようです。
さらには
「遮断棒が下がったら止まらざるを得ないので、それが『赤』と同じ」
とまで宣います。


いやいや、まるで違いますよ。

交差点の信号で黄色を見た時には、
そこそこの速度で走っていると、
停止位置に近づいていて安全に止まれないこともあるでしょう。
しかし、踏切では一時停止するのですから、
「止まれない」なんてありえません。
発進しようと思っていたとしても、関係ありません。
ドライバーが「止まろう」と思い直せば、止まれるはずです。

踏切の警報機が鳴ったら、
「赤信号」だと思って、必ず止まってください。


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信号は、
交差点に入る前にしっかり確認してください。

そして、いったん交差点に入った以上、
信号が変わろうがどうしようが、
交差点から速やかに出ることを考えてください。
なので、
交差点に入ってからは信号を見る必要はありません。
もっとも、
他方向の信号がどうなっているのかは、
自分がどうするべきかの参考にはなりますから、
交差点の中で信号を見るのも悪くないでしょう。
まあ、そんな程度のニュアンスです。


これと似たような話で、
「交差点の30m手前からは信号を見ない」
と言う人もいますね。

たしかに、交差点の30m手前まで近づいていたら、
無理に停まろうとすると危険な場合もあるので、
「交差点の30m手前からは停まらないつもり」という
のは一つの目安にはなると思います。
しかし、それは、あくまで“目安”なのであって、
さすがに「信号を見ない」というのは、
ちょっと乱暴ではないでしょうか。


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青信号が「黄色」に、あるいは「赤」に変わったら、
交差点内に入っている車は、
速やかに交差点から出ることを考えてください。

しかし、特に右折時など、
停止線を越えても、交差点に入る前に停まるケースがあります。
この場合は、
信号が黄色に(あるいは赤に)変わってしまったら、
停止線を越えていたとしても、交差点に入らずに停まって、
(可能なら停止線までバックして)再び青信号になるのを待つのが正解です。


道路交通法施行令第2条は、「赤色の灯火」について、
「交差点において既に右左折している車両等は、そのまま進行することができる」
というようなことを定めています。
これは、既に交差点に入っている車はそのまま進めるが、
これから交差点に入ろうとしている車は進んではいけない、ということをも意味します。

黄信号の場合は、
同じ条文内に「黄色の灯火」に関して、
「停止位置に近接しているため安全に停止することができない場合を除く(進むことができる)」
とあります。
が、これは「安全に停止できない場合」の話ですから、
現に停止している車はこれに該当しません。


勘違いされがちですが、
「停止線を越えること」と「交差点に進入すること」とは違いますよ。
「交差点」とは、「道路(車道)が交わっている所」でしたね。
「停止線は越えていても交差点には入っていない状態」というのがあることを認識しつつ、
交差点を通過してください。


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路上運転中は、
「今、信号が黄色に変わったら、行く? 停まる?」を
常に念頭に置きつつ走りましょう。
そして、「信号が変わりそうだ」と思ったら、
停まる準備を整えておいてください。


例えば、前方の青信号がずっと続いていたら、
自分が交差点に進入する時には黄色に変わってしまうかも知れません。
まして、歩行者用の灯火が点滅を始めたなら、
まもなく車の方も黄色になることは容易に予想できるでしょう。
そういう状況では、
いつでもブレーキを踏める態勢を作っておいてください。


でも、そうは言っても、
実際に黄信号を見るまではブレーキは踏まないでくださいね。
車の信号が青なのに減速するのは、円滑な交通の妨げになりますし、
厳しい試験官だと、それだけで減点されてしまいます。

なので、
「信号が黄色に変わったら?」は、
心の準備だけにしておきましょう。


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信号が黄色に変わった瞬間、
通過するか、停まるか、迷ってしまう人がいます。


でも、迷うほどの時間が有るのなら、
停まれるはずですよ。

黄信号は「停まる」のが原則でしたね。
なので、
黄色を見たら、まずは停まることを考えましょう。


ただし、
安全に停まりきれない場合は通過して良いのでした。
それは、自車の速度や停止位置までの距離にもよりますが、
後続車の状況(大型車や二輪車でないか、加速していないか等)によっても
判断が変わります。

と言っても、
後続車の状況などは、
信号が黄色に変わってから慌てて見るようではダメです。
普通に走りながらミラーで見ておいてください。

そして、信号に近づくたびに、
「今、信号が変わったら、行くか停まるか」を考えながら走っていれば、
そもそも黄信号で迷うこと自体、少なくなると思いますよ。


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黄色の点滅信号を見たときに、徐行する教習生がいます。
が、黄色の点滅信号の意味は「注意して進め」でしたよね。
文字通り、
他の交通(交差道路を直進する車や横断する歩行者・自転車など)に
注意しながら進めば良いのですよ。

もちろん、“注意”するためには
アクセルを緩めて多少の減速はすることになるでしょうが、
徐行(=概ね時速10km程度)までは求められていません。
否、「求められていない」どころでなく、
そんなに速度を落としたら、円滑な交通を妨げることになるので、
「徐行してはいけない」のです。


ですから、見通しの良い交差点で、
他の車も歩行者も自転車もいないのが明らかであれば、
そのまま通過したって構いませんよ。
逆に、見通しが悪かったり、現に歩行者や自転車が見えていたりしたら、
徐行して、もしかしたら停止しなければならない場合もあるわけで、
そういう状況判断も必要になります。


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黄信号の意味は、
「注意」ではないですよね。
黄色の灯火は、
「(原則として)停まれ」(例外はここでは言及しません)でした。


ところで、
その黄色の信号灯が点滅していたら?


そう、これこそ「注意」です。


一般ドライバーの多くは、
黄色の点滅を見ても、あたかも青であるかのように
何の注意も払わずに通過してしまっていますが、
それって、非常に危険ですよ。

こちらが黄色の点滅の時は、
交差する側は赤で点滅しているのが一般的ですが、
両方とも黄色で点滅させる所もあるからです。
そういう交差点で、お互いが
「相手が止まるはず」と思って減速せずに交差点に進入したら、
当然、ぶつかります。
車同士の話ばかりでなく、
横断歩行者が多いという理由で
どちらも黄色の点滅を出している交差点もあるでしょう。


ですから、
黄色の点滅信号を見たら、
必ず速度を落して(“徐行”でなくても良い)
安全を確認してから交差点を通過してください。

もちろん試験の時も、
必ず「注意」してください。


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青信号であっても、交差点内で停止しそうな場合は、
交差点に進入してはいけません。
でも、“見込み違い”と言うのか、
進めるつもりだったのが進めなくなってしまう場合もあるかと思います。


そんな時に信号が黄色や赤に変わってしまったら、
速やかに交差点から出ることを考えてください。
普通に直進中でしたら、
そのまま交差点を通過すれば良いでしょう。
右折や左折の途中でしたら、
他の車や歩行者の安全を確認したうえで右左折を完了させてください。

でなければ、
バックで(後退して)交差点から出るのだって良いのですよ。


バックで出るって、
言われてみれば当然のことなのですが、
ハンドルを握っていると、
こんな簡単なことに頭が回らない時もありますね。

車の運転では、
場面に応じた冷静な判断が求められます。
そのためには、やはり場数を踏むことが重要なのでしょう。


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交差点に入ったら、
とにかく速やかに出てください。
信号が変わろうが、関係ありません。
いったん交差点に入った以上は、
もう信号は見なくてよいです。

そのような意識をもって、
信号は、
交差点に入る前にしっかり確認しておきましょう。


似たような話で、
「交差点の30m手前からは信号を見ない」
なんてことを言う人もいます。
たしかに、青信号が黄色に変わった時に、
交差点の30m以内まで近づいていたら、
無理に停まろうとすると却って危険な場合すらあるので、
それを踏まえての発言なのだと思います。

なるほど、
「交差点の30m手前まで近づいたら、信号が変わってもそのまま通過する」
というのは、一応の目安には出来そうですが、
でも、「信号を見ない」というのは、ちょっと乱暴すぎかも知れませんね。
「信号を気にしなくても良い」ぐらいにしておきましょうか。


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オレンジライン(黄色の中央線)がペイントされている道路は、
「追越しのための右側部分はみ出し通行禁止」です。
俗に「追い越し禁止」と呼ばれていますが、
それは正確な言い方ではありません。

ただ、路上走行中に、
「ここは『追越しのための右側部分はみ出し通行禁止』なので、
『追越しのための右側部分はみ出し通行』をしてはいけません。」
なんて説明していたら、まるで落語の「寿限無」ですので、
教習指導員が「はみ出し禁止」と呼ぶことはあります。
が、教習生の皆さんは
「追越しのための右側部分はみ出し通行禁止」のことだと理解してください。


さて、こんなにしつこく定義の確認をしているのは、
オレンジラインが引かれていても、
「ラインをはみ出さずに追い越すのはOK」であり、
「追い越しでなければ、はみ出してもOK」であることを
皆さんに覚えておいてほしいからです。


例えば、
道路の左端を自転車がゆっくり走っている時、
それを、オレンジラインをはみ出さずに追い越すのなら、
問題ないのです。

また、歩行者がゆっくり歩いている時、
歩行者が相手なら「追い越し」になりませんから、
オレンジラインをはみ出しても構わないのです。
むしろ、こういった場面では
歩行者との安全な間隔を空けて通過するのが
望ましいくらいです。

同様に、障害物を回避するのも「追い越し」ではありませんから、
オレンジラインを気にせずに、
いつもの「障害物回避」をやってください。


ただ、いずれのケースでも、
対向車や隣の車を妨害してはならないのは当然のことで、
これは中央線が何色であろうと同じです。


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信号の色について、
「青=進め、黄=注意、赤=止まれ」と
覚えている人が多いですね。

しかし、このうち正しいのは
「赤=止まれ」だけです。


青色の灯火は、
「進め」ではなく「進むことができる」です。
進んではいけない場面というのもあるからです。

黄色の灯火は、
「止まれ。ただし、安全に止まれない場合は、そのまま進むことができる」でした。
「注意して進め」ではなく、
ましてや「加速して進め」でもありません。
初めて運転免許を取る人よりも、
免許を失効して取り直そうとしている人や、
二種免許取得を希望している人(つまり運転経験のある人)に
こういう誤解が目立ちます。
それこそ“注意”してください。

「他の交通に注意して進むことができる」のは、
黄色は黄色でも、点滅している時でしたね。
これと混同しないように気を付けましょう。


場内試験に限っては(路上では例外も多くなりますが)、
黄色の信号は「止まれ」で覚えておいてください。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/




前方の信号が青から黄色に変わるのが見えたら、
原則として、停まってください。
ただし、安全に停止できない場合は、通過して構いません。
特に路上走行中は、停まらずに通過するケースも結構多くなります。


さて、では、
黄信号で停まらずに通過する場合の速度は?

徐行でしたっけ?

いいえ。
加速も減速もしない「そのままの速度で」というのが基本です。

ただ、これは直進で通過する場合の話。
右左折する場合は、
信号が何色であっても、徐行で曲がります。

そう考えると、
左折では、交差点よりかなり手前で減速しているため、
黄色に変わった時に、安全に停止できることも多いんじゃないでしょうか。

では、右折だったら?

右折でも、徐行で曲がります。
交差点に進入する時点では、
ある程度の速度が有るのも仕方がありません。
でも、右折の場合は交差点の中央付近でハンドルを回し始めるわけで、
その地点までの数メートルで、ブレーキが掛けられるはずです。

心配しなくても、そんな急ブレーキでなくても間に合うはずですよ。
と言うより、
右折するべき交差点の直前で、
急ブレーキでないと間に合わないほどの速度を出していたことのほうが問題です。
交差点進入時に加速していたことすら疑われます。

それと、もしかしたら、
信号が変わったので「交差点から速やかに出なくちゃ」と思ったのかも知れません。

そのこと自体は正しいのですが、
減速せずに右折すると車が不安定になるのに加え、
これから曲がる方の状況(横断者や路面状況など)に対処しにくくなります。
そんなリスクを冒すことまで求められるものではありません。
そもそも、減速したことによって交差点を出るのに何秒遅くなるというのでしょう。

減速しない言い訳を考えるよりも、
基本通りの運転ができるように心掛けましょう。


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道路の一番左側の通行帯が
二輪車用(または自転車用)となっている道路があります。

そんな道で左折しようとするとき、
30m手前で左に寄せるには、
二輪レーンに踏み込むことになりますが、
そうして良いのでしょうか。


これについては、
基本は(例外もあるものの)、
二輪レーンに踏み込んで左側に寄せるのが正解です。


と言うのも、
そもそも左折前に左に寄せる最大の目的は、
自車の左側に二輪車が入って来ないようにすることでした。
ですから、
二輪車が走行できるスペースを空けてしまっては意味が無いのです。
基本に立ち戻って、“左寄せ”の意味について
知識を整理し直しておくと納得しやすいと思います。


もちろん、これは車線変更を禁じられていない所での話です。
黄色のラインで通行帯が区分されている場合や、
「二輪車用通行帯」ではなくて「歩行者専用路側帯」であった場合などは、
そのラインを越えずに、
普通車が走れる通行帯の中で最も左に寄せるしかありません。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/




冬は、暗い色の服を着る人が多くなりますね。
明るい色の服よりも暖かく感じるのだと思いますが、
車を運転する立場からは、
暗い色は視認性が低く、実は危ないのですよ。

歩行者側からは車はよく見えても、
車から歩行者は、歩行者が想像する以上に見にくいものです。
しかも、歩行者が対向車のヘッドライトに照らされて“逆光”になると、
本当に見えなくなってしまいます。
(“蒸発”と言いますね)


なので、夜道を歩く際には、
できるだけ明るい色の服を着てください。

本当は「黄色」が昼でも夜でも目立つ色なのでベストなのですが、
黄色にこだわると服装のコーディネートが限定されてしまいますので、
「同系色の明るめの色」を用いるぐらいで、随分違うはずです。
例えば、
「紺色より水色を、えんじ色より桃色を。」
という具合です。

特に年輩者は“地味”なものを好む傾向がありますが、
少しだけ(ホンの少しだけで良いです)
意識して、派手めのものを選んでみてはいかがでしょうか。
お互いの安全のために。


文責: パイロットアカデミー株式会社 http://www.pilotacademy.co.jp/





黄色の灯火は、
「止まれ。ただし安全に止まれない場合は進んでよい。」
でしたよね。
「黄信号を見たけれども停まりきれないので通過する」という場面も、
特に路上では生じえます。


さて、これが直進であればあまり問題にならないのですが、
右左折の場合、
減速しきれずに曲がってしまったり、
ハンドルを回し始めるタイミングを間違えたり、
という人が割と多くいます。


減速しきれないのは、
きっと「交差点を早く出なきゃ」という心理が働くのでしょうが、
スピードが出た状態で曲がると、
曲がった先の状況(横断者や路面状況等)に対処しにくくなりますし、
車も不安定になります。
つまり、危険ですから、
信号が黄色だったとしても、右左折は徐行で曲がってください。


また、ハンドルを回し始めるタイミングが早すぎて、
直近マークから離れて曲がったり(右折)、
内輪差で縁石に載ったり(左折)するのもよく見掛けます。
「ハンドルが遅れる」のでなく「早すぎる」のです。

おそらく、これも「早く曲がらなきゃ」と思ってしまって、
慌ててハンドルを回してしまうのでしょうね。
でも、それって、
ドライバーが車に操縦されてしまっている状態ですよ。
心を落ち着かせて、基本通りの右左折をしてください。


ドライバーが「黄信号だけれども通過する」と判断した以上、
青信号の場合と同じように、“普通”に右左折すれば良いのです。


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信号が黄色だったら、
安全に停まりきれないときは通過して構いませんが、
信号が赤になってしまったら、交差点に入ってはいけません。
たとえ停止線をオーバーしてしまうとしても、
交差点に入らずに停まってください。


たまに誤解している人がいますが、
「停止線を越える」と「交差点に入る」とは違いますよ。
「交差点」とは「“車道”と“車道”の交わる部分」と定義されています。
ですから、停止線を越えても、交差点より手前で停まることは可能です。

「まあいいや。行っちゃえ。」は、
特に赤信号では、絶対に許されません。
とにかく、停まってください。


そして、停まった所が停止線を過ぎてしまっていたら、
正しい停止位置までバックするのが原則です。
もちろん、バックする前に後方の安全を確認するのをお忘れなく。


また、後ろを見たら後続車がいた、という時もあります。
そんな時は、無理してバックせずに、そのまま停まっていてOKです。
試験でも、それで減点されません。

ただし、後ろを見もしないのはダメです。
必ず振り返って後ろを見てください。


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信号が黄色になったら、停止してください。

道路交通法施行令には
「安全に停止することができない場合を除く」と書いてはあります。
しかし、それに該当するのは、本当に稀ですよ。


多くの交差点では、
その手前30mから、ラインの色が変わっています。
白いラインがオレンジ色に変わったり、
破線だったのが実線になったり。
そのゾーンに入ってから黄信号に変わるのを見たのなら、
確かに、30m以内に停止するのは難しいかも知れません。

黄信号で交差点に進入して良いのは、そんなケースだけです。

逆に言えば、
ラインの色が変わる前、すなわち交差点から30m以上離れた地点で
青信号から黄信号に変わるのを見たなら、
普通は、交差点の手前で停まれるはずです。


「信号が黄色のうちに通過してしまおう」とか、
「アクセルを踏み始めたから停まりたくない」とか、
そういった心理が働くのかも知れませんが、
「黄信号 = 止まれ」が基本ですからね。


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前方の青信号がずっと長く続いていたら、
自分が近づくころには黄色に変わるかも知れません。
その心づもりをしながら、走りましょう。


そして、
交差点の概ね30m手前まで近づいても青信号のままだったら、
多くの場合は、そのまま通過できます。
黄信号を見てから30m以内に安全に停止するのは、
(例外ケースもありますが)普通は、難しいからです。

逆に、黄色に変わった時に30m以上離れていたら、
通常は、安全に停止できるはずです。
そんなつもりで、信号を見ていると良いでしょう。


ただ、ここで初心者がやってしまいがちなのが、
青信号が続いている場合にも、速度を緩めてしまうことです。
それは、円滑な交通を妨げることに他なりません。


「今信号が変わったら行くか停まるか」を考えながら走るべきではありますが、
必要なのは、その“心づもり”だけ。
青信号がどれだけ長く続いていようと、
あるいは、同じ向きの歩行者用信号が赤に変わろうと、
自分の見るべき信号が黄色に変わるまでは、
そのままの速度で進行するのが正解です。


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右左折は徐行で行ってください。
スピードを落とし終えるのは、
「ハンドルを切り始める所の5m手前」でしたね。
そのため、
普通は、その「5m手前」を目標に、
ブレーキを踏んでいくことになります。

と言っても、これは、
青信号で、停まらずに曲がるときの話です。

前方の信号が赤だったら(あるいは黄色に変わって停まれるのなら)
停止線の直前で停止することになりますから、
ブレーキは、青信号のときよりも強めに踏んでいってください。


このことは逆も言えるわけで、
停まらずに曲がりたいのに、停止線を目標にブレーキを踏んでいってはダメなのです。
たまたま「ハンドル切り始めの5m手前が停止線でした」というのなら、
結果的にはOKなんですが、その場合でも、ドライバーは、
「停止線で減速完了」ではなくて、
「5m手前で減速完了」と意識しておく必要があります。

まれに「停止線で減速完了する分には安全なのだから良いのでは?」と
疑問を持たれる人もいますが、
減速完了が手前すぎると、その間、ノロノロ運転することになり、
それもやっぱりダメなのですよ。


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信号が黄色に変わったら、
基本的には、交差点に進入しないでください。
そして、
安全に停止しきれないときに限り通過して良い、
という例外があるのでしたね。


教習生から
「停止線までどのくらいの距離があったら停まるべきですか?」
などと質問されることもありますが、距離の問題ではないのです。

でも、素っ気ない対応をするのも何ですから、
「一応、30mぐらい離れていたら普通は停まれますよ」と答えています。
ただ、これはあくまで“一応の目安”であって、
「30m以上なら停まる。30m未満なら停まらない。」
という意味ではないことは、くれぐれもご注意ください。


黄信号で停まるか行ってしまうかは、
停止線までの距離ばかりでなく、その時の自車のスピードにもよりますし、
また、その交差点を直進しようとしているか曲がろうとしているかでも異なります。
直進しようとしているなら、
黄信号を見ても、通過してしまうケースであっても、
曲がろうとしているなら停まらなければならないことが往々にしてあります。

というのは、
右左折する手前では減速しているからです。
その減速の目標を停止線に置けば停まれるはずですから、
「安全に停止しきれない」とは言えないのです。

特に右折しようとしている場合は、
交差点に突っ込んでしまおうという心理が働きがちですが、
やっぱり、「停まれるなら停まる」のが鉄則ですよ。


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信号が青から黄色に変わった時は、
停止するのが基本ですが、
安全に停まれない場合は通過して良いことになっています。

この時に、
行くべきか停まるべきかを迷ってしまう人が多いですね。


でも、迷う必要は無いんじゃないでしょうか。


どういうことかと言うと、
「停まろうかな、どうしようかな」と迷うなら、
すなわち、「迷っている時間がある」ってことですから、
ブレーキが間に合うはずです。
黄色の信号を見た時、
瞬間的に「こりゃ間に合わないな」と思えるくらいなら、
そういう時にだけ通過する、と理解しておくと良いでしょう。


「迷ったら(= 迷っている時間があるなら)停まる」です。


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パイロットアカデミーの教習生はもちろん、
これから免許を取ろうとしている人は、
黄色の信号灯は「止まれ」と認識してくださいね。
ただし、安全に停止できない場合には進行して良いという、
“例外規定”が付いているだけのことです。


それにしても、黄色の灯火を「注意」と呼ぶ人が多いですね。
なるほど、黄色の点滅は「注意」ですけど、
信号機としてはそちらを見掛ける方が珍しいくらいです。

なぜ皆さん「注意」と呼ぶのかに興味を持って調べてみたら、
鉄道の信号では、
「黄=注意信号。45km/h以下で進入。」なのだそうで、
どうやら、それを引いてきたようです。
ついでに知ったことですが、
「黄2灯=警戒信号。25km/h以下で進入。」、
「黄と緑=減速信号。65km/h以下で進入。」なのだとか。


どうであれ、道路上の信号機は、
「黄=止まれ。ただし例外あり。」と覚えましょう。
「注意しながら進行」ではないですし、
まして「加速して進行」では決してありませんから。


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警報機が鳴り出したら、
その踏切を渡り始めないでください。


まれに、
「警報機が鳴ったら信号の黄色と同じ」とうそぶく人がいます。
その心を問うと、
「止まるのが原則だが止まりきれない場合は通り過ぎても良い」
さらには
「遮断棒が下がった止まらざるを得ないので、それが『赤』と同じ」
と言うのです。


いやいや違いますよ。

信号の場合、
「停止位置に近づいていて安全に止まれない」ということがありますが、
踏切では、
一時停止するのですから、「止まれない」なんてありえません。
それって、「止まろう」としないだけなんじゃないですか?


警報機が鳴ったら、もう「赤」。
必ず止まってください。


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オレンジライン(黄色くペイントされた中央線;だから「総武線直通緩行電車」じゃないってば笑)は、
「追越しのためのはみ出し禁止」の意味でした。

なのに、
自転車を追い越そうとしてオレンジラインをはみ出す車が多いこと。

この行為は、スピードオーバーと同様、
皆さん違法であることは承知していながらやっているのかと思いきや、
それで正しいと思っているドライバーも(一部の教習生も)少なくないようです。


もしかしたら、道路交通法(第30条・第38条など)で
「追越禁止箇所でも軽車両なら追い越して良い」
とされていることを根拠にそう考えているのかも知れませんが、
ここでそれを持ち出すのは間違いですよ。
オレンジラインが規制しているのは
「追越し」ではなく、
「追越しのためのはみ出し」だからです。

つまり、オレンジラインの道路では「追越禁止の例外」は適用されず、
表示通り、はみ出して追い越すのは、
自転車(軽車両)であっても許されません。


ですので、そういう道で遅い自転車に追いついてしまったら、
車線が広ければラインをはみ出さずに追い越すか、
でなければ、追い越せる場所まで自転車の後を追従するしかありません。


なお、自転車が止まってくれれば、
その横を通過するのは「追越し」ではありませんから、
オレンジラインをはみ出しても構わないのですよ。


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道路を横断しそうな歩行者を見かけた時は、
その歩行者が渡らないかどうか注意しながら通過してください。

しかし、こういう場面で“徐行”してしまう人もいますね。
実際の路上走行では徐行しなくても、
学科試験で、
「横断しそうな歩行者を見かけたら徐行しなければならない」
という問題に「○」を付けてしまう人は、珍しくありません。

これが、歩行者のすぐ近くを通る時であれば“徐行”が求められますし、
実際、歩行者が渡り始めたなら、こちら(車)は停まって譲ることになりますが、
渡らないようでしたら、そのまま通過して良いのですよ。

同じように「注意」と「徐行」とを誤解しやすいのに、
「黄点滅信号」がありますね。

これも、「注意しながら進む」のです。
黄色の点滅を見るたびに“徐行”していたのでは、
円滑な交通の妨げになってしまいます。

「注意すべき場面」と「徐行すべき場面」とを
しっかり区別して対処するようにしましょう。

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特に右折時など、停止線を越えてから停まってしまうことがあります。
この時に、信号が「黄色」に(あるいは「赤」に)変わったら、どうしますか。

この場合、交差点内に入っている車は、
信号が変わろうとも、速やかに交差点から出ることを考えてください。


問題は、交差点にまだ入っていない車です。
よく勘違いされていますが、
「停止線を越えること」と「交差点に進入すること」とは違いますよ。
「交差点」とは、「道路(車道)が交わっている所」でした。
すなわち、「停止線は越えていても交差点には入っていない状態」というのがあるのです。


道路交通法施行令第2条は、「赤色の灯火」について、
「交差点において既に右左折している車両等は、そのまま進行することができる」
というようなことを定めています。
これは、既に交差点に入っている車はそのまま進めるが、
これから交差点に入ろうとしている車は進んではいけない、ということをも意味します。

同じ条文内に「黄色の灯火」に関して、
「停止位置に近接しているため安全に停止することができない場合を除く(進むことができる)」
とありますが、これは「安全に停止できない場合」の話ですから、
現に停止している車はこれに該当しません。


結論として、信号が黄色に(あるいは赤に)変わってしまったら、
停止線を越えていたとしても、交差点に入らずに停まって、
再び青信号になるのを待つのが正解です。


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先日このブログに書いたとおり、
路上運転中は、常に、
「今、信号が変わったら、行く? 停まる?」を念頭に置きつつ走りましょう。
そして、「信号が変わりそうだ」と思ったら、
停まる準備を整えておいてください。

例えば、前方の青信号がずっと続いていたら、
自分が近づく前に黄色に変わってしまう可能性があります。
まして歩行者用の灯火が点滅を始めたなら、
まもなく車の方も黄色になることが容易に予想されます。
そういう状況を見たら、
いつでもブレーキを踏める態勢を作っておくのです。


でも、そうは言っても、
実際に黄信号を見るまではブレーキは踏まないでくださいね。
車の信号が青なのに減速するのは、円滑な交通の妨げになりますし、
厳しく見れば、それだって「信号無視」であるわけです。

なので、「心の準備」は大いに結構ですが、
「心の準備だけ」にしておくべきでしょう。


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信号が黄色に変わった瞬間、
通過するか、停まるか、迷うことがあります。
でも、迷うなら、迷っている時間が有るなら、
停まれるはずですよ。


まず覚えておかなければならないのは、
黄信号は「停まる」のが原則だということ。
なので、黄色を見たら、まずは停まることを考えましょう。

ただし、安全に停まりきれない場合は通過して良いのでしたよね。
それは、信号を見た地点から停止位置までの距離だけでなく、
後続車の状況(大型車や二輪車でないか、加速していないか等)によっても
判断が変わります。


でも、後続車の状況は、
信号が黄色に変わってから慌てて見るのでなく、
普通に走りながらミラーで見ておくべきです。
そして、信号に近づく都度、
「今、信号が変わったら行くか停まるか」を考えながら走っていれば、
そもそも、黄信号で迷うことが少なくなると思います。


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黄色の点滅信号の意味は、
「注意して進め」です。
文字通り、
他の交通(交差道路を直進する車や横断する歩行者・自転車など)に
注意しながら進んでください。


ここで求められているのは、
“注意”であって、“徐行”ではありません。

ですから、見通しの良い交差点で、
他の車も歩行者も自転車もいないのが明らかであれば、
そのまま通過して構わないのですよ。


もっとも、そうは言っても、
アクセルを緩めて多少の減速はすることになるでしょうが、
徐行(=概ね時速10km程度)の必要はありません。
否、「必要は無い」ではなくて、
そんなに速度を落としたら、円滑な交通を妨げることになるので、
「徐行してはいけない」のです。


無論、見通しが悪かったり現に歩行者や自転車が見えていたりしたら、
徐行しなければならない場合もあるわけで、
それは状況判断によるところでしょう。


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赤の点滅信号は「一時停止」でしたね。
黄色の点滅信号は、そう、これこそ「注意」です。

しかし、一般ドライバーの多くが、
黄色の点滅を見ても、あたかも青であるかのように
何の注意も払わずに通過してしまっています。

この行為は、
試験における減点ポイントでもありますが、
実際の走行においても非常に危険ですよ。


こちらが黄色の点滅の時は、
交差する側は赤で点滅しているのが一般的ですが、
両方とも黄色で点滅させる所もあるからです。
そういう交差点で、お互いが
「相手が止まるはず」と思って減速せずに交差点に進入したら、
当然、ぶつかります。
車同士の話ばかりでなく、
横断歩行者が多いという理由で
どちらも黄色の点滅を出している交差点もあるでしょう。


黄色の点滅を見たら、
必ず速度を落して(“徐行”でなくても良い)
安全を確認してから交差点を通過してください。


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青信号が黄色に変わったら、速やかに交差点から出ましょう。

普通に直進中でしたら、
そのまま交差点を通過すれば良いでしょう。
右折や左折の途中でしたら、
他の車や歩行者の安全を確認したうえで右左折を完了させてください。


しかし、速やかに通過できない時もあります。
そもそも交差点内で停止しそうなのに進入してはいけないのですが、
でも、“見込み違い”と言うのか、
進めるつもりだったのが進めなくなってしまう場合もあるかと思います。

そんな時は、
バックで戻って交差点から出るのでも良いのですよ。

言われてみれば当然のことなのですが、
ハンドルを握っていると、
こんな簡単なことに頭が回らない時もありますね。

車の運転では、
場面に応じた冷静な判断が求められます。
そのためには、やはり場数を踏むことが必要なのでしょう。


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オレンジライン(黄色の中央線)がペイントされている道路は、
一般には「追い越し禁止」と呼ばれますが、それは誤りです。

正しくは、
「追越しのための右側部分はみ出し通行禁止」です。


ただ、路上走行中に、
「ここは『追越しのための右側部分はみ出し通行禁止』なので、
『追越しのための右側部分はみ出し通行』をしてはいけません。」
なんて説明していたら、まるで落語の「寿限無」ですので、
教習指導員が「はみ出し禁止」と呼ぶことはあります。
が、教習生の皆さんは
「追越しのための右側部分はみ出し通行禁止」のことだと理解してください。


では、なぜこんなにしつこく定義の確認をしているかというと、
オレンジラインが引かれていても、
「はみ出さずに追い越すのはOK」であり、
「追い越しでなければ、はみ出してもOK」であることを
覚えておいてほしいからです。


例えば、
道路の左端を自転車がゆっくり走っている時、
それを、オレンジラインをはみ出さずに追い越すのなら、
問題ないのです。

また、歩行者がゆっくり歩いている時、
歩行者が相手なら「追い越し」になりませんから、
オレンジラインをはみ出しても構わないのです。
むしろ、こういった場面では
歩行者との安全な間隔を空けて通過するのが
望ましいくらいです。

同様に、障害物を回避するのも「追い越し」ではありませんから、
オレンジラインを気にせずに、
いつもの「障害物回避」をやってください。


ただ、対向車を妨害してはならないのは当然のことで、
これは中央線が何色であろうと同じです。


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信号について、
「青=進め、黄=注意、赤=止まれ」
と覚えている人は多いですね。

しかし、このうち正しいのは「赤=止まれ」だけです。

青色の灯火は、
「進め」ではなく「進むことができる」ですし、
黄色の灯火は、
「止まれ。ただし、安全に止まれない場合は、そのまま進むことができる」ですよ。
「注意して進め」ではなく、
ましてや「加速して進め」でもありません。


意外にも(いや、意外じゃないかも?)、
二種免許取得希望者や、免許失効で仮免許を交付された人に、
こういう誤解が目立ちますので、注意してください。


「他の交通に注意して進むことができる」は、
「黄色の点滅信号」でしたね。
これと混同しないように気を付けましょう。


特に、場内試験(仮免だけでなく本免にも二種免にも場内課題があります)では、
そんなにスピードを出していないこともあって、
信号が黄色に変わった時に、
「安全に止まれない」というケースは滅多にありません。
黄色の信号は「止まれ」で覚えておいてください。


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右折でも左折でも、曲がる際は必ず徐行です。
たとえそれが黄信号で通過する場合であっても。


特に路上走行においては、
目の前で信号が黄色に変わったら、
停まらずに通過するケースが多くなると思います。

ところで、その時の速度は?

直進なら、そのままの速度を維持して通過してください。
加速も減速もしないのが基本です。
左折なら、自ずと、減速してからハンドルを切ることになるでしょう。
では、右折だったら?


右折の場合、
そうでなくても心理的に減速しにくいのに、
信号の変わり端で交差点に進入してしまうと
「急いで交差点から出よう」という意識も働いて、
しっかり減速できない人が多いですね。


確かに、交差点に進入する時点では、
ある程度の速度が有るのも仕方がありません。
でも、右折の場合は交差点の中央付近でハンドルを回し始めるわけで、
その地点までの数メートルで、ブレーキが掛けられるはずです。


「急ブレーキになる」?
いいえ、急ブレーキでなくても間に合いますよ。
もし急ブレーキでないと間に合わないのなら、
交差点への進入速度が速すぎたのではないでしょうか。
もしかしたら、黄信号を見て停まれたはずなのに、
加速して交差点へ進入したことすら疑われます。


「交差点から速やかに出ないといけない」?
そのこと自体は正しいのですが、
減速せずに右折すると車が不安定になるのに加え、
これから曲がる方の状況(横断者や路面状況など)に対処しにくくなります。
そんなリスクを冒してまで求められるものではありません。
そもそも、減速したことによって交差点を出るのに何秒遅くなるというのでしょう。


減速しない言い訳を考えるよりも、
基本通りの運転ができるように練習しましょう。


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一番左側に二輪車用の通行帯がある道路では、
左折の手前で左側に寄せようとした時に、
その中まで踏み込んで行って良いのか迷ってしまうかも知れません。
(東京・鮫洲での路上試験コースにもそんな道があります。)


これについては(例外もあるものの)
基本は、二輪レーンに踏み込んで左側に寄せるのが正解です。

と言うのも、
そもそも左折前に左に寄せる最大の目的は、
自車の左側に二輪車が入って来ないようにすることでした。
ですから、二輪車が走行できるスペースを空けてしまっては意味が無いのです。
基本に立ち戻って、
“左寄せ”について知識を整理し直しておきましょう。


もちろん、これは車線変更を禁じられていない所での話です。
黄色のラインで通行帯が区分されている場合は、
そのラインを超えずに、
普通車が走れる通行帯の中で最も左に寄せるしかありません。


また、気を付けないといけないのは、
「二輪レーン」だと思っていたら、実は「歩行者専用路側帯」であった
というケースもあります。
そういった場合もラインを踏み越えてはいけないので、注意しましょう。


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冬は、暗い色の服を着る人が多くなりますが、
車を運転する立場からは、
暗い色は視認性が低く、危ない思いをすることもあります。

歩行者からヘッドライトを点灯している車はよく見えるのですが、
車から歩行者は、歩行者が想像する以上に見にくいものです。
しかも、歩行者が対向車のヘッドライトに照らされて“逆光”になると、
本当に見えなくなってしまいます。


なので、夜道を歩く際には、
できるだけ明るい色の服を着てください。

本当は「黄色」が昼でも夜でも目立つ色なのでベストなのですが、
黄色にこだわると服装のコーディネートが限定されてしまいますので、
「同系色の明るめの色」を用いるぐらいで、随分違うはずです。
それが、タイトルに書いた、
「紺より水色を、えんじ色より桃色を。」
という話です。


特に年輩者は“地味”なものを好む傾向がありますが、
少しだけ(ホンの少しだけで良いです)
意識して、派手めのものを選んでみてはいかがでしょうか。
お互いの安全のために。


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青信号から黄色への変わり端など、
進むべきか停まるべきか迷うこともありますね。


これに関しては、
「交差点の30m手前からは信号を見ない」
と言う人もいます。
つまり、青信号が黄色に変わった時に、
車が30mまで近づいていたら、
無理に停まろうとすると却って危険な場合すらあるので、
そこからは、もう信号は気にしないということですね。

この「交差点の30m手前」というのは、
白いラインが黄色になったり、破線が実線になったり、
ラインの引き方が変わる所が多いので(例外も多いですが)、
一応の目安に出来ると思います。

しかし、「信号を見ない」とまで言い切ってしまうのは、
ちょっと乱暴のような気がします。


一方で、いったん交差点に入ってしまったら、
もう信号は見る必要がありません。
信号が変わろうがどうしようが、
交差点から速やかに出ることを考えるべきだからです。

なので、
「交差点に入る寸前からは信号を見なくて良い」
ぐらいにしておきましょうか。


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信号は、
交差点に入る前にしっかり確認してください。

そして、いったん交差点に入ったら、
もう信号は見る必要はありません。
信号が変わろうがどうしようが、
交差点から速やかに出ることを考えるべきだからです。


似たような話で、
「交差点の30m手前からは信号を見ない」
なんてことを言う人もいます。
青信号が黄色に変わった時に、
30mの距離があれば、普通は安全に停まれるでしょう。
しかし、30m以内まで近づいていたら、
無理に停まろうとすると却って危険な場合すらありますので、
それを踏まえての発言だと思います。


「交差点の30m手前まで近づいたら、信号が変わってもそのまま通過する」
というのを、一応の目安にしても良いのですが、
でも、「信号を見ない」というのは、ちょっと乱暴ですね。
「信号を気にしなくても良い」ぐらいにしておきましょうか。
(あんまり変わらない?)


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信号が黄色だったら、
安全に停まりきれないときは通過して構いませんが、
信号が赤になってしまったら、交差点に入ってはいけません。
たとえ停止線をオーバーしてしまうとしても、
交差点に入らずに停まってください。


たまに誤解している人がいますが、
「停止線を越える」と「交差点に入る」とは違いますよ。
「交差点」とは「“車道”と“車道”の交わる部分」と定義されています。
ですから、停止線を越えても、交差点より手前で停まることは可能です。


「まあいいや。行っちゃえ。」は、
特に赤信号では、絶対に許されません。
とにかく、停まってください。


そして、停まった所が停止線を過ぎてしまっていたら、
正しい停止位置までバックするのが原則です。
もちろん、バックする前に後方の安全を確認するのをお忘れなく。

また、後ろを見たら後続車がいた、という時もあります。
そんな時は、無理してバックせずに、そのまま停まっていてOKです。
試験でも、それで減点されません。


ただし、後ろを見もしないのはダメです。
必ず振り返って後ろを見てください。


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